三河消滅の責任を、ホライゾンの自害という形で決着させようとする聖連。それはすなわち、極東が聖連の完全なる管理下に置かれることを意味していた。しかし、そんなことお構いなしに、ホライゾンにコクる、ただそれだけのために彼女を救おうとするトーリ。様々な思惑をはらみ、世界の運命が動き出す。 [tegaki]のっけから最終回並の盛り上がり![/tegaki] 上下巻合わせて1300頁に及ぼうかという物量、それ以上に圧倒される物語。いや、もう、言葉もないというか。これがシリーズ最初のエピソードというのだから、これからどれだけ盛り上げてくれるのか、とにかく楽しみでしかたがないですね。 前巻が、前代の世界の担い手たちの物語だとしたら、今巻でようやく今代の主役たちが揃い、動き出したといったところ。オヤジたちの渋い格好良さとは打って変わり、トーリをはじめとしたメインキャラたちの若さと熱さにぐいぐい引き込まれてい