岩手の学校図書館を考える県民集会(同実行委など主催)は10日、盛岡市志家町の県高校教育会館で開かれ、元総務相の片山善博慶応大大学院教授が「学校図書館と地方自治」と題して講演した。 教育関係者ら約80人が参加。片山さんは図書館の役割として「問題解決のよすがになる糸口をつかむ場所」とし、案内役となる司書の大切さを強調した。 片山さんは鳥取県知事時代、職員用図書室を設置し、司書を配置。県内の全高校と9割以上の小中学校にも専任の司書を置き、注目された。総務省では、学校図書館などの充実に使える地方財政措置も行っており「自治体にやる気さえあればできる」と呼び掛けた。 【写真=「司書の役割の大切さを認識してほしい」と語る片山善博さん】
先日 ある研修に参加をしました。 その中の小学校部の分科会で ある論議がなされました。 さまざまな意見が出始めたところで おそらく 時間があれば もっと白熱したであろうと思われました。 私自身も もう少し時間が欲しかったと思ったことでした。 というのも 図書の返却に 返却箱を置いていて 子どもたちの返却はラクになったとか 返却箱に返した本を書架に戻すのは 司書と図書委員が中心となってやるが 意外と 返却箱に返ってきた本が そのまま借りられることが多いので 書架に戻す手間が省け そんなに大変ではないとか。 私は 返却箱に反対です。 なので学校図書館において この様子をヨシとしてはいけないと思い すかさず 意見をしましたが 今思えば 大事なことを言い忘れ ちょっと後悔しています。 その大事なこととは 公共図書館と学校図書館の違いのことでした。 公共図書館はサービス業です。 司書の資格を持った者
→紀伊國屋書店で購入 今夜の献立をどうするか。 ご飯のしたく=料理をすること、と、人のつくったものを食べるだけの人は考えるようだが、献立の決定と材料の調達からそれははじまっていて、しかも、連綿とつづく日常生活のなかで、栄養が偏らないよう、飽きがこないよう、工夫もこらさねばならず、家事というもののたいていがそうなのであるが、ここまでやればおわり、という仕事ではないので、ときには手を抜きたくなるのが人情というものだ。 前々稿でとりあげたのは、もはや献立という概念すら崩れかかっているいまどきの家族の食卓の現実であり、それとは対照的に前稿では、「今夜のおかず」とは距離のあるきらびやかなメニューの並びにうっとりとさせられた。 食に関する本を手に取りたくなるのはたいてい、毎日の食事づくに倦んだときである。三冊目にしてようやく、そこから脱することができそうだ。 沢村貞子が、二十六年にわたって献立を記録し
新宿三丁目のブルックリンパーラーに行ってきた。 最大の誤算は、あそこを「本屋」だと思い込んでいたこと。いきなりエスコートされたので、自動的にビール(大)を注文してしまう。以降、ほろ酔い気分でまったり読んだり眺めたり。カイシャ休んで平日の午後に「ニッポンのサラリーマン、乙であります」と嘯きながらダラダラする場所としては、東京イチだという結論に至った。 ここが嬉しいのは、置いてある本や写真集を手に取れること。どれだけ読んでも、いつまで見ててもOKで、気に入ったら買えばいい、というスタンス。グラフ誌を中心に雑誌の最新号がごっそりあるので、ここに座れば好きなだけ読める。もちろん図書館で同じことが可能だが、だらだらビールを飲んだりキッシュを喰らいながらできるから、B&Pの大勝利といえよう。 売り物を自由に読ませるの? 汚れたり濡れたりしたらどうすんの!? というツッコミはもっともだ、わたしもそう思っ
2012年11月11日に山梨県立図書館が新開館します。開館当日は阿刀田高館長の記念講演「読書はおいしいぞ」が行われ、その後も12月にかけて、スズキコージ氏の講演会・絵本原画展や、里中満智子氏と森絵都氏を招いたトークショーなど様々なイベントが予定されています。 また、NECが新図書館の図書館システムを構築しており、その主な特徴は以下のように紹介されています。 ・NEC製クラウド型図書館システム「GPRIME for SaaS/図書館」を採用 ・全面的にRFIDを採用(所蔵資料約80万点に添付) ・「おくだけサーチ」(図書のRFIDを読み取り、関連図書を表示) ・座席管理システム ・電子書籍貸出サービスの提供 ・NEC製のタブレット端末を館内提供 ・地域情報のポータルサイト ・県内総合目録システム ・横断検索システム ・デジタルアーカイブシステム NEC、新山梨県立図書館の図書館システムを構築
