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新図書館整備へ議論 山梨市有識者会議を発足 年内に答申 - 山梨日日新聞 みるじゃん
山梨市は１４日、新しく整備する市立図書館の場所や規模などを話し合う有識者会議を設置した。年内をめどに望月清賢市長に答申する。 有識者会議は市内各種団体の代表者や図書館ボランティア、元教員ら１８人で構成する。 この日市役所本庁舎で行われた委嘱式では、望月市長が各委員に委嘱状を手渡し、「市民に親しまれる図書館の整備に向けてご協力をお願いしたい」とあいさつ。委員長には堀内邦満前教育長を選出した。市教委の担当者が整備案の概要や今後のスケジュールについて説明した。 望月市長は、新図書館の整備場所について市役所本庁舎内で２案、現在図書館がある市民会館、市民会館と市役所牧丘支所の併用の計４案を挙げている。会議ではこの中から１案に絞り、規模を検討する。 同市の図書館をめぐっては、竹越久高前市長時代に旧市役所本庁舎跡地に建設することが決まり準備が進んでいたが、２月に就任した望月市長が「膨大な事業費や
図書館に市民の力を 中央市でボランティア養成へ講座 - 山梨日日新聞 みるじゃん
中央市玉穂生涯学習館は本年度、「図書館ボランティア養成講座」を始めた。大勢の人に図書館づくりに携わってもらおうと初めて企画。ボランティアには本などの修理と読み聞かせの２コースがあり、受講者は講座を受け、今夏から同館の活動に参加する予定。 同館を含む市立図書館の図書貸出数は２０１２年度、人口３万人未満の市立図書館の中で５年連続全国トップとなった。しかし「利用者が固定される傾向にある」（同館）として、図書館への関わり方の選択肢を増やし、より多くの人に図書館に親しんでもらおうと、ボランティアを養成することにした。 講座は、本とＤＶＤの修理や汚れの拭き取りを学ぶ「修理ボランティア養成コース」と、絵本の読み聞かせなどを学ぶ「おはなしボランティア養成コース」。県立図書館の職員やＮＰＯ法人の担当者らが講師を務め、参加者はたこ糸でできる本の補修方法やおはなし会での演じ方などを学ぶ。 ２５日は第１回の
図書館に花届け１０年 市川三郷の女性 - 山梨日日新聞 みるじゃん
市川三郷町市川大門の無職三谷敏子さん（６９）は１０年前から、自宅の庭で育てた花を、市川三郷町立図書館に月２、３回のペースで届けている。利用者に楽しんでもらおうと、花瓶にいけた花をカウンターに飾っている。利用者や職員からは「館内が華やかになる」と好評だ。 三谷さんは１９７３年に東京都内から引っ越して来て、以来図書館に通っていた。２００４年に町内のアパートから一戸建ての家に引っ越し、庭で花を育て始めたことから、長年通った図書館に感謝の気持ちを込めて花を贈ることを決めた。 三谷さんは、花や樹木約１００種類を育てている。春にはピンク色の大きな花を付けるイングリッシュローズ、夏にはヒマワリ、秋には赤く染まったカリンの花などを図書館に届けている。 花が少ない冬には、香りにリラックス効果があるとされるローズマリーの葉などを贈る。このほかにも町内を流れる芦川沿いを歩き、摘んできた花をプレゼントするこ
イチ押し甲州弁おせ～て 田富図書館、来館者アンケート - 山梨日日新聞 みるじゃん
中央市田富図書館は５月末まで、来館者に好きな甲州弁を選んでもらうイベント「好きな方言おしえてくりょーし」を開いている。甲州弁の魅力を再確認してもらおうと初めて企画した。 同館の司書が「いーさよ」や「けったりい」「ほうけ」など１０の甲州弁を選んでボードに掲示。来館者は好きな言葉に赤色のシールを貼っていく。該当する言葉がない場合は、備え付けの紙に好きな甲州弁を記入し、貼り付ける。 イベントコーナー脇には、甲州弁のほか、全国の方言を集めた約３０冊の本が並び、一部は貸し出している。 中央市布施の保育士深沢陽子さん（３６）は「よく使う言葉でなじみがある」として「てっ」にシールを貼った。「標準語だと思って使っていた言葉が甲州弁だったりと、驚かされることがあってとても面白い」と話していた。
山梨大図書館リニューアル 活発な議論ＯＫ、イメージ一新 - 山梨日日新聞 みるじゃん
