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ブックマーク / courrier.jp (22)

  • 「人間にしかできないことがある」─Adoが英紙に語ったこと | 自分たち「日本のZ世代」が見ている未来

    いまや日を代表する歌手となったAdo。2024年には自身初となる世界ツアーで11ヵ国をまわり、その人気ぶりはとどまるところを知らない。3月中旬におこなわれたロンドン公演を前に、英紙「ガーディアン」が彼女にインタビューした。 人が考える『うっせぇわ』大ヒットの理由 最近、台北のCDショップ内を歩いていたとき、Adoは自分の最新アルバムが大々的にディスプレイされているのを見つけた。 「このディスプレイを担当した店員は、まさか自分がいまここにいるとは思わないだろうな、と思いました。でも、そういう感じにも慣れました。嬉しくなりますね」 この日人ポップシンガーは、東アジアとインターネット上でスーパースターとなっている。多くのシングルでプラチナセールスを記録し、Spotifyでは600万人を超える月間リスナーを抱えている。 だが、Adoの素顔は厳重に隠されている。彼女は写真や動画で姿を見せること

    「人間にしかできないことがある」─Adoが英紙に語ったこと | 自分たち「日本のZ世代」が見ている未来
    isrc
    isrc 2024/05/01
    AIの進歩によって雇用の機会が減ったり、AIが人工のポップ歌手を生成し、ボーカロイドが時代遅れのように見えたりするなかでも、Adoは揺るがない。 「人間にしかできないことがあります」と彼女は言う。
  • ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ

    イスラエルは今後数日のうちに、歴史的な政策決定を下さなければならない。それは今後何世代にもわたってイスラエルの運命と地域全体の運命を左右しかねないものになるだろう。しかし、残念なことに、ベンヤミン・ネタニヤフ首相と彼の政治パートナーにそうした決断を下せる能力がないことは、すでに何度も示されてきた。 彼らが長年進めてきた政策によって、イスラエルは破滅の瀬戸際に追いやられている。しかし、彼らは過ちを悔いる様子も、方向を転換する様子も見せていない。このまま彼らが政権を握っていれば、イスラエルと中東地域全体は破綻するだろう。慌ててイランと新たな戦争を始めるのではなく、まずは過去半年の戦争における自分たちの失敗から学ぶべきだ。 戦争政治的目的を達成するための軍事的手段である。その成功を測るのは、目的が達成されたかどうかだ。10月7日の恐ろしい大虐殺の後、イスラエルは人質を取り戻し、ハマスの武装を解

    ユヴァル・ノア・ハラリ「このままではイスラエルは“中東の北朝鮮”になる」 | イスラエル国民への緊急メッセージ
    isrc
    isrc 2024/05/01
    イスラエルにはロシアのような豊富な資源はない。商業的、科学的、文化的な世界との繋がりを失い、米国の武器や資金も得られなくなったイスラエルに待ち受ける最も楽観的なシナリオは、「中東の北朝鮮」になることだ
  • トバイアス・ハリス「安倍晋三が望んだ国家像をようやく日本人が理解し始めた」 | 21世紀の「荒波に耐える」ために

    安倍晋三の伝記を書いた政治評論家のトバイアス・ハリスが米紙「ニューヨーク・タイムズ」に寄稿し、安倍の「国家ビジョン」について触れている。安倍は21世紀の「荒波に耐える」ために、必要な政策を実行しうる国家を日に残した。しかし、彼が望んだ「強い国家」というビジョンを、ようやく国民が理解しはじめた矢先に急逝してしまったのだ──。 “安倍晋三”を物語る一文 戦後最年少の52歳で総理大臣に就任した安倍晋三はその数ヵ月後の2007年1月、第166回国会開会式のあと、施政方針演説を行った。 演説の大部分は、ありふれた提案の羅列だった。だがそのなかの1文が、彼という人間をとりわけ物語っていた。彼はこう述べた。「次の50年、100年の時代の荒波に耐えうる新たな国家像を描いていくことこそが私の使命であります」 私はこの1文を、安倍元首相について執筆する間、そして金曜日の彼の暗殺について考える間、何度も思い返

    トバイアス・ハリス「安倍晋三が望んだ国家像をようやく日本人が理解し始めた」 | 21世紀の「荒波に耐える」ために
    isrc
    isrc 2022/07/13
    安倍の判断は必ずしも正しくはなく、その行動は権威主義的な色合いを帯びてもいた。だがそれでも彼は、21世紀の「荒波に耐える」ために必要な政策をより明確にし、実行しうる国家を日本に残した
  • #167 「天安門」元リーダーがNYで惨殺…犯人の女性に中国の“刺客”説が浮上 | 中国・米国ニュース拾い読み

