多目的実用衛星アリラン3A号の打ち上げが一週間後後に迫った。 アリラン3A号は今月26日午前7時8分(韓国時間)、ドニエプルロケットを活用してロシアのヤースヌイ発射場から打ち上げられる予定だ。 アリラン3A号は韓国航空宇宙研究院が2006年から8年にかけて2359億ウォン(約253億円)をかけて開発した衛星だ。打ち上げ後、4年間で一日に昼・夜間1回ずつ韓半島(朝鮮半島)上空を過ぎて地上を観測する任務を遂行する。衛星からは地上にある縦横55センチの大きさの物体を識別する電子光学カメラを搭載している。70センチ級のアリラン3号より機能が向上した。 3A号は韓国の衛星中で初めて熱を感知して撮影する赤外線センサーを搭載している。夜や悪天候でも地上の物体を監視することができる。赤外線映像は工場から吹き出る熱を探知でき、工場稼働の有無や火山活動、夜間ヒートアイランド現象などを探知するのに活用される。
「はやぶさ2」を小惑星に導き、地球へ帰還させる原動力となるイオンエンジン。NECはJAXA指導のもと、この製造を担当した。そして、その中心にいたのが碓井である。幼いころの父の導き、学生時代の学び、入社後の先輩からの期待、ピンチに陥った時の上司や仲間の助け、それらを受けてここまでやってきたその年月を振り返り、「はやぶさ2」の現状も聞いた。 碓井 美由紀 NEC宇宙システム事業部 主任 私は大学院の修士課程の2年間を、JAXA宇宙科学研究所(以下、JAXA宇宙研)で過ごし、そこでイオンエンジンに出会いました。現「はやぶさ2」プロジェクトマネージャの國中先生の研究室でした。 大学院に入った時は電気推進について、名前を知っているぐらいで、どういう種類があって、どんな原理なのかについてはよく分かっていませんでした。2006年頃です。当時、國中先生は「はやぶさ」のイオンエンジン担当。それまで遠い存在だ
警察の捜査で重要な証拠となる指紋や掌紋を特殊なレーザー光を使って手を触れずに検出する装置を早稲田大学などの研究チームが開発しました。宇宙から地球を探査するのに使われるリモートセンシングと呼ばれる技術が応用されていて、2年後の実用化を目指すということです。 人が残した指紋や掌紋に緑色の特殊なレーザー光を当て、脂肪やたんぱく質によって反射される光を検出する仕組みで採取は1分以内に行えます。 金属などの細かい粉や液体などを付着させる従来の方法では、指紋が重なり合った場所では採取がほぼ不可能だったほか、証拠品を傷めるおそれもありました。 しかし、この装置なら反射した光の波長を分析することで、実験では重なった指紋の7割以上を分離して採取できたということです。装置には、人工衛星で宇宙から地球を探査するのに使われるリモートセンシングと呼ばれる技術が応用されていて、研究チームは2年後の実用化を目標に今後、
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