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  • NASA、小惑星を月まで運べる新しい無人宇宙機の提案を米企業に呼びかけ | その他 | sorae.jp

    Image Credit: NASA 米航空宇宙局(NASA)は2015年10月23日、小惑星の欠片を月の近くまで運ぶ無人ミッション「ARRM」(Asteroid Redirect Robotic Mission)の実現方法を探るため、米国の企業に対して提案を呼びかけた。 現在NASAは、小惑星の一部を月軌道の周辺まで運び、そこに宇宙飛行士を送り込み、将来の有人火星探査に向けた予行練習を行うミッション「ARM」(Asteroid Redirect Mission)を計画している。 小惑星を運ぶ役目は無人の宇宙機が担うことになっているが、そのためには新しい技術開発が必要となる。NASAの要求では、持ち帰る小惑星の大きさは直径約6m、質量は20トン以上と想定されており、またエンジンには、50kWの出力をもつ太陽電池によって動く電気推進エンジンを使うことが必要とされている。さらに宇宙機と小惑星が

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  • NASAの小惑星探査機「OSIRIS-REx」が完成、環境試験へ | 科学衛星 | sorae.jp

    Image Credit: Lockheed Martin 米航空宇宙局(NASA)は2015年10月22日、小惑星探査機「OSIRIS-REx」(オサイリス・レックス)の組み立てが完了し、環境試験が始まったと発表した。 試験はコロラド州デンヴァーにある、ロッキード・マーティン・スペース・システムズ社の施設で行われている。試験は今後5か月間にわたって続き、真空や振動、極端な温度環境にさらされ、打ち上げや宇宙飛行に耐えられるかが試される。 試験が順調に進めば、OSIRIS-RExは2016年9月3日にアトラスVロケットで打ち上げられる予定となっている。OSIRIS-RExは2年にわたって宇宙を航行し、2018年に小惑星ベンヌ(ベヌー)に到着。505日間にわたって探査を行う。そして表面から、最大2kgほどの砂や石などのサンプルを回収し、2023年に地球に帰還する予定となっている。 ■OSIRI

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  • プロトンMロケット、通信衛星「タークサット4B」の打ち上げに成功 | プロトン | sorae.jp

  • 「アンタレス」ロケットの失敗、AR社がオービタルATK社に5000万ドルを支払うことで決着 | アンタレス | sorae.jp

    Image Credit: NASA 2014年10月に起きた「アンタレス」ロケットの打ち上げ失敗について、ロイター通信やSpaceNewsなどは2015年9月25日、エンジンを供給したエアロジェット・ロケットダイン社が、ロケットを製造したオービタルATK社に対して、5000万ドルを支払うことで合意したと報じた。 失敗原因をめぐっては、両社が責任の押し付け合いを続けていたが、これにより論争は決着することになる。ただし、金額以上の詳細は不明である。 この事故は2014年10月28日に発生したもので、シグナス補給船運用3号機を載せたアンタレス・ロケットが打ち上げ直後に爆発し、墜落。シグナス補給船には国際宇宙ステーションに送り届けるための物資や実験機器などが搭載されていたが、すべて失われることになった。 オービタルATK社は事故の原因について、エアロジェット・ロケットダイン社から供給された第1段

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  • 「PSLV」ロケット、インド初の天文衛星「アストロサット」の打ち上げに成功 | PSLV | sorae.jp

    Image Credit: ISRO インド宇宙研究機関(ISRO)は2015年9月28日、天文衛星「アストロサット」を搭載した、「PSLV-XL」ロケットの打ち上げに成功した。アストロサットは宇宙を観測することを目指しており、インドにとっては初の格的な天文衛星となる。 ロケットはインド標準時2015年9月28日10時ちょうど(日時間2015年9月28日13時30分)、インド南部にあるサティシュ・ダワン宇宙センターの第1発射台(FLP)から離昇した。ロケットは順調に飛行し、約22分30秒後にアストロサットを分離、予定通りの軌道に投入した。続いて相乗りしていた、米国、カナダ、インドネシアの、計6機からなる超小型衛星もすべて予定通り分離された。 ●アストロサット アストロサットはISROが開発した天文衛星で、5つの観測機器をもち、可視光、紫外線、軟X線、硬X線で宇宙を観測し、中性子星やブラ

