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  • 幻の「マヨラナ粒子」発見-トポロジカル量子コンピュータの実現に期待

    東京工業大学は、蜂の巣状の平面構造をもつ磁性絶縁体の塩化ルテニウム(α-RuCl3)において、熱ホール効果が量子力学で規定される普遍的な値をとることを発見し、幻の粒子と言われた「マヨラナ粒子」を実証することに成功したと発表した。 (左)キタエフ模型のイメージ図。蜂の巣格子の格子点上の電子スピンが複数のマヨラナ粒子に分裂する。(右)α- RuCl3の熱ホール伝導度の磁場依存性。磁場を変化させると、ある磁場範囲で熱ホール伝導度が量子化熱伝導度の1/2倍で一定となった。(出所:東京工業大学ニュースリリース) 同研究は、京都大学大学院理学研究科の笠原裕一准教授、松田祐司教授、大西隆史修士課程学生(現:富士通)、馬斯嘯修士課程学生、東京大学大学院新領域創成科学研究科の芝内孝禎教授、水上雄太助教、東京大学大学院工学系研究科の求幸年教授、東京工業大学理学院の田中秀数教授、那須譲治助教、栗田伸之助教、東京

    幻の「マヨラナ粒子」発見-トポロジカル量子コンピュータの実現に期待
  • 中性子星のサイズは半径12~13.5km - 重力波の観測データから推定

    ドイツのフランクフルト大学とFrankfurt Institute for Advanced Studies(FIAS)の研究チームは、中性子星の半径がとり得る値の範囲を12~13.5kmの間に絞り込むことができたと発表した。数値の見積もりには連星中性子星の合体に由来する重力波の観測データを利用した。研究論文は「Physical Review Letters」に掲載された。 長年議論されてきた中性子星の半径について、重力波の観測データを利用して12~13.5kmの間に絞り込んだ。画像は大きさの比較のためにフランクフルト周辺地図に重ねてある (出所:フランクフルト大学) 中性子星は、太陽よりもやや質量の大きな恒星が寿命を迎えたときに形成される超高密度天体であると考えられている。 年老いた恒星が核融合反応に必要な元素を使い尽くすと、核融合エネルギーによる膨張と重力による凝縮のバランスが崩れ、超

    中性子星のサイズは半径12~13.5km - 重力波の観測データから推定
  • 欧州、「宇宙ゴミ除去衛星」を打ち上げ - デブリ問題の現状と課題 (1) 脅威が増すスペース・デブリ - 宇宙のゴミ問題のいま | マイナビニュース

    地球のまわりを回る、無数の「スペース・デブリ」(宇宙ゴミ)。日ではSF作品『プラネテス』や映画『ゼロ・グラビティ』の影響もあっておなじみのこの問題は、最悪の場合、人類が宇宙に出ていくことすらできなくなる危険性をはらんでいる。 この脅威に対して、少しずつではあるものの対策が進みつつある。そして、その大きな有効打となりうる「デブリ除去」も実現のきざしが見えつつあり、2018年4月には欧州が開発した試験衛星「リムーヴデブリ」が打ち上げられた。しかし、この宇宙のゴミ問題を解決するためには、まだ課題もある。 欧州が打ち上げたデブリ除去の試験衛星「リムーヴデブリ」の想像図 (C) RemoveDEBRIS consortium スペース・デブリ問題のいま 1957年に世界初の人工衛星「スプートニク」が打ち上げられて以来、人類はこれまでに約8000機の衛星を打ち上げてきた。そのうち、現在も稼働している

    欧州、「宇宙ゴミ除去衛星」を打ち上げ - デブリ問題の現状と課題 (1) 脅威が増すスペース・デブリ - 宇宙のゴミ問題のいま | マイナビニュース
  • 行方不明だったバリオン(宇宙の通常物質の1/3)を銀河間空間で発見

    今日の宇宙論では、宇宙に存在する全物質・エネルギーのうち約70% は「ダークエネルギー」と呼ばれる正体不明のエネルギーであり、約25% は「ダークマター」と呼ばれる正体不明の物質であるとされ、通常の物質の比率はわずか5% 程度に過ぎないと考えられている。 ダークエネルギーやダークマターは文字通り謎に包まれた存在だが、陽子や中性子などのバリオン粒子で構成されている通常物質についても、いまだ解明されていない謎が残っており、「行方不明のバリオン問題」などと呼ばれてきた。これは、観測データから推定される通常物質の存在量が、ビッグバン理論に基づいて宇宙誕生時に生成されたはずのバリオン粒子の数と大きくい違うという問題である。 これまでの観測データから、銀河や銀河団などを構成している通常物質は宇宙誕生時に作られたバリオン粒子のうち10% 程度であり、60% 近い数のバリオン粒子は銀河間の広大な宇宙空間

