12月3日~6日の日程で、東京国際フォーラムで世界天文年公認イベントの一つとして「宙博(ソラハク)2009」が開催された。主催は「宙博実行委員会」。会場内は「宇宙・天文フィールド」「環境・エネルギーフィールド」「レクチャー・ワークショップ」、ワークショップ&キッズプログラム「サイエンス縁日」の4つのゾーンに分けられており、専門家たちによるレクチャーも行なわれていたが、この記事では会場の展示をレポートする。 会場では月・惑星探査用に研究開発されているローバーも展示・デモされていたほか、三菱重工業のコミュニケーションロボット「wakamaru」も来場者たちに愛嬌を振りまいていた。最終日である日曜日には当日券(大人1,500円、中学生、高校生1,000円)が売り切れるほどの人気だった。 ●宇宙・天文フィールド まず会場入り口をくぐると、JAXA(宇宙航空研究開発機構)による活動が模型とパネルで紹