「原始重力波」を初観測=米チーム、南極の電波望遠鏡で−初期宇宙の姿、より正確に 米国のハーバード大やスタンフォード大などの研究者で構成する「BICEP2」プロジェクトは17日、南極点付近に設置した電波望遠鏡で、宇宙が約138億年前にビッグバンで誕生したころに「原始重力波」が存在した証拠を初めて観測したと発表した。 同プロジェクトとは別に、東京大宇宙線研究所で重力波を研究する大橋正健准教授は「初期宇宙の姿がより正確に分かってくると思う。確認されれば、ノーベル賞級のすごい成果だ」と話した。 宇宙がビッグバンで誕生した際には、非常に高温で密度が高かったと考えられている。膨張によって現在は絶対温度2.7度(セ氏零下270.4度)まで冷えており、この温度は「宇宙背景放射」と呼ばれる短い波長の電波として観測される。(2014/03/18-02:18) 次の記事へ
独電力大手、脱原発で打撃=火力採算悪化、危機的状況に 【フランクフルト時事】脱原発政策が進むドイツで、安定経営を誇っていた電力大手が危機的状況に陥っている。補助金の後押しを受けた再生可能エネルギーによる電力普及で電力市価が下落し、大手が保有する火力発電所の収益が悪化しているためだ。各社は火力発電所の閉鎖を急ピッチで進めているが、業績改善への道筋は見えない。 国内2位のRWEの2013年決算は、純損益が少なくとも旧西ドイツ建国時の1949年以来の赤字に転落。3位のEnBWも純利益が9割減少した。最大手エーオンは若干の減益にとどまったが、欧州での同社の総発電量の4分の1超に当たる1300万キロワット分の火力発電所を閉鎖する方針を明らかにしている。(2014/03/15-17:08) 前の記事へ 次の記事へ
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