リニューアルオープンした山梨大付属図書館。プロジェクターを貸し出し、グループで討論などができる＝甲府市武田４丁目 図書館で自由に議論を－。山梨大（前田秀一郎学長）は７日、耐震改修工事を完了した同大付属図書館をリニューアルオープンした。従来の図書館のように私語を禁止せず、学生がプロジェクターなどを使い議論できる学習スペースを広く確保した。 図書館の老朽化に伴い、昨年１０月から耐震改修工事を進めていた。１、２階には「ラーニングコモンズ」と呼ばれる共同学習スペース（計約１２００平方メートル）を新設。学習席計約２８０席を用意したほか、プロジェクター６台、タブレット端末「ｉＰａｄ」２０台を館内で貸し出し、ゼミなどのグループでの話し合いや、勉強会、研究発表の練習ができる環境を整えた。 共同学習スペースは仕切りを設けず、開放的な雰囲気にした。「隣の席のディスカッションに刺激を受けて学習を進めてほ
大切な人に贈りたい一冊は？ 県立図書館長、読書促進へ企画 - 山梨日日新聞 みるじゃん
あなたの大切な人に贈りたい一冊は？ 山梨県は新年度、読書を促進するため「本を贈ろうキャンペーン」を展開する。贈りたい１冊と本に寄せる思いをつづったメッセージを募集し、一般投票で「贈りたい本大賞」を選ぶ。県立図書館の阿刀田高館長が２２日、同図書館で開かれたイベントで明らかにした。 キャンペーンは県立図書館などの公立図書館、書店などと連携して実施。６～８月に大切な人に読んでほしい一冊とメッセージを募集。９～１０月に一般投票を受け付け大賞を選ぶ。 表彰式は１１月に予定。同時に「国家の品格」で知られる数学者でエッセイストの藤原正彦さんの講演会も開く。詳細は４月以降に公表する。 ２２日、甲府・県立図書館で開かれた山梨市出身の作家林真理子さんとのトークセッションで、阿刀田館長が「地元の書店と連携しながら、県民がお互いに本を贈り合う運動を進める」と、キャンペーンを始める考えを明らかにした。キャンペ
優れた児童書２０８冊が一堂に 県立図書館で紹介 - 山梨日日新聞 みるじゃん
世界の優れた児童書を集めた展示会「世界の子どもの本展 ＩＢＢＹがすすめる世界の児童書２０８冊」（日本国際児童図書議会主催）が２５日まで、甲府・県立図書館交流ルームで開かれている。 ＩＢＢＹ（国際児童図書評議会）に加盟する各国支部が外国の子どもに推薦した作品と、２０１２年に国際アンデルセン賞を受賞した作品を展示。一部の作品は日本語訳もある。図書館の子ども読書推進担当の斉藤初美さんは「言葉が分からなくても十分に楽しめる。本を通して文化の違いを感じ取ってほしい」と話している。 時間は午前１０時～午後６時。２０日は休み。関連イベントとして、１９日午後１時半から多目的ホールで、翻訳家の斎藤倫子さんが「本との出あい」と題して講演する。
ハーブ人形販売、本代に 富士河口湖町図書館へ収益寄付 - 山梨日日新聞 みるじゃん
富士河口湖町の住民でつくるボランティアグループ「富士河口湖町図書館友の会」は、町で採ったラベンダーを入れて人形を作り、船津地区にある子ども未来創造館で販売した。売上金は、材料費を除いた全額を新刊図書購入費として寄付する。 グループは町内の主婦を中心に５０人で構成。普段は同館内にある図書館で本の整理などを行っている。「何かを作って、収益を図書館に役立てよう」と町から八木崎公園で採取したラベンダーの提供を受けて製作。ボランティアの合間を縫って、分担して作業を進めた。約２カ月かけて、ラベンダーをふんだんに詰め込んだ人形やクッション、お手玉など約１２００個を１個２００円～１２００円で売った。 メンバーの天野和美さん（５８）は「生活の中でラベンダーの香りを楽しんでほしい」と話している。〈市川和貴〉
全国の正月話題 地方紙で楽しむ 県立図書館に元日付５０紙 - 山梨日日新聞 みるじゃん
全国の地方紙が１月１日に発行した正月特集号の展示が９日、甲府・県立図書館イベントスペースで始まり、来場者の目を引いている。リニア中央新幹線の開業による活動圏の拡大に注目した山梨日日新聞をはじめ、２０２０年に開催が決定した東京五輪への出場が期待される地元選手を取り上げた内容など、未来への希望を込めた話題が目立つ。 地方紙の紙面を通じて、全国各地の文化を楽しんでもらおうと、同図書館指定管理者が企画。昨年に続いて２回目。山梨日日新聞社に送られてきた約５０社の紙面が並ぶ。岩手日報（岩手県）の１面には、東日本大震災で被災し、一部区間を運休していた第三セクター三陸鉄道が、４月に全線再開する話題が取り上げられている。 甲府市中央２丁目の無職樋口秀人さん（６２）は「友人の住む県の紙面を中心に目を通した。五輪の記事など、明るい話題が多くて楽しめた」と話している。 展示は１１日まで。観覧時間は午前１０時