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  • 中国、また新型ロケットを打ち上げ 固体ロケットの「長征十一号」が初飛行 | 長征 | sorae.jp

    Image Credit: CALT 中華人民共和国(中国)は2015年9月25日、新型の固体ロケット「長征十一号」の打ち上げに成功した。中国は9月20日にも新型ロケット「長征六号」の打ち上げに成功したばかりで、わずか1週間たらずの間に、2機の新しいロケットが誕生したことになる。 ロケットは中国標準時2015年9月25日9時41分(日時間2015年9月25日10時41分)、甘粛省にある酒泉衛星発射センターを離昇した。その後、中国政府やメディアは、打ち上げは成功し、ロケットに搭載されていた4機の小型衛星が予定通りの軌道に乗ったと発表している。なお、打ち上げ時の写真は、公式には公開されていないが、関係者か宇宙ファンが勝手に撮影したと思われる写真がインターネットに出回っている。 また、米軍の宇宙監視ネットワークも、長征十一号の最終段と、4機の衛星が軌道に乗ったことを確認している。公表された軌道

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  • スペースX社、「改良型ファルコン9」ロケット用の第1段エンジンを公開 | ファルコン | sorae.jp

    Image Credit: SpaceX 米国のスペースX社は2015年8月18日、「改良型ファルコン9」ロケットに装着される、新しい「マーリン1D」エンジンを公開した。 この新しいエンジンは、従来型と比べて見た目に変化はあまりないが、推力が15%向上している。なお、写真のエンジンは黒くなっているが、これは熱試験のためにコーティングされているためで、実際の打ち上げでは使われない。 このエンジンを装備するファルコン9ロケットは、「改良型ファルコン9」(Upgraded Falcon 9)、もしくは「ファルコン9 v1.2」と呼ばれている。 改良型ファルコン9では、第1段エンジンだけでなく、第2段エンジンの推力も向上。また第1段機体や第1段と第2段をつなぐ段間部の構造も改良されるほか、第2段の全長が伸び、推進剤の搭載量も増える。 これにより、打ち上げ能力は従来から約30%も増えるという。これま

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  • 中国の新型ロケット「長征六号」、9月19日に打ち上げか | 長征 | sorae.jp

    中国が開発している新型ロケットのひとつ「長征六号」が、2015年9月19日にも打ち上げられるという情報が出ている。事実ならば、中国のロケット開発はまもなく、大きな転換点を迎えることになる。 中国の国家航天局や、長征六号を開発している会社などは情報を明らかにしていないが、長征六号に搭載される衛星のひとつ、「XW 2」を開発したCAMSAT社のCEOであるAlan Kungさんが、アマチュア無線衛星の関係者向けメーリング・リストで打ち上げ日時を発表した。 それによると、打ち上げ日時は協定世界時2015年9月18日23時ちょうど(日時間2015年9月19日8時ちょうど)であるとされる。またロケットからの分離時刻は約15分後の23時15分14秒(日時間8時15分14秒)だという。軌道は高度450kmの太陽同期軌道だとされる。 ただ、ロケットの飛行経路周辺の、飛行機や船舶に向けて通告するための「

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  • H-IIAロケット29号機、11月24日に打ち上げ 初の高度化仕様、静止衛星の商業打ち上げ | H2A | sorae.jp