    1989年の「天安門事件」につながる民主化運動の中で学生リーダーのひとりだった弁護士が白昼のニューヨークで惨殺された。犯人の女は現行犯逮捕されたが、不可解な動機や言動から、北京から刺客としてニューヨークへ放たれたのではないかと疑う者も多い。 22ヵ月間投獄され、亡命 「天安門事件」の学生リーダーのひとりだった弁護士・李進進(リィ・ジンジン、米国名ジム・リー、66)が、3月14日正午前、米ニューヨークのクイーンズ区・フラッシング39番街にあるビル4階の事務所で刺殺された。享年66だった。 当日、李進進の事務所には、3日前に来訪したばかりの中国人女性・張暁寧(ヂャン・シァオニン、25)がケーキを持参し訪れた。11時44分ごろ張は突然、「今日は法律の用件で来たわけではない」と言いつつ李の背後から彼の首を片腕で強くロックし、コートの内ポケットから素早くナイフを取り出して、ためらい無く李の頸動脈を一

    #167 「天安門」元リーダーがNYで惨殺…犯人の女性に中国の“刺客”説が浮上 | 中国・米国ニュース拾い読み
    isrc
    isrc 2022/03/23
  • ロシア思想研究者「世界はプーチンの核の脅しを真剣に受け取ったほうがいい」 | 「必ずしも正気を保てているとは言い切れない」

    プーチン大統領は正気を失ったのではないか──ウクライナ侵攻を受け、そのあまりに不合理な決断に困惑し、そう口にする専門家や政治家もいる。実際、彼はいま何を考えているのだろうか。ロシア思想を専門とするフランスの哲学者、ミシェル・エルチャニノフに、仏誌「ロプス」が見解を聞いた。 プーチンの思想は20年間アップデートされていない ミシェル・エルチャニノフは2015年の著書『ウラジーミル・プーチンの頭のなか』で、いま地球を最も不安にしている男の根底をなすイデオロギーと、その心の原動力を考察したことがある。 最新著の『レーニンは月を歩いた』(未邦訳)のテーマも、プーチンが影響を受けたとされるソ連時代の疑似科学的な思想潮流だ。いまプーチンの頭のなかは、どうなっているのか。 ──プーチンは正気を失っているのではないか。一部ではそんなことも言われていますが、『ウラジーミル・プーチンの頭のなか』というの著者

    ロシア思想研究者「世界はプーチンの核の脅しを真剣に受け取ったほうがいい」 | 「必ずしも正気を保てているとは言い切れない」
    isrc
    isrc 2022/03/18
    プーチンの言葉がどんどん閉じこもったものになっており、彼の内側の論理では一貫していても、複雑な実世界との接点がなくなっているのです。今回のウクライナ侵攻は予見できたことなのです。
  • ユヴァル・ノア・ハラリ「プーチンが歴史的敗北に向かって突き進んでいるように見える」 | 国というものは、物語の上に築かれる

    開戦から1週間も経たないが、ウラジーミル・プーチンが歴史的敗北に向かって突き進んでいる可能性がますます高くなっているように見える。たとえプーチンがすべての戦闘で勝っても、この戦争は彼の負けになりうるのだ。 プーチンが夢見るのはロシア帝国の再興だが、その夢ははじめからウソの上に成り立つものだった。並べられたウソ八百は、ウクライナ当の意味では国ではなく、ウクライナ人も当の意味では国民ではなく、キエフやハリコフやリヴィウの住民はロシアの統治を待ち望んでいる、というものだった。 だが、実際にはウクライナは1000年を超える歴史がある国であり、モスクワがまだ村でもなかった頃からキエフはすでに大都市だった。ロシアの独裁者はウソを何度もついているうちに自分でもそれを信じるようになってしまったに違いない。 裏目に出た「プーチンの賭け」 ウクライナ侵攻を計画したとき、プーチンには、すでにわかっているこ

    ユヴァル・ノア・ハラリ「プーチンが歴史的敗北に向かって突き進んでいるように見える」 | 国というものは、物語の上に築かれる
    isrc
    isrc 2022/03/03
    たとえプーチンがすべての戦闘で勝っても、この戦争は彼の負けになりうるのだ。プーチンが夢見るのはロシア帝国の再興だが、その夢ははじめからウソの上に成り立つものだった。ウクライナは1000年を超える歴史がある
  • トーマス・フリードマン「この戦争には歴史的な類似点がない」 | 『フラット化する世界』著者、「接続された世界における最初の戦争だ」