    行方不明だったバリオン(宇宙の通常物質の1/3)を銀河間空間で発見
  • はやぶさ2がリュウグウに到着-「大胆に挑戦したい」津田プロマネが意気込み

    予定通りに小惑星リュウグウに到着 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月27日、16時より記者会見を開催、小惑星探査機「はやぶさ2」のリュウグウ到着について説明した。はやぶさ2はこの日、探査の"ベースキャンプ"となるホームポジション(リュウグウから約20kmの地点)に到着。これにより、往路は完走となり、いよいよ今後、小惑星近傍での運用が始まることになる。 到着確認後の集合写真 (C)ISAS/JAXA はやぶさ2は同日、朝の運用でコマンドを送信。9時30分頃にX軸方向に、続いて9時35分頃にZ軸方向に、化学推進系(RCS)の噴射を行った。LIDAR(レーザー高度計)で計測し、距離が約20kmであること(正確には20.7km)、そして距離を維持できていること(相対速度は秒速1cm以下)を確認し、予定通り、リュウグウへの到着を果たした。 到着時のドップラーシフト。9時51分に受信したところで速

    はやぶさ2がリュウグウに到着-「大胆に挑戦したい」津田プロマネが意気込み
  • SperctreやMeltdownを根本から防ぐSafeSpec(1) 投機実行の隙を突くSpectre/Meltdownの仕組みを知る

    無査読の論文投稿サイトのArXiveに「SafeSpec:Banishing the Spectre of a Meltdown with Leakage-Free Speculation」という論文が発表された。筆頭著者のカリフォルニア大学リバーサイド校のKhaled Khasawneh氏をはじめ6人の名前が並んでいる。指導教官は著者の一人となっているリバーサイド校のNael Abu-Ghazaleh教授である。 投機実行と攻撃方法 最近のプロセサは性能を上げるために「投機実行(Speculative Execution)」を使っている。例えば、ifの条件が成立するか、しないかが、if文を実行するタイミングで判明していなくても、過去の履歴から、成立、不成立を予測して、その予測に基づいてその先の文の命令を実行していく。 予測が正しければ、条件の成立、不成立が判明するまで待つよりも処理性能を

    SperctreやMeltdownを根本から防ぐSafeSpec(1) 投機実行の隙を突くSpectre/Meltdownの仕組みを知る
  • はやぶさ2の管制室がプレスに公開、8回目の軌道制御が無事完了!

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月24日、小惑星探査機「はやぶさ2」の管制室を報道向けに公開した。同探査機は現在、小惑星リュウグウへの接近運用を続けているところで、この日にはちょうど、8回目の軌道制御(TCM08)が実施された。TCM08後の相対速度は秒速8cm、小惑星までの距離は約38km。到着まで、残りのTCMはいよいよあと2回だ。 小惑星探査機「はやぶさ2」の管制室 管制室が置かれているJAXA相模原キャンパス 管制室を横方向から。こちらの方が広さは分かりやすい 津田雄一・はやぶさ2プロジェクトマネージャ(中央) TCM08の噴射は9時35分頃より2回に分けて実施。1回目はZ軸方向、2回目はY軸方向の制御が行われた。TCMは通常、このようにXYZの方向ごとに行うとのことだが、結果を見てからさらに補正噴射を行う場合もあり、多ければ4~5回実施したこともあるそうだ。 噴射のためのコマ

    はやぶさ2の管制室がプレスに公開、8回目の軌道制御が無事完了!
  • 火星で史上最大級の砂嵐が発生、NASA探査機と音信不通も"好機"に

    この夏、15年ぶりに地球に大接近する火星でいま、観測史上最大級の大きさの砂嵐が発生している。 まるで映画『オデッセイ』のような展開に、火星で活躍中の探査車「オポチュニティ」は科学観測を停止することになったが、他の探査機はこの機会を、火星の気候や歴史を知る好機と捉え、研究に勤しんでいる。 NASAの火星探査車「キュリオシティ」が捉えた火星の砂嵐の様子。6月7日の時点ですでに遠くの山々が見えにくくなるほどの砂が舞っているが、10日になるとさらにひどくなっている (C) NASA/JPL-Caltech/MSSS 火星の砂嵐 火星で砂嵐が発生することは珍しくなく、それも一年中、季節を問わず発生することがわかっている。ときには数日である地域全体を覆うほどの規模に発展することもあり、さらにそれが火星全体を包み込むほどにまで発展することもある。 こうした大規模な砂嵐は、おおよそ3~4火星年(6~8地球