    Image Credit: sorae.jp 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2015年9月18日、テレサット社の通信衛星「テルスター12ヴァンテージ」を搭載した「H-IIA」ロケット29号機を、2015年11月24日に打ち上げると発表した。 この29号機では「高度化」と呼ばれる、打ち上げ能力を向上させるための改良が初めて格的に適用される。また、海外から受注した商業打ち上げとしては2例目で、また静止衛星としては初となる。 打ち上げ予定日は2015年11月24日で、時間帯は15時23分から17時7分(日時間)の間に設定されている。また延期した際の予備期間として、11月25日から12月31日まで確保されている。打ち上げ予備期間中の打ち上げ時間帯は、打ち上げ日ごとに設定される。 打ち上げる衛星は、カナダの衛星通信大手テレサット社の新型通信衛星「テルスター12ヴァンテージ」で、海

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  • ロシア製の新エンジン「RD-181」、米国へ=「アンタレス」ロケットに装着 | アンタレス | sorae.jp

    Image Credit: NASA 米国の「アンタレス」ロケットに装着される、ロシア製の新しいロケット・エンジン「RD-181」が、今年7月にロシアから米国に輸送された。米航空宇宙局(NASA)が8月12日に発表した。 アンタレスはオービタルATK社(旧オービタル・サイエンシズ社)のロケットで、2014年10月に5号機が打ち上げに失敗。その原因が第1段ロケット・エンジンにあった可能性が高かったことから、現在同社は、ロケット・エンジンを新しくするなどの改良を施した、新しいアンタレスの開発を行っている。 この改良型では、失敗の原因と目された第1段エンジン「AJ-26」の使用を止め、新たに「RD-181」というエンジンを装備する。AJ-26はソヴィエト連邦で今から40年ほど前に製造されたエンジンを、現代のロシアと米国で改修したものだが、RD-181は現在も製造が続いているロシア製エンジンである

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  • 12月打ち上げの改良型「シグナス」補給船、ケネディ宇宙センターに到着 | シグナス | sorae.jp

    Image Credit: NASA/Jim Grossmann 米航空宇宙局(NASA)は8月11日、今年12月に打ち上げが予定されている無人補給船「シグナス」運用4号機(OA-4)の部品が、ケネディ宇宙センターに到着したと発表した。今後、他の部品も続々と到着し、打ち上げに向けた準備が始まる。 シグナスは米国のオービタルATK社(旧オービタル・サイエンシズ社)が開発した無人の補給船で、国際宇宙ステーション(ISS)に物資を届けることを任務としている。 この日、到着したのは「与圧貨物モジュール」(Pressurized Cargo Module)と呼ばれる部分。内部は1気圧の空気で満たされ、国際宇宙ステーション(ISS)に結合したあとは、宇宙飛行士が中に入って物資を運び出すことができる。 シグナスの全体はオービタルATK社が開発したが、この与圧貨物モジュールは欧州のタレス・アレーニア・スペ

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  • ボーイング社の新型宇宙船CST-100、名前は「スターライナー」に | CST-100 | sorae.jp

    Image Credit: NASA 米ボーイング社は9月4日、開発中の宇宙船CST-100を「スターライナー」(Starliner)と命名すると発表した。また、ケネディ宇宙センターにある同機の組み立てや整備、打ち上げ準備を行う施設も公開し、2017年に予定している宇宙飛行士を乗せた初飛行に向けて、準備が進んでいる様子をアピールした。 スペース・シャトルの引退以降、米航空宇宙局(NASA)は月や火星、小惑星などのより遠い目標に集中する代わりに、国際宇宙ステーション(ISS)のような地球低軌道への宇宙飛行士の輸送を民間企業の手にゆだねるという路線をとっており、その中でボーイング社とスペースX社の2社が、新しい宇宙船の開発にあたっている。 スターライナーはスペース・シャトルのような翼はもたず、アポロ宇宙船のようなカプセル形をしている。最大で7人の宇宙飛行士が乗ることができ、またISSへ飛行では

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  • NASAの地球観測衛星「SMAP」、レーダー機器回復せず 復旧断念 | 気象・地球観測衛星 | sorae.jp

