政府は人工衛星などに使う宇宙関連部品の対米輸出を拡大するため、米航空宇宙局(NASA)と部品を相互承認する協議を始めた。宇宙航空研究開発機構(JAXA)が認定した部品をNASAが推奨品とし、米市場に日本製品を輸出しやすくする。日本勢はNECや三菱電機など大手エレクトロニクス企業が衛星関連機器に強みがあり、日本勢の商機が広がる可能性がある。JAXAは宇宙関連部品について、設計や材料、品質管理など
©MHI/JAXA 11月24日15時50分、日本のH-ⅡAロケットが、カナダTelesat社の通信衛星を載せて、種子島の青空へ飛び立ちました。打上は無事に成功し、地球をまわる軌道に衛星をのせることができました。 実は、ロケットは、ただ宇宙に打ち上げるだけではなく、予定時刻に打ち上げることが重要なのです。特に、金星などの惑星の探査や、国際宇宙ステーションとのドッキングでは、ロケット打上のタイミングがシビアとなります。惑星や宇宙ステーションは、地球から見て時々刻々と位置を変えているので、一度タイミングを逃してしまうと、次のタイミングがめぐってくるのは数か月後、ということもあるのです。
はやぶさ2が地球スイングバイ後に撮影した写真。画像右上にオーストラリア大陸、右下に白い南極大陸が見えている=日本時間2015年12月4日午後1時9分、JAXA提供 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は14日、小惑星探査機「はやぶさ2」が3日に実施した「地球スイングバイ」について、成功を確認したと発表した。また、地球から約34万キロ離れたはやぶさ2が撮影したカラー写真を公開。オーストラリア大陸や南極大陸などの南半球が写っている。 JAXAがはやぶさ2の現在の軌道を分析… この記事は有料記事です。 残り228文字(全文381文字)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2015年12月14日、「はやぶさ2」が今月3日に実施した地球スイングバイの直後に撮影された、地球の画像を公開した。 「はやぶさ2」は3日の夕方から夜にかけて、地球の引力を使って軌道を曲げ、その際に地球の公転速度をもらうことで探査機の速度を上げる「地球スイングバイ」を実施した。 この画像は「はやぶさ2」がスイングバイ後、地球から離れるときに、搭載している「ONC-T」と呼ばれる光学航法望遠カメラで撮影したもので、南極とその周辺の様子が写っている。 ONC-Tでは7つのフィルタを使って撮影することができ、このうち3色の画像を使ってカラー画像として作成したものが、この画像となる。画像にはオーストラリア大陸や南極大陸が見えている。 ONC-Tは、物による反射の性質の違いを利用し、小惑星「リュウグウ」のどこに有機物や含水鉱物があるかを確認し、着陸する場所を決めるこ
金星探査機「あかつき」が金星周回軌道に投入されたことを受けて、初音ミク公式ブログが「ミクとはちゅねも、5年半の長旅の結果、とうとう金星に到着した」と報告しています。そうです、「あかつき」には初音ミクとはちゅねミクが乗り込んでいたのです。 初音ミク公式ブログ こちらは元々、ネットユーザーの有志が企画したもの。2008年に“初音ミクを宇宙へ送る”ことを真剣に考える人々が現れ、JAXAの「募集したメッセージを金星へ送る」というキャンペーンを受けて、ネット署名を展開。「1万筆集まったらパネル1枚が専用で使える」とのJAXAの提案に、1万3849人集まり、最終的に3枚のパネルにミクとはちゅねのイラストが掲載されることになりました(参考:ソーシャル・メディア衛星開発プロジェクトSOMESAT)。 「金星探査機あかつきに掲載する初音ミクのイラストを大募集」結果発表ページ イラストはピアプロ公式コラボとし
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