愛犬への狂犬病の予防注射は毎年1回でなくてもよいのではないか――。総務省は14日、効果が乏しいとみられる規制の見直しを検討するよう各省庁に勧告した。ただ、勧告自体に強制力はなく、見直すかどうかは規制を所管する省庁や自治体に委ねられる。 規制のあり方をチェックする総務省行政評価局が昨年8月~今年10月、聞き取り調査で見直す規制を洗い出した。民間事業者だけでなく、保健所などの自治体窓口も聞き取り対象にした調査は初めてだという。 生後91日以上の犬は毎年1回、4~6月に予防注射を受ける必要があり、制度は1985年から変わっていない。だが、効果が1年以上のワクチンもあるほか、犬が体調を崩して注射できないケースもある。このため、総務省は厚労省に注射の時期や頻度の見直しを求めた。 理容、美容店の機能を備えた理美容車は、老人ホームなどの需要が高まっている。総務省によると、調査した11自治体のうち9自治体
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