    火星で史上最大級の砂嵐が発生、NASA探査機と音信不通も"好機"に
  • ブラックホールが恒星をバラバラに引き裂く「潮汐破壊現象」の観測に成功

    天文学者の国際研究チームは、超大質量ブラックホールに近づきすぎた恒星が強い重力によってバラバラに引き裂かれる「潮汐破壊現象」を直接観測することに成功したと発表した。研究論文は科学誌「Science」に掲載された。 衝突中の銀河のペアArp299(左下)の中心部で起きている超大質量ブラックホールによる恒星の潮汐破壊現象とそれに伴うジェット噴流の想像図 (出所:マンチェスター大学) 今回報告された潮汐破壊現象は、地球から約1億5000万光年先で衝突している2つの銀河のペア「Arp299」で起こったもの。Arp299のうちの一方の銀河の中心に存在すると考えられている超大質量ブラックホール(太陽の2000万倍超の質量)によって、ひとつの恒星(太陽の2倍以上の質量)が引き裂かれる様子を、世界各地の電波望遠鏡、赤外線望遠鏡を使って詳細に観測したとしている。 ブラックホール理論によれば、超大質量ブラック

    ブラックホールが恒星をバラバラに引き裂く「潮汐破壊現象」の観測に成功
  • はやぶさ2の最新画像が公開、意外にもリュウグウの形は「そろばん」型!

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月21日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関する記者会見を開催し、同探査機が撮影した最新の画像を公開した。小惑星リュウグウのサイズはすでに100ピクセル近くにまで大きくなっており、クレーター状の窪みや、ゴロゴロした岩塊も確認可能。表情豊かな小惑星表面の姿が明らかになってきた。 吉川真はやぶさ2ミッションマネージャ(JAXA宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 准教授) ついにリュウグウまで100kmを切ったはやぶさ2 はやぶさ2は21日12時の時点で、リュウグウに約76kmまで接近。秒速40cmというゆっくりした相対速度で近づいている。これまでに、全10回の軌道制御(TCM)のうち、6回まで正常に終了。到着予定日はもう少し近づかないと決まらないものの、今のところ当初の「6月27日前後」のまま変更はない。 今回、新たに公開されたのは16枚の撮影画像。いずれもO

    はやぶさ2の最新画像が公開、意外にもリュウグウの形は「そろばん」型!
  • 見えてきたリュウグウの姿、じつはやや四角い? 衛星の有無にも注目

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月14日、小惑星探査機「はやぶさ2」に関する記者会見を開催し、前回(6月7日)からのアップデートについて説明した。目的地である小惑星リュウグウへの到着予定日は6月27日のままで変更は無いが、最新の観測画像が公開されたほか、光学電波複合航法と衛星探索についての詳細説明が行われた。 左から産業技術総合研究所 人工知能研究センターの神山徹 主任研究員、JAXA 宇宙科学研究所 研究総主幹の久保田孝氏(JAXA 宇宙科学研究所 宇宙機応用工学研究系 教授)、吉川真 ミッションマネージャ 記者会見については、こちらの記事も参照 「小惑星リュウグウまで約750km-順調に航行する探査機はやぶさ2」 いよいよ10ピクセルまで拡大! 前回、リュウグウはまだ3ピクセル程度にしか写っていなかったが、今回、6月13日に撮影したばかりの画像を公開。距離が約920kmに接近したこ

    見えてきたリュウグウの姿、じつはやや四角い? 衛星の有無にも注目
  • 小惑星リュウグウまで約750km - 順調に航行する探査機はやぶさ2

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月14日、6月27日前後に小惑星リュウグウに到着する予定で宇宙を航行している小惑星探査機「はやぶさ2」の現在の状況説明を行った。 ディアゴスティーニの「小惑星探査機はやぶさ2をつくる」を全号購入するとできあがる「はやぶさ2」の1/10模型 リュウグウ到着まで1000kmを切ったはやぶさ2 6月14日時点ではやぶさ2とリュウグウの距離は約750km。リュウグウへの精密な接近のために行っている光学電波複合航法(光学航法)に用いている光学航法カメラ「ONC-T」(望遠)で撮影されたリュウグウの姿は、6月13日13時50分時点(日時間。リュウグウとはやぶさ2との距離は約920km)で等級が約-6.6等、視野角は6.3度角×6.3度角で10ピクセル程度の大きさであり、「形は予想されたとおりだが、団子型というよりかは角ばっているようにも見え、詳細はもう少し近づかな