2012年11月6日から12月20日まで、三重県立図書館で、「大型ディスプレイ電子ミュージアム」が体験できます。これは、三重県の県立博物館・県立美術館・斎宮歴史博物館等の県立文化施設が所蔵する資料等約700点を、大型ディスプレイで施設横断的に検索・閲覧できる電子展示システムとのことです。 大迫力画像が閲覧できる「大型ディスプレイ電子ミュージアム」の運用を開始します。 (三重の文化 2012/11/6付けの記事) http://www.bunka.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2012110058 図書館で「大型ディスプレイ電子ミュージアム」体験! (三重県立図書館 2012/11/8付けの記事) http://www.library.pref.mie.lg.jp/app/details/index.asp?cd=2012110178
地方紙を中心とする全国52の新聞社と共同通信社がつくるニュースポータルサイト47NEWSにおいて、新しいコーナーとして「47の本棚」が新設されています。 共同通信社の年間企画記事を電子書籍化した「地球人間模様」、沖縄タイムス、琉球新報、共同通信合同企画の「日本はどこへ 錯誤の20年 “普天間交渉”」、福井新聞の「検証 福井の原発は安全か」などの電子書籍が掲載されています。 PC、iPhone、iPadなどのスマートフォンやタブレットなど、マルチデバイスに対応しています。 47NEWS(よんななニュース)に電子書籍図書館「47の本棚」が新登場(2012/11/7付けプレスリリース) http://japan.internet.com/release/249755.html 「47の本棚」 http://viewer.47news.jp/books/menu/ 47NEWS マルチデバイスビュ
カナダ国立図書館・文書館(LAC)がILLサービスを2012年12月で終了する件について案内を出しています。案内によると、以下のスケジュールで段階的に終了していくということです。 ・11月13日:海外図書館からの貸借依頼の終了 ・1月16日:貸借資料の貸出期限延長の終了 ・12月11日:貸借依頼、所在検索サービス、複写依頼の終了 CBC News紙の報道によると、サービスの終了はカナダ政府の予算カットの影響です。ILL依頼の減少を理由に、同館はデジタル化による資料提供のほうが理にかなっていると考えていると報じています。また、サービス終了に対する国内図書館からの懸念の声も紹介しています。 Introduction – Interlibrary Loans (ILL) at Library and Archives Canada(冒頭に“End of ILL Services”と案内されていま
神奈川県立図書館(横浜市)および神奈川県立川崎図書館(川崎市)の機能集約・廃止等について検討されていると新聞各紙で報じられています。 これは、神奈川県緊急財政対策で検討されている県有施設の廃止・委譲に係る検討の一部で、2012年11月7日の同県議会決算特別委員会で説明されたということです。検討内容は次のとおりです。 ・県立図書館の閲覧・貸出サービスを廃止し、蔵書は市町村立図書館を通じて閲覧する ・県立図書館は専門書の収集、図書の相互貸借システムの運営、司書の研修など、バックアップ機能に特化 ・県立川崎図書館は廃止し、その蔵書は県立図書館で保管 これらの内容について県内市町村と2013年度中に検討が行われるとされています。なお、都道府県立図書館を県民が直接利用できなくなるケースは例がないということです。 また、神奈川県緊急財政対策本部による資料「県民利用施設の検討の方向性に関する説明資料」で
ライフメディア社のリサーチバングが、2012年10月19日から10月24日にかけて実施した読書に関する調査の結果が公表されています。10代~60代の全国の男女1392人からの回答が集計されています。 このうち、Q4では、1年に1冊以上本を読む人を対象に「普段読む本は、どのように入手しますか?」が質問されており(複数選択式)、「図書館で借りる」と回答した人は、「総合的な品揃えの大型書店で購入」「インターネットで購入」についで3番目(34.1%)となっています。また男女別には、男性27.5%、女性40.6%となっています。 またQ5では電子書籍の利用について尋ねられており、電子書籍を利用したことがある人は25%弱であり、昨年の調査からあまり変化がないとのことです。 読書に関する調査。電子書籍の利用者は25%。(2012/10/31付け) http://research.lifemedia.jp
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