    ロシアのウラジーミル・プーチン大統領のウクライナ侵攻は、通信、衛星、貿易、インターネット、交通網など、かつてないほど緊密に結ばれた世界の中で起きた。 この戦争について「歴史的に類例がない」と指摘する意見を『フラット化する世界』の著者のトーマス・フリードマンが米紙「ニューヨーク・タイムズ」のオピニオン記事に寄稿している。 「リスクと影響は世界中に及ぶ」 米紙「ワシントン・ポスト」は、ロシアウクライナ侵攻に関し、グーグル・マップの渋滞情報からロシア軍の軍事行動や、首都キエフから脱出する人々の動きを見ることができると報じ、「昔なら、現地で何が起きているのかを教えてくれる記者に頼っただろう」という研究者の声を伝えている。 また英紙「ガーディアン」も「初めてのティックトック戦争」と見出しを取り、インフルエンサーたちが戦争の恐怖を記録し発信する様子について報じている。 フリードマンはこうしたグローバ

    トーマス・フリードマン「この戦争には歴史的な類似点がない」 | 『フラット化する世界』著者、「接続された世界における最初の戦争だ」
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    isrc 2022/02/28
    従来の指導者の力はその支配地域内にほぼ限定されていたが、今日の世界の端から端まで繋がっている。このため、指導者が強大な力を駆使して行うことは、事実上、私たち全員に直接的、間接的に影響を与えることになる
  • 「原爆の脅威」を隠蔽しようとした米軍のウソを暴き、歴史を変えた黒人記者 | 米軍に科学とファクトで立ち向かったチャールズ・ローブ

    戦後、米政府は原爆の放射線被害を否定し、名ばかりの調査団を広島へ送って隠ぺいに努めた。そんな大営発表を全米各紙が鵜呑みにするなか、ひとりの黒人記者だけは科学とファクトで当局の嘘を暴いた。彼の名はチャールズ・ローブ。歴史に埋もれたスクープ記事とその功績を振り返る。 日への原爆投下と人種の関係 「ローブが原爆投下地を考える」──。1945年10月5日付の「アトランタ・デイリー・ワールド」紙にそんな見出しの記事が載った。広島が焦土と化してから2ヵ月後のことである。 黒人新聞の世界ではローブという名前だけで読者を惹きつけるのに充分だった。 チャールズ・ローブは黒人の従軍記者だった。第二次世界大戦中に彼が書いた記事の数々は全米黒人新聞協会を通じて全米各地の新聞に配信されていた。 ローブが冒頭の記事で伝えたのは、原爆で放出された死の放射線が、いかに広島市民の身体を蝕み、殺したのか、ということだった

    「原爆の脅威」を隠蔽しようとした米軍のウソを暴き、歴史を変えた黒人記者 | 米軍に科学とファクトで立ち向かったチャールズ・ローブ
    isrc
    isrc 2021/08/15
    当時、放射線の毒性に焦点を絞り、詳しく報じた記者は皆無に等しかった。ニューヨーク・タイムズ紙も。広島の原爆投下について報じた当時の同紙の記事132本を調べたところ、放射線に言及していたのは1本しかなかった
  • 「美人バイカーの正体は50歳のおじさん」─ある日本人男性に米紙が見出した“ネット時代のアイデンティティ” | 見た目が一致していることは「本物」の条件じゃない

    見た目が一致していることは「物」の条件じゃない 「美人バイカーの正体は50歳のおじさん」─ある日人男性に米紙が見出した“ネット時代のアイデンティティ”

    「美人バイカーの正体は50歳のおじさん」─ある日本人男性に米紙が見出した“ネット時代のアイデンティティ” | 見た目が一致していることは「本物」の条件じゃない
    isrc
    isrc 2021/06/05
  • 「安倍晋三は予想に反してよりリベラルな日本を築いた」知日派の経済コラムニストが高評価 | 日本経済を回復させ、社会の多様性を実現したレガシー

    の憲政史上で在職期間が最長の首相となった安倍晋三が、潰瘍性大腸炎で辞任する。安倍のレガシーは、経済的により強く、社会的によりリベラルな日だ。 安倍晋三が2012年の終わりに政権をとったとき、私は極めて懐疑的だった。 2000年代半ば、短命に終わった冴えない第一次政権を見れば、日の低迷する経済と不平等な社会という困難に安倍がうまく対処できるとは思えなかった。安倍が政治的に右翼だということも、保守化する日の前触れのように見えた。

