マネージャーをやっていると、嬉しい瞬間がたくさんあります。チームが目標を達成した時、メンバーが成長した姿を見た時…。でも、正直に言うと、同じくらい「うーん…」と考え込んでしまう瞬間や、ちょっと歯がゆい気持ちになる場面も少なくありません。 その一つが、チームの中にいる、「気づいちゃった人」の存在です。 「あ、この資料、前回の数字のままですよ」 「この進め方だと、後工程の〇〇さんが困るかもしれません」 「ログを見るとこのような警告が出ていそうなのですが…」 他の人が見過ごしがちな細かい点や、ちょっとした問題、先回りした気遣い…。そういうことに気づいて、声を上げてくれたり、サッと行動してくれたりするメンバー。チームや組織にとって、本当に、本当にありがたい存在のはずなんです。 ただ、現実はどうでしょうか? 気づけば、その「気づいちゃった人」ばっかりが、追加のタスクを抱え込んでいたり。 良かれと思っ