    小惑星リュウグウまで約750km - 順調に航行する探査機はやぶさ2
  • 探査機ニュー・ホライゾンズ、太陽系の最果て目指す新たな冒険へ

    2015年に冥王星を探査した探査機「ニュー・ホライゾンズ」が2018年6月5日、約6か月間にわたる「冬眠モード」から目を覚ました。 探査機はこれから、2019年1月1日に予定されている太陽系外縁天体「ウルティマ・トゥーレ」の探査に向けた準備を開始。太陽系の最果てを目指す、ニュー・ホライゾンズの新たな冒険が始まった。 太陽系外縁天体「ウルティマ・トゥーレ」を探査するニュー・ホライゾンズの想像図 (C) NASA/JHUAPL/SwRI ニュー・ホライゾンズ(New Horizons)は、米国航空宇宙局(NASA)やジョンズ・ホプキンズ大学などが開発した探査機で、人類初となる冥王星の探査を目指し、2006年1月19日に打ち上げられた。 そして9年にわたる宇宙航行を経て、2015年7月14日、冥王星とその衛星の近くをフライバイ(通過)して観測を実施。数多くの画像や観測データを地球に送り、謎だらけ

    探査機ニュー・ホライゾンズ、太陽系の最果て目指す新たな冒険へ
  • Windowsスマートチューニング(451) Win 10編: タスクバーの検索ボックスからWebを取り除く

    こんにちは、阿久津です。タスクバーに並ぶCortana(コルタナ)の検索機能は、設定項目やインストール済みアプリケーションなどを探すときに、よく使っている方も多いでしょう。 検索ボックスで任意の文字列を入力すると、BingによるWeb検索結果が表示されます Cortanaの音声機能を利用するかどうかはさておき、使用頻度が高くないのはWeb検索ではないでしょうか。Windows 10 バージョン1803(April 2018 Update)は上図で示したように、Web検索結果の一部を表示するようになりました。 しかし、利用する検索サイトはBingに固定されているため、普段から異なる検索サイトを利用している場合は、検索結果が異なり、1つのテーマに対して横断的にWeb検索を行うケースには不向きです。 そこで今回は、検索ボックスからWeb検索を取り除くチューニングをご紹介しましょう。 1. レジス

    Windowsスマートチューニング(451) Win 10編: タスクバーの検索ボックスからWebを取り除く
  • ロシア、再使用ロケットを開発へ - ソ連時代に生まれた技術が復活

    かつて、スペースシャトルの失敗――当初計画されていたほどにはコストが安くならなかったことから、一時は廃れたロケットの再使用化。しかし近年、スペースXが新たな再使用ロケットを生み出し、それが実際に低コスト化につながることがわかるやいなや、米国の他の企業をはじめ、欧州や日中国でも、ふたたび再使用ロケットの研究・開発が始まった。 そして、ロシアもその波に乗ることになった。ロシアの軍事技術の研究機関である「FPI(Russian Foundation for Advanced Research Projects)」は2018年6月4日、国営宇宙企業ロスコスモスなどと共同で進めていた、小型の再使用ロケットの予備設計が完了したと発表。2022年の初打ち上げを目指し、開発を進めるという。 このロシアの再使用ロケットは、スペースXなど他のロケットとは異なる仕組みを採用し、さらにそのルーツは1980年代

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  • 生命体が存在?-ハビタブルゾーンの系外巨大ガス惑星121個を特定

    カリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)とサザンクイーンズランド大学(USQ)の研究チームは、生命体の生存に適した環境にある衛星を保有している可能性のある太陽系外巨大ガス惑星121個を特定したと発表した。系外惑星体ではなく、その周りを回る衛星における生命体の存在可能性を検討した研究として注目される。研究論文は「The Astrophysical Journal」に掲載された。 生命体に適した環境にある太陽系外衛星の想像図(出所:NASA GSFC: Jay Friedlander and Britt Griswold) 2009年からアメリカ航空宇宙局(NASA)が運用しているケプラー宇宙望遠鏡は、これまでに数千個の太陽系外惑星を発見している。その中でも、ケプラー宇宙望遠鏡の主要な目的は、生命体の生存に適していると考えられる環境にある系外惑星の調査を行うことである。 主星である恒星から