    「安倍晋三は予想に反してよりリベラルな日本を築いた」知日派の経済コラムニストが高評価 | 日本経済を回復させ、社会の多様性を実現したレガシー
    isrc
    isrc 2020/08/30
    有能な参与の一団をいち早く形成/日本経済をどうにかして回復させた/政治的に強力な農産業に挑み、大きな勝利を収めた/貿易協定やグローバリズムの全面的な擁護/男女平等の促進と外国人労働者の受け入れ拡大
  • 「もう力尽きた…」中国・三峡ダムの“悲劇”と日本排除の“黒歴史” | 危機を脱したのは本当? 日本は“不幸中の幸い”だった?

    中国では、6月初旬から2ヵ月近く降り続いた豪雨が、各地に大洪水をもたらした。とりわけ長江流域の四川省、湖北省、安徽省、江西省などで被害が大きく、湖北省宜昌市にある三峡ダムも決壊するのではないかと心配された。 世界最大(水力発電総量)の重力式コンクリートダムである三峡ダムは、総貯水量が約393億立方メートルで、黒部ダムの約200個分あり、湛水面積は琵琶湖の約1.6倍、距離にして約570キロメートルあり、東京から姫路まで達するほど。これひとつで、東京電力の家庭用の総発電量に相当する能力を持つというから、想像を絶するほどの巨大さだ。 その三峡ダムが、豪雨のピーク時には警戒水位を最大16メートル越え、放水量が毎秒6万1000トンに達しても、なお雨水の貯水量に追いつかないという事態が数日続いた。今にも決壊するか、越水するのではないかと不安視されるのも当然だろう。結果的には、7月末に豪雨が止み、なんと

    「もう力尽きた…」中国・三峡ダムの“悲劇”と日本排除の“黒歴史” | 危機を脱したのは本当? 日本は“不幸中の幸い”だった?
    isrc
    isrc 2020/08/08
    当時まだ国際常識に疎かった中国は、公開入札の公平性の大原則が理解できず、また、近代化を急ぐあまり、日本の環境保護規定を余計な干渉だと考えたにちがいない
  • そんなに休んで大丈夫? ドイツ的働き方と、そのリアル。|EXPAT by クーリエ・ジャポン

    ドイツ企業は、休暇がすっごく長いんでしょ?」働き方改革が叫ばれる昨今、皆さんのお耳にも、ドイツ人の長い有給休暇についてや、働き方の日独比較などが届く機会が増えているということなのでしょう。最近、特…

    そんなに休んで大丈夫? ドイツ的働き方と、そのリアル。|EXPAT by クーリエ・ジャポン
    isrc
    isrc 2018/10/23
    チームリーダーは、立場上、上から命令する人ではなく、目標達成のために共に戦い汗をかく優秀な同僚で、“直の上司”というよりむしろ“キャプテン”という感じです
  • 停滞する日韓関係「負のサイクル」を止めるには|NHK花澤雄一郎「慰安婦合意の真実」②

    韓国は、なぜ今になって2015年の日韓合意に反発しているのか。和解への道筋をどのように描いたらよいのか。ソウル支局時代から慰安婦問題の取材を重ね、韓国の社会やメディア事情に詳しいNHK報道キャスターの花澤雄一郎氏による書き下ろし第二弾。 国民感情がすべてを凌駕する国 慰安婦についての韓国国民のイメージは固定化している。そして国民感情に直結している。韓国では、時に国民感情が政策どころかあらゆる力を凌駕する。いったん世論が燃え上がれば誰も止めることができない。朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾はその最たる例だ。 だからこそ、慰安婦についての固定化したイメージに異を唱えることは非常に危険な行為になる。 最大の鍵は韓国メディアだが、ほとんどの記者は韓国国民と同じ認識を持っている。ほんのごく一部に詳しく理解している記者もいるが、そうした内容を報じるために社内の理解を得るのは至難の業だ。 政府も同様だ。

    停滞する日韓関係「負のサイクル」を止めるには|NHK花澤雄一郎「慰安婦合意の真実」②
    isrc
    isrc 2018/02/05
    日本が「歩み寄り」を繰り返しても、韓国社会では反発の声が上がり、日本ではさらなる嫌韓を呼ぶ。いっそうの混乱と対立を招くだけ。日本も安易な歩み寄りの誘惑に負けず日韓のズレの根源を指摘し続けていくしかない
  • 中国とロシアが「北朝鮮」を本気で制裁しない理由|大前研一『日本の論点2018~19』

