仲間が起業して成功し始めたり、芸能の道で芽が出始めたりしてきていて、俺は彼らの裏方的な役割としてサポートをしていたりするのだが、嬉しい反面、正直もどかしい思いがある。 彼らは上手くいったのはオマエのおかげだ、と最初の頃はよく言ってくれたものだが、どうも上の世界に行ってしまうと、下々の者に意識を馳せる時間はないようで、サポートを頼まれる時にしか連絡が来なくなった。 いいように使われているのかも知れないが、元々使われてこそナンボなキャラなので、必要とされているだけまだマシか・・・所詮、俺のやっていることなんて、ぶっちゃけ素人に毛の生えたレベルでしかない・・・上に行けば、もっと効率的なサポートが受けられる環境というものがあるんだろう。 別に彼らに使われていること自体が嫌なワケではない。 彼らにはもっと上の世界に行って欲しいと正直願っている。 でも、彼らとの距離が離れれば離れる程、相変わらず同じ場