    Image Credit: NASA/JPL-Caltech 米航空宇宙局(NASA)・ジェット推進研究所(JPL)は9月2日、ことし7月に不具合が発生した地球観測衛星「SMAP」のレーダー観測機器について、復旧を断念したと発表した。ただ、もうひとつの主要な観測機器である放射計は正常なことから、衛星の運用は今後も続けるとしている。 この問題は今年7月7日に発生したもので、SMAPに搭載されている観測機器のひとつである合成開口レーダーに何らかの問題が発生し、動かせない状態に陥っていた。 NASA/JPLでは対策チームを編成し、問題解決にあたってきた。これまでに得られた衛星の状態を示す信号(テレメトリー)の分析で、レーダーのパルスの出力を強くするための装置(HPA)の、低電圧電源に問題がある可能性が高いことがわかってた。対策チームは地上にある予備の部品なども使い、調査や試験が繰り返され、そのデ

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  • X線天文衛星「すざく」、科学観測を終了 目標を大幅に超えて運用 | 科学衛星 | sorae.jp

    Image Credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月26日、X線天文衛星「すざく」(ASTRO-EII)の科学観測を終了すると発表した。今年6月1日に発生した通信の問題が解決できなかったためで、今後は運用を終了させるための作業を実施するという。 「すざく」は、日米の国際協力で開発されたX線天文衛星で、2005年7月10日に打ち上げられた。当初、目標寿命は2年とされていたが、それをはるかに超える約10年間にもわたって運用されていた。 しかし、今年6月1日以降、衛星の動作状況を知らせる通信が間欠的にしか確立できない状態が続いており、JAXAでは復旧運用を行っていた。 この問題は、バッテリーの劣化、もしくは故障による電力不足に起因すると推測されており、「すざく」は衛星の電源が失われて姿勢制御ができず、およそ3分間に1回の周期で無制御にスピンしている状態だと推定されていた。

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  • 「こうのとり」5号機、国際宇宙ステーションに到着 順調すぎて予定前倒し | HTV | sorae.jp

    Image Credit: sorae.jp 国際宇宙ステーション(ISS)に補給する物資を搭載した「こうのとり」5号機が、8月24日19時29分、ISSに到着した。作業は問題なくすべて順調に進み、予定よりも20分ほど早く到着した。 「こうのとり」5号機は今月19日に、H-IIBロケットによって打ち上げられた。ロケットは順調に飛行し、打ち上げから15分後に「こうのとり」が分離され、予定通りの軌道に入った。その後、計4回に分けた軌道変更を行い、徐々にISSに接近した。 そして2015年8月24日19時29分(日時間、以下同)、ISSに滞在している油井亀美也宇宙飛行士が操作するロボット・アームによって「こうのとり」5号機がキャプチャー(把持)され、ISSに到着した。 当初、キャプチャーは19時55分ごろに予定されていたが、大幅に前倒しされることになった。その理由について、JAXA有人宇宙技術

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  • H-IIBロケット、宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機の打ち上げに成功 | H2B | sorae.jp

    Image Credit: JAXA 三菱重工業と宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月19日、宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機(HTV5)を搭載した、H-IIBロケットの打ち上げに成功した。「こうのとり」には国際宇宙ステーション(ISS)に補給するための物資が搭載されており、このあと軌道修正をしつつ飛行を続け、8月24日にISSに到着する予定となっている。 ロケットは日標準時2015年8月19日20時50分49秒、鹿児島県種子島にある種子島宇宙センターの吉信第2射点から離昇した。ロケットは順調に飛行を続け、打ち上げから15分後に「こうのとり」を分離し、予定通りの軌道に投入した。 「こうのとり」(HTV)は、ISSに水や料品、生活用品、そして実験機器やISSの予備部品などの物資を輸送することを目的として、宇宙開発事業団(NASDA、現在のJAXA)と三菱重工によって開発された

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  • “強化型”イプシロン・ロケット、開発順調 2016年度打ち上げ | イプシロン | sorae.jp