    北朝鮮の核開発は決して非常識なものではなく、常識的な開発ステップを踏んでいる。実用化の一歩手前くらいまできているから、核実験もミサイル発射実験も、もう止まらない」 新刊『日の論点2018~19』が好評の大前研一氏。同書に収録された「北朝鮮当の脅威」と「今後のシナリオ」を見抜く大型論考を特別に公開する。

    中国とロシアが「北朝鮮」を本気で制裁しない理由|大前研一『日本の論点2018~19』
    isrc
    isrc 2018/01/09
    自滅でも暴走でも金正恩が消えれば、南北統一のプロセスに入れる。統一すれば日本にも引けを取らない、人口7600万人の大朝鮮連邦が誕生し、韓国は自動的に核保有国になれる。韓国人が密かに見ている夢だ。
  • 525人のCEOが教える「社長に『なる人』と『なれない人』はここが違う」 | “リーダーの秘訣”とは何か

    米紙「ニューヨーク・タイムズ」の名物連載「コーナー・オフィス」が、2017年10月末をもって最終回を迎えた。 著者のピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト、アダム・ブライアントは、連載を通じて総勢525人の大物CEOにインタビューを行い、「リーダーの資質」とは何かを探求しつづけた。 世界をリードするCEOたちは、どんな人々を採用し、どうやってチームを率い、どんな“人生のアドバイス”を大切にしているのか──? 彼が連載の最後に出した「答え」を、前後編で紹介する。 リーダーシップの「男女差」は? リーダーシップについて、男女間に違いはあるだろうか──という質問を、過去に何度も受けたことがある。なんとか違いを探そうとしてみたこともあるが、結局、これと言えることは何もなかった。 リーダーシップのあり方はさまざまだ。 過去10年間、CEOを取材してわかったのは、「内向的か外向的か」「分析が得意か、創造

    525人のCEOが教える「社長に『なる人』と『なれない人』はここが違う」 | “リーダーの秘訣”とは何か
    isrc
    isrc 2018/01/03
    私が見つけた3つの共通点/応用力のある好奇心/課題にぶつかるのが好き/「与えられた仕事に集中する」ことで、結果的にトップにのぼり詰めた/信頼を得ること/部下を尊敬すること
  • #22 2018年、世界はどうなる? 国際政治を占うキーワード | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」

    2017年は、ドナルド・トランプの米国大統領就任から始まり、北朝鮮問題、中国の“強国”化、韓国文大統領誕生……国際情勢はさまざまな局面を迎えた。果たして2018年はどのような年になるのだろうか? 朝日新聞元政治部長の薬師寺克行氏が国際政治を占う。 新たな対外戦略“シャープパワー” 2017年の年末になって、翌年の国際政治を占う意味で重要な言葉が次々と飛び出している。そのいくつかを紹介しつつ、2018年の世界の動きを予測してみよう。 2017年12月中旬、英国の雑誌「エコノミスト」が「Sharp Power  The new shape of Chinese Influence」という特集を組んだ。 同じタイミングで米国の外交・国際政治専門誌「フォーリン・アフェアーズ」には「The Meaning of Sharp Power  How Authoritarian States Projec

    #22 2018年、世界はどうなる? 国際政治を占うキーワード | 薬師寺克行「今月の外交ニュースの読み方」
    isrc
    isrc 2018/01/03
    権威主義国家はソフトパワーのように『人心を勝ち取る』ことは必ずしも模索していない。彼らは相手国の市民に届く情報をゆがめることで、そのターゲットである民主社会の市民を特定の方向に向かわせたいと考えている
  • 「日本はいつまでも『世界で一番』を目指し続けなくていいと思う」|伊藤穰一 独占ロングインタビュー

    先日、『9プリンシプルズ 加速する未来で勝ち残るために』を上梓したMITメディアラボ所長の伊藤穰一に、現代社会が抱えている多様性欠如の問題、そして、彼の目に映る現在の日の課題を聞いた。 MITメディアラボの採用法 ──MITメディアラボでは「プロフェッサー・オブ・アザー」という役職の求人を出しているという話をお聞きしましたが、これはどういうものですか? 伊藤 メディアラボでは通常、教授を採用する際にどの分野の教授を探しているかという説明をするんだけれど、創設者のニコラス・ネグロポンテが少し前に、どの分野でもいいけれど少し変わった人を探しているという説明書きを書いたんだ。 その採用のプロセスで面白かったのは、皆が気に入っている候補者がいたにもかかわず、ニコラスが「彼は『アザー』じゃない、『アナザー』だ」と言って採用しなかったこと。アナザーというのは自分たちに似ているという意味で、つまり似す

