©MHI/JAXA 11月24日15時50分、日本のH-ⅡAロケットが、カナダTelesat社の通信衛星を載せて、種子島の青空へ飛び立ちました。打上は無事に成功し、地球をまわる軌道に衛星をのせることができました。 実は、ロケットは、ただ宇宙に打ち上げるだけではなく、予定時刻に打ち上げることが重要なのです。特に、金星などの惑星の探査や、国際宇宙ステーションとのドッキングでは、ロケット打上のタイミングがシビアとなります。惑星や宇宙ステーションは、地球から見て時々刻々と位置を変えているので、一度タイミングを逃してしまうと、次のタイミングがめぐってくるのは数か月後、ということもあるのです。