    Image Credit: JAXA 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は8月6日、強化型の「イプシロン」ロケットの開発状況について明らかにした。 イプシロンはJAXAが開発した小型の固体ロケットで、第1段に「H-IIA」ロケットの固体ロケット・ブースター(SRB-A)を使い、第2段と第3段には「M-V」ロケットで使用されたロケット・モーターを改良して用いるなど、既製品を流用することで低コスト化が図られている。またその一方で、人工知能によるロケットの自己診断機能や、少人数で打ち上げ管制ができるシステムなど、新しい技術も使われており、低コストながら高い性能をもつロケットの実現を目指している。 開発は2010年から始まり、2013年9月14日に惑星分光観測衛星「ひさき」(SPRINT-A)を載せた試験機の打ち上げに成功した。 しかし、試験機の打ち上げ能力では、その次に打ち上げを予定してた「ジオス

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  • ロシアの新型宇宙船「PTK NP」、2021年の無人試験機打ち上げを目指す=露宇宙庁 | その他 | sorae.jp

    Image Credit: Roskosmos ロシア連邦宇宙庁(ロスコスモス)は8月6日、公式facebookページにおいて、新型宇宙船の無人での初飛行を、2021年に実施する予定であると明らかにした。 打ち上げ場所は、現在ロシア極東で建設が進められているヴァストーチュヌィ宇宙基地で、新型の「アンガラA5V」ロケットで打ち上げるという。打ち上げ後、宇宙船は地球低軌道に投入され、試験が実施される。この発表に先立ち、ロスコスモスの科学・技術会議において、2021年の初打ち上げに向けて、開発を次の段階に移行することが承認されたという。 以前、初飛行は2018年に実施するとされていたが、ロシアのメディアなどは昨年以来、「2021年に延期された」と報じており、それが裏付けられた形となる。 この新型宇宙船は「PTK NP」と呼ばれている。ロシア語で「次世代有人輸送船」を意味する「Пилотируем

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  • 「スペースシップツー」の事故、安全対策の不足と操縦士のミスが原因=NTSBが結論 | ヴァージン・ギャラクティック | sorae.jp

    Image Credit: NTSB 2014年10月31日(米国時間)に起きた「スペースシップツー」の空中分解事故について、事故の調査を行っていた米国の国家運輸安全委員会(NTSB)は7月28日、調査結果を発表した。 この事故は米太平洋夏時間2014年10月31日朝(日時間2014年11月1日未明)に起きたもので、試験飛行中だったスペースシップツーの1号機「VSSエンタープライズ」が、ロケット・モーターに点火した直後に空中分解し、搭乗していた副操縦士のマイケル・アルスベリーさんが死亡、また機長のペーター・シーボルドさんはパラシュートで脱出したものの、重傷を負った。 事故を調査していたNTSBの発表によると、事故の原因は、同機を開発したスケールド・コンポジッツ社による、ヒューマン・エラーに対する考慮や対策が十分ではなかったこと、また副操縦士のアルスベリーさんが、訓練不足により、宇宙船の「

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  • 米国家偵察局、軍用宇宙ステーション「MOL」の機密指定を解除へ | その他 | sorae.jp

    Image Credit: NRO 米国家偵察局(NRO)は7月31日、1960年代に計画された軍用の有人宇宙ステーション「MOL」(モウル)計画の機密指定を、今年10月22日に解除すると発表した。 MOL(Manned Orbiting Laboratory)は、1960年代に米空軍が計画していた軍用の有人宇宙ステーションで、表向きは軍人の宇宙飛行士によって科学実験などの行うことが目的とされていたが、、実際のところはソヴィエト連邦の写真を撮影することを一番の目的としていた。当時すでに無人の偵察衛星「ガンビット」の第1世代機が開発されてはいたが、人間のほうがより鮮明な写真を撮れるという見方が強かった。また無人衛星よりも、撮影したい場所の写真を、効率的かつすばやく得られることも期待されていた。 MOLは1963年12月に、当時のロバート・マクナマラ国防長官によって計画の開始が発表された。米空

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