    「日本はいつまでも『世界で一番』を目指し続けなくていいと思う」|伊藤穰一 独占ロングインタビュー
    isrc
    isrc 2017/09/04
    日本に来ると驚くね。平気で男性ばかりのパネルディスカッションがおこなわれて/国という単位で競争する必要もないと思う。日本に幸せに生きている人たちがいて、たまに面白いことを言っている人がいればそれでいい
  • 「不毛の地」から大逆転! フランスはかくして起業先進国となった | シリコンバレーも熱視線の「ステーションF」

    シリコンバレーも熱視線の「ステーションF」 「不毛の地」から大逆転! フランスはかくして起業先進国となった 2017年6月29日に開催された「ステーションF」のオープニングパーティの様子 PHOTO: CHRISTOPHE MORIN / BLOOMBERG / GETTY IMAGES

    「不毛の地」から大逆転! フランスはかくして起業先進国となった | シリコンバレーも熱視線の「ステーションF」
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    isrc 2017/08/30
    ステーションFにとって最も大きな後押しとなったのは、フェイスブックだ。「スタートアップ・ガレージ」は、半年ごとに医療や教育といった分野のIT起業家12人を指導してアイディアを形にしていくプログラムだ
  • “仕事用の顔”をした社員をなくすためにグーグルが取り組んだこと

    優れたチームをつくる鍵は「心理的安全」だという事実を突き止めたグーグルでは、どのようにしてそれを社内に広めていくことができたのか。昨日の記事「グーグルが4年にわたる研究の末に辿り着いた『完璧なチーム』をつくる法則とは」の続きを掲載します。 グーグル社内の数百のチームを研究して、成功するチームと停滞するチームの違いを見つける「プロジェクト・アリストテレス」にとって、「心理的安全」の研究こそ、成功に不可欠な規範を指し示すものだった。 チームの明確な目標設定や、信頼し合う文化の創出なども、同じくらい重要に思えたが、グーグル社内のデータは、有用なチームを作るには心理的安全が他の何よりも大事であることを示していた。 「心理的安全を確立する環境をみんなに作ってもらわなければならなかった」とプロジェクトの主任研究員であるジュリア・ロゾフスキーは言う。だが、まだ明確な方法がわかっていなかった。 「グーグル

    “仕事用の顔”をした社員をなくすためにグーグルが取り組んだこと
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    isrc 2017/08/24
    サカグチは心理的安全と感情的な会話がつながると思った/悩みや悲しみを打ち明け、はた迷惑な同僚に言いにくくてもはっきり言える状況がなくてはならない。効率だけを重視してはいけない
  • グーグルが4年にわたる研究の末に辿り着いた「完璧なチーム」をつくる法則とは | クーリエ・ジャポン

    「フォーチュン」誌が選ぶ「最も働きがいのある企業」の第1位に輝いたグーグルでは、完璧なチームづくりのための研究が2012年から進められてきた。社内の数百におよぶチームを徹底的に調べ抜いて辿り着いた“成功の方程式”とは──。ピュリツァー賞受賞記者チャールズ・デュヒッグによる渾身のレポートを、2回にわけて全文掲載する。 当にやりたいことが25歳でわかる人などめったにいない。ジュリア・ロゾフスキーもそんな一人だった。コンサルティング会社に勤めたが、向いていなかった。ハーバード大学で研究員になったこともあるが、面白いとはいえ、孤独な仕事だった。 大企業か急成長中のスタートアップ企業のほうが合っているのかもしれない。気づいたことは、自分はもっと人と関わる仕事がしたいのだ、ということだけだった。「組織のなかに入って、何かを仲間と一緒に作りたかったの」と彼女は言う。 IT企業への就職や大学院の博士課程

    グーグルが4年にわたる研究の末に辿り着いた「完璧なチーム」をつくる法則とは | クーリエ・ジャポン
    isrc
    isrc 2017/08/24
    すべての優秀なチームに共通している2つの姿勢/優秀なチームは最終的に全員がほぼ同じ分量を話していた/相手の声のトーンや表情、その他の手がかりから、相手がどのように感じているかを直観的に察知するスキル