    生命体が存在?-ハビタブルゾーンの系外巨大ガス惑星121個を特定
  • 最も重い素粒子トップクォークの質量起源もヒッグス機構と判明- KEKなど

    高エネルギー加速器研究機構(KEK)と東京大学(東大)、ATLAS日グループは、欧州合同原子核研究機関(CERN)が大型ハドロン衝突型加速器(LHC)で行った実験成果として、極めて稀な素粒子の反応であるトップクォーク対とヒッグス粒子が同時に生成される事象を初観測したことを発表した。 素粒子の紹介図(出所:KEKニュースリリース※PDF) LHCは、ほぼ光速まで加速した陽子同士を衝突させる、世界最高エネルギーの円形加速器。2009年に運転を開始し、2010年3月から7TeV(テラ電子ボルト)の衝突エネルギーで格的な実験をスタートした。2012年4月には、衝突エネルギーを8TeVに増強し、同年7月4日のヒッグス粒子発見につながった。現在は衝突エネルギー13TeV でデータを蓄積し、素粒子とヒッグス粒子との相互作用を精密測定することによる質量起源の解明や、新物理現象を示唆する新粒子の探索を行

    最も重い素粒子トップクォークの質量起源もヒッグス機構と判明- KEKなど
  • Windows 10ミニTips(286) 「ゲーム」として登録されたアプリを解除する | マイナビニュース

    Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。 ゲームバー設定でエントリーを削除する Windows 10はPCゲームのユーザー体験を向上させるゲームモードや、録画・配信など一連の操作を行うゲームバーを備えている。 PCゲームを楽しんでいるユーザーには有用な機能だが、操作を誤ると通常のアプリをゲームとして認識し、起動するたびに通知が現れるのは少々困りものだ。 任意のアプリを起動するとゲームバーの有効化をうながす通知が現れる。この際、誤って「はい、これをゲームとして記憶します」にチェックを入れると…… アプリをゲームとして認識すると、通知内容が変化する 筆者も以前操作を誤り、Microsoft Edgeを起動するたびにゲームバーの通知が現れる症状に出くわした。この記憶したアプリのリストは「設定」の「ゲームバー」セクションには見当たらず、

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  • Windows 10ミニTips(285) 大文字・小文字を区別したファイル名をWindows 10でも使いたい

    Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。 指定フォルダーなら利用可能だが…… WindowsはMS-DOS時代の慣例から、ファイル名の大文字・小文字を区別しない。MS-DOSは、UNIXなど先達のOSを参考に開発を重ね、そこからファイルシステムであるFATを受け継いだWindowsも同じだった。 WSL上で小文字のファイルと大文字のファイルにリダイレクトで標準出力し、メモ帳で開いてみると後から開いた大文字のファイルで上書きしていることが確認できる 厳密には、Windows NT系と呼ばれるOSは、当初からファイル名の大文字・小文字を区別するAPIを用意していたものの、互換性の関係から無効にしている。 この仕様が変更されることになったのは、WSLの存在だ。Windows 10上でLinuxディストリビューションの動作を実現するWS

    Windows 10ミニTips(285) 大文字・小文字を区別したファイル名をWindows 10でも使いたい
  • 小惑星探査機「はやぶさ2」、6月27日前後に小惑星リュウグウに到着予定

    宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6月7日、小惑星「リュウグウ(Ryugu)」を目指して宇宙を航行している小惑星探査機「はやぶさ2」の現在の状況説明を行い、6月27日前後に、目的地であるリュウグウに到着する見通しであることを明らかにした。 ディアゴスティーニの「小惑星探査機はやぶさ2をつくる」を全号購入するとできあがる「はやぶさ2」の1/10模型 リュウグウまで残り約2100km 6月7日時点のはやぶさ2とリュウグウの距離は約2100km。日列島の長さが南北で約3000km程度であることを考えると、かなりの距離まで近づいたといえる。しかし、リュウグウへの精密な軌道を導き出すことなどに用いられる光学航法カメラ(ONC)で6月6日に撮影した画像では、3ピクセルほどの大きさ(この時点の1ピクセルは約22秒角、実寸では約300mほどの大きさ)で、ようやく視界にとらえた、といった程度とも言える。

    小惑星探査機「はやぶさ2」、6月27日前後に小惑星リュウグウに到着予定