こんにちは、阿久津です。前回の最後に紹介したように、今回は、アプリケーションがコンテキストメニューに作成した項目を削除するチューニングにチャレンジしてみましょう。しかし文字数の制限がある本稿で、星の数ほどあるアプリケーションを対象にすることはできません。そこで、いくつかの例を用いながら、コンテキストメニューの項目が登場するパターンを紹介します。 様々なウイルス対策ソフトでは、ファイルやフォルダを対象にウイルス検査を行なうため、コンテキストメニューに項目を追加するシェルエクステンションが自動的に組み込まれます。例えば無償使用可能なウイルス対策ソフト「Avira AntiVir Personal - FREE Antivirus」では、<Scan Selected files with AntiVir>という項目がファイルやフォルダに追加されます(図1)。 図1: Avira AntiVir