日本無線株式会社 (本社:東京都杉並区、代表取締役社長:諏訪頼久、以下JRC日本無線) は、宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究本部(以下JAXA)、京都大学 生存圏研究所、及び東京大学 生産技術研究所との共同研究により、世界最薄 高さ5cmの超薄型衛星通信用アクティブフェーズドアレーアンテナを開発し、擬似衛星装置を用いた実証実験に成功しました。 アクティブフェーズドアレーアンテナは、平面上の多数の小さな素子アンテナから構成され、素子アンテナ毎に位相を変化さる移相器と増幅器を備え電子的にビーム方向を変えることが可能なアンテナです。すでに実用化された製品もありますが、構造が厚く複雑という欠点がありました。本研究では移相器に用いるMEMS(注1)スイッチは東京大学、4つのMEMSスイッチをLTCC(注2)基板に搭載した4ビット移相器およびMMIC(注3)増幅器は京都大学、能動回路素子を半減する間
探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルが18日、宇宙航空研究開発機構の分析施設(相模原市)に到着した。 中には、人類が手にしたことのない、小惑星の砂が入っているかもしれない。貴重な「虎の子」を今後、どうするのだろうか? 分析施設には、ほこりや汚れを厳しく管理したクリーンルームがある。地球上の物質がまじるのを、極力防ぐためだ。通常は空港で行う通関作業も、特別にこの部屋で行った。 開封には、1〜2週間かかる。まず汚れをふき取り、カプセルを解体し、中央部の密封容器を取り出す。容器を徹底的にきれいにしたうえで、さらに高性能のクリーンルームに移す。ここは、入る人が化粧も整髪料も禁止される特別な部屋。人は手を触れず、自動開封装置で容器を開ける。 さあ、何が入っているのか? 開けたら分かりそうなものだが、実は簡単ではない。入っているとしても、肉眼では見えないほど小さな微粒子と考えられているためだ。同機構
小惑星イトカワに着陸した探査機「はやぶさ」が持ち帰ったカプセルの開封に向けた最終的なエックス線検査が19日行われ、外部からの調査では、カプセル内で砂粒などの試料は確認できなかった。 宇宙航空研究開発機構が19日、発表した。 イトカワの試料は、採取に成功していたとしても、0・1〜0・01ミリ・メートルほどの小さな粒子と推定されており、宇宙機構は今週以降にカプセルと、その内部の容器を開封。中に入っている物質をかき出し、詳細に調べる予定だ。 この日の調査は、カプセル内の容器のふたが密封されているかどうかの調査が主目的。0・15〜0・2ミリ・メートル間隔で、ふたの周囲をエックス線で検査し、密封されていることは確認できたが、ふたの周囲ではイトカワの試料らしきものは見つからなかった。
小惑星探査機「はやぶさ」の回収したカプセルが18日未明、相模原市中央区の宇宙航空研究開発機構相模原キャンパスに運ばれた。市渉外課の職員が駆けつけ、”相模原帰還”を祝福した。 「銀河連邦事業」などで同機構と親交の深い市渉外課の職員ら12人は、未明の”帰還”ということもあり、地元市民を代表して歓迎しようと、相模原キャンパスを訪れた。同日午前1時45分ごろ、カプセルを積んだトラックが相模原キャンパスに到着すると、渉外課の職員が「夢と希望をありがとう はやぶさ」という横断幕を掲げ、「お帰りなさい」と呼び掛けた。 また、これに先立ち、はやぶさのプロジェクトマネジャーで同機構教授の川口淳一郎さんに、市渉外課職員の代表からプロジェクトの成功を祝い、花束が贈呈された。 カプセルには、はやぶさが2005年に着陸した小惑星「イトカワ」の砂が入っていることが期待されている。同機構が今後、詳しく分析するとい
建設中の東京スカイツリー(東京都墨田区)で、第1展望台(高さ350メートル)の工事が着々と進んでいる。 5月上旬に組み立てが始まり、約325メートル部分から外側に突き出た鉄骨は、350メートル付近に達し、完成時の姿に近づいている。真上から見ると、細いタワーに直径約50メートルの巨大な円盤がのっているかのようだ。 第1展望台は6月末までに外側が完成する見通し。7月初旬には、約375メートルの屋根部分で、現在3基の大型クレーンを4基に増やし、このうち1基の点検作業を行う。この屋根は、建築資材を地上からクレーンでつり上げ、さらに別のクレーンで上層へ引き上げる際、中継点としても利用されるという。 ツリーは7月下旬に400メートルを突破し、8月末までに440メートルに達する見通し。第2展望台(450メートル)は今秋〜冬頃に工事が始まる予定だ。
2010年6月13日 2010年6月13日22時51分 (日本時間) 頃に大気圏突入が予定されていた「はやぶさ」を、すばる望遠鏡ではその約8時間前に捉えることができました。薄明の残る西の低い空の西北西側を、高い高度角から地平線に向かって飛び去って行きました。2003年5月に打ち上げられ、2005年秋に小惑星「イトカワ」の探査を行った「はやぶさ」は、ISAS (Institute of Space and Astronautical Science 宇宙科学研究所) /JAXA (Japan Aerospace Exploration Agency 宇宙航空研究開発機構) のプロジェクトです。 すばる望遠鏡で撮影した画像に関する情報は次のようになります。 観測装置:主焦点カメラ 画像の画角: 1.72'×4.04' (CCD画像をトリミング) 撮影時刻:2010年6月13日 14:59~15
KITA, Mitsunari 喜多充成 @kitamitsunari 《はやぶさカプセル到着》6月18日未明、豪で回収されたカプセル(インストゥルメンタルモジュール)の相模原キャンパス到着・キュレーション設備への搬入に続き、午前2時34分から大会議室で行われた記者レクでの発言。前段は吉川真准教授、途中から川口淳一郎プロマネ。 KITA, Mitsunari 喜多充成 @kitamitsunari 《到着》前回のTCM3/TCM4同様、文部科学記者会の要望により設けられた取材機会に、関係各位のご配慮の下に参加しています。関係方面やその他方面への御礼の意味も込めツイートします。個人のブログなどへの引用・転載もご自由にどうぞ(というか、そのためのツイートです)。
2010年6月18日 「はやぶさ」からの最後の信号 スーパバイザ・軌道決定 竹内 央 この画像は、6月13日 22:28頃、「はやぶさ」が地球との最後の交信を終え、通信のための電波の信号が消えてゆく瞬間を捕らえたものです。 全ての仕事をやり終えた「はやぶさ」は、このおよそ23分後に、大気圏に突入し燃え尽きました。 「はやぶさ」は、7年間の間ほぼ毎日(一時音信不通の時期もありましたが)、このような電波の信号を使って地球と通信を続け、貴重なデータを送り続けてくれました。 私は、このような電波信号の波形を詳細に解析することにより、探査機が飛行している位置を求める技術の開発を行っています。( ISASメールマガジン第208号「探査機の軌道決定」) 探査機の位置を正確に推定するためには、世界中の遠く離れたアンテナ同士が協力して電波信号を受信する必要があります。そのため、必然的に、海外の宇宙機関との間
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