シリア北部アレッポで、旗を掲