勝沼図書館でブドウとワインの資料展を開催 - 山梨日日新聞 みるじゃん
甲州市勝沼図書館は３０日まで、「みつけよう！平成ワインの芽」と題したブドウとワインの資料展を開いている。 勝沼町の魅力を発信する「かつぬま朝市」主宰の高安一さんや、ワインなどを販売する「新田商店」の新田正明さんら７人の活動を紹介。ワインやブドウ、勝沼への思いを模造紙にまとめ、写真とともに展示している。 展示資料はＡ４判３６ページの冊子にまとめ、２００部製作した。司書の古屋美智留さん（３８）らが約２カ月間かけて展示準備と冊子作りを行った。古屋さんは「ワインやブドウに関する情報を発信していく場として活用してもらいたい」と話している。 期間中の２９日午後５時半からはチェロの演奏会、同６時から県内の若手醸造家グループ「アサンブラージュ」による講演や試飲会も開く。問い合わせ、申し込みは同図書館、電話０５５３（４４）３７４６。
南ア市図書館のキャラクター「ライライ」館内で探せ！ - 山梨日日新聞 みるじゃん
南アルプス市の市立図書館は３０日まで、子ども向けのイベント「ライライを探せ」を行っている。図書館内に隠したキャラクター「ライライ」をすべて探し出すとオリジナルグッズがもらえる。 市制１０周年を記念して企画し、市内の５図書館と１分館で実施している。南アルプスのライチョウをモチーフにデザインした市立図書館のキャラクター、ライライのシールが、コーナーや本など各館内の１０カ所に貼ってあり、参加者が見つけ出す。シールの脇にそれぞれ記してある文字をつなげると文章になっていて、全部見つけた子どもにはライライのしおりと鉛筆をプレゼントする。 櫛形図書館では、参加した小学生は、ヒントが書かれた紙を片手に、図書館内を探検していた＝写真。対象は中学生までの子どもで、参加無料。問い合わせは櫛形図書館、電話０５５（２８０）３３００。
英字新聞でブックカバー 身延町立図書館、利用者に贈る - 山梨日日新聞 みるじゃん
身延町立図書館は不用になった英字新聞などを使い、ブックカバーを作った。利用者に無料でプレゼントしている。 倉庫に保管しきれなくなった英字新聞の再利用法を考えていた職員が思い付いた。英字新聞のカバーは文庫本用サイズで、英語で身延町立図書館の文字が入っている。上からトレーシングペーパーを重ね、印刷された文字がほかの本に写らないよう工夫した。 このほか、図書館のキャラクター「ブックン」が印刷された用紙で作ったカバーも用意。オレンジや緑など５種類の色があり、用紙に記載した印に従って折れば、文庫本、新書どちらにも対応できる。 １０月中旬まで配布する予定。英字新聞のカバーをもらった同町西嶋の介護職笠井泰信さん（３９）は「英字がおしゃれで気に入った。本にかけて使うのが楽しみ」と話していた。
手塚漫画、グッズ見て、読んで親しむ 甲府市立図書館 - 山梨日日新聞 みるじゃん
甲府市立図書館は、漫画家手塚治虫さん（１９２８～８９年）が描いた「鉄腕アトム」などの作品やグッズを紹介する企画展を開いている。展示品は同市城東３丁目の山主富士彦さん（７１）のコレクションで、手塚さんの創作の歴史を振り返ることができるようになっている。 手塚さんの生誕８５年と、漫画の設定でアトムが２００３年生まれで今年が生誕１０年に当たることから開催。小学校の教員だった山主さんは４０年ほど前から手塚作品を集めていて、今回は約２千冊のコレクションの中から、鉄腕アトムやジャングル大帝のほか、短編集などを展示している。 手塚さんの手掛けた作品を年代別に知ることができる年表や、アトムをデザインしたコインなどのグッズも紹介している。多くの人に作品に触れてもらおうと、展示している漫画や絵本のうち約１００冊はその場で手にとって読むことができるようにした。 「先の時代を見据えながら作品を描いているとこ
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自由な創作活動、子どもが楽しむ きょうまで県立図書館 - 山梨日日新聞 みるじゃん