イスラエルとレバノンのヘズブラとの緊張関係が、最近また高まってきている。過去数ヶ月前には、イスラエルが現在のヘズブラの兵器装備状態が、レバノン戦争時よりも充実していることと、ヘズブラ側にイスラエル攻撃意図があることを、主張し非難している。 そうした流れのなかで、今月3日、キプロスの東海上160キロの地点で、貨物船がイスラエル海軍によって拿捕され、イスラエルのアシュドット港に寄港することを強制される、という出来事が起こった。 その船がイスラエル海軍によって捕まえられたのは、積荷が危険なものである可能性が高い、という情報がイスラエル軍に入っていたためであろう。確かにアシュドット港で積荷を上げ開いてみると、大量の武器兵器が入ったコンテナが、40本も積まれていたのだ。 手りゅう弾、携帯ロケット弾、臼砲、3000発以上のミサイル、などだったということだ。それらの武器がIRISLとかかれた箱に詰
アフガニスタン北部クンドゥズ州で4日未明、乗っ取られた燃料トラックを国際治安支援部隊(ISAF)が空爆し多数の民間人が死傷したことについて、ISAFのマクリスタル司令官(米軍)は5日、事実を調査し結果を公表すると約束しました。現地のテレビ演説で語りました。 これに先立ち、ISAFを統括する北大西洋条約機構(NATO)のラスムセン事務総長はブリュッセルで4日、空爆で民間人が死亡した可能性を認め、「徹底的に調査する」と記者団に語りました。米ホワイトハウスのギブス報道官は同日、事件についての「深い憂慮」を表明しています。 今回の事件現場はドイツ軍の管轄地域で、爆撃したのは米軍機でした。 空爆による民間人の犠牲にアフガン国民は反発を強めており、米国、アフガンの両当局にとって頭痛の種となっています。 今年5月には西部ファラー州で、米軍の空爆で約140人の民間人が死亡(アフガン側発表)。アフガン政府は
イスラエル軍による攻撃中のパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)ジャバリヤ(Jabalia)で、イスラエル兵に「人間の盾」として使用されたときの状況を証言する38歳のパレスチナ人男性(左、2009年1月15日撮影)。(c)AFP/MOHAMMED ABED 【7月16日 AFP】前年12月-今年1月のイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)攻撃に参加したイスラエル軍兵士らが、軍上層部から「疑わしければまず撃ち、結果はその後で心配すればよい」といった指示や、パレスチナ民間人を「人間の盾」として使用するよう指導されたと証言した。イスラエル退役兵らで作るグループ「沈黙を破る(Breaking the Silence)」が15日、報告書を発表した。 報告書によると、証言は匿名の兵士30人ほどから集められたもの。その結果、ガザ地区における大規模な破壊は、「イスラエ
アメリカとNATOはイランにアフガニスタンでの対テロ戦争への協力を要請、イランを通過する補給ルートの使用を打診しています。現在、パキスタン国内でのタリバーンとの戦闘が激化しており、この方面の補給ルートが危うくなっている為、イラン経由で海から陸へ補給物資を輸送し、アフガニスタンに届ける戦略です。 NATO:アフガン対テロ戦、イランに補給路要請 米も非公式に|毎日新聞【テヘラン春日孝之】アフガニスタンでの米国と北大西洋条約機構(NATO)の対テロ戦を巡り、NATOがイランに補給路の提供を公式に要請、米国も非公式レベルで折衝していることが31日分かった。複数の関係筋が毎日新聞に明らかにした。外国部隊の主要補給路であるパキスタン・ルートが武装組織の攻撃にさらされる中、イラン・ルートの重要性は高い。実現すれば、米イラン関係修復の突破口になる可能性も出てくる。 NATO:補給路要請 イラン見返り要求も
国営イラン放送は5日、北朝鮮が「人工衛星」とする長距離弾道ミサイルの発射を解説も交え詳しく報じたが、「平和的な宇宙開発の枠内」とする北朝鮮側の主張を引用、北朝鮮寄りの姿勢を示した。 同放送は、発射を日韓などが厳しく批判したことに触れ、西側メディアなどは「北朝鮮の主張はミサイル発射の隠れみのにすぎない」と宣伝していると伝えた。しかし「中国やロシアはより慎重な立場だ」と指摘、今回の発射が6カ国協議における北朝鮮の立場を強化するとの見方も示した。 イランは北朝鮮と同様、弾道ミサイルに転用可能とされるロケット技術の開発を急ぎ、今年2月に国産ロケットによる人工衛星打ち上げに成功したと発表した。(共同)「ミサイル発射」関連記事一覧
