高層マンションの建設が相次ぐ川崎市中原区の武蔵小杉駅前で、駅に直結した超高層マンションの一角に最新の設備を備えた市立の図書館が完成し、2日から利用が始まりました。 川崎市中原区の武蔵小杉駅周辺は、工場跡地の再開発で高層マンションの建設が相次ぎ、人口が急増するなかで行政サービスをどう確保するかが課題となっています。 こうしたなか、川崎市は武蔵小杉駅前に新たに完成した39階建ての商業施設の入った超高層マンションの5階と6階を買い取って市の図書館を作り、2日から利用を始めました。 2日は午前9時すぎの開館と同時に、早速、地元の人たちが次々と登録に訪れていました。 新たな中原図書館には34万冊が所蔵され、借りたい本を置くと自動的に情報を読み取り、並ばずに借りることのできる自動貸出機や、図書館の職員が専用の端末に情報を入力すると自動的に図書が運ばれてくるシステムなども導入されています。 日本図書館協