3月12日、イスラエル軍によるガザ攻撃によるパレスチナ側の死者が1434人に達したことが明らかに。写真は1月、空爆から逃げるパレスチナ人(2009年 ロイター/Mohammed Salem) [ガザ 12日 ロイター] パレスチナ自治区の人権団体「パレスチナ人権センター」は12日、イスラエル軍が昨年末から22日間にわたって行ったガザへの大規模軍事作戦によるパレスチナ側の死者が、1434人に達したとの調査結果をまとめた。約3分の2は民間人だったとしている。 それによると、犠牲者の内訳は兵士が235人、警察官が239人で、民間人は960人に上った。民間人のうち、288人が子どもで、121人が女性だったという。
中央アジアの一国キルギスタンに、アメリカはアフガニスタン対応の輸送目的の、空軍基地を持っていた。この基地から、アフガニスタンに駐留する兵士に、食料や武器弾薬などが、空輸されていたのだ。 ところが、ここにきて、キルギスタン政府はこの空軍基地の使用延長を、取りやめることを決定した。アメリカの援助よりも、ロシアとの関係を、優先したのであろうか。 アメリカはイラクの制圧がほぼ成功し、軍の大半をアフガニスタンに移駐し、一気にアフガニスタンも解決しよう、と思っていたのであろうが、どうも流れは逆の方向に、向かっているようだ。 キルギスタンの非協力に加え、パキスタンからアフガニスタンに通じる、主要道路にかかる、橋が爆破された。この結果、パキスタンから運ばれていた軍事物資は、完全にストップすることになった。 そうなると、アフガニスタンに駐留するアメリカ軍は、食糧の補給も武器弾薬の補給も、滞ることにな
国産衛星打ち上げ=長距離ミサイル開発に懸念−イラン 国産衛星打ち上げ=長距離ミサイル開発に懸念−イラン 【カイロ3日時事】イランのメディアは3日、同国が国産人工衛星の打ち上げに成功したと報じた。これが事実とすれば、衛星を打ち上げる技術は長距離弾道ミサイルの開発にも応用が可能なだけに、同国の核開発問題と関連して懸念が強まりそうだ。 地元報道によれば、「オミド(希望)」と名付けられた衛星が2日夕、「サフィル(使者)2」ロケットにより軌道に乗せられた。24時間で地球を15回周回し、実用衛星打ち上げのための情報を集め、1〜3カ月後に地球に戻るという。(2009/02/03-19:08) 関連ニュース 【アクセスランキング】今、1番の注目記事と写真は 〔ニュース解説〕人工衛星「いぶき」「まいど1号」打ち上げ成功 【写真特集】太陽と月の神秘 日食の写真 【写真特集】コズミックフォト・宇宙の写真
イスラエル市民9割、ガザ攻撃支持 「被害出ても正当」2009年1月10日13時57分印刷ソーシャルブックマーク 【エルサレム=井上道夫】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃は10日未明も続き、AFP通信によると、パレスチナ人の死者は800人を超えた。ガザ住民の犠牲は増える一方だが、世論調査ではイスラエル市民の9割以上がイスラム過激派ハマスが支配するガザへの攻撃を支持しており、国連安全保障理事会の停戦決議後もイスラエルが攻撃の手を緩める気配はない。 イスラエル軍は9日、ハマスのロケット弾発射拠点や武器庫など70カ所以上を空爆。ハマスも約30発のロケット弾をイスラエル領に撃ち込んだほか、対戦車砲などで地上部隊に対抗した。 AFP通信によると、パレスチナ人の犠牲者のうち約4割は子供や女性で、負傷者は3330人。これに対し、イスラエル側の死者は市民と兵士合わせて十数人だ。 イスラエルが圧
【エルサレム高橋宗男】国連人道問題調整事務所(OCHA)は9日、パレスチナ自治区ガザ地区のガザ市近郊のザイトゥン地区で5日、イスラエル軍が約110人のパレスチナ人市民を1軒の住宅に集めた上でそこに砲撃を行い、約30人が死亡したと発表した。負傷者が運び込まれた同市のシーファ病院は死者数を32人としている。 ◇国連機関は非難 OCHAは住宅内にいた半数は子供だったとし砲撃を非難、同病院の救急医療部長も「虐殺だ」と非難している。イスラエル軍は毎日新聞の取材に対し「情報を持っておらず、調査する」とコメントしている。 OCHAによると、イスラエル軍は地上侵攻を開始した3日夜から7日にかけてザイトゥン地区全域で集中的な砲撃を行っていた。その間、救急隊の同地区入りを妨げた。 砲撃から生き残った主婦、オーラさん(29)が、ガザ市在住の毎日新聞助手に語った話によると、複数のイスラエル兵が4日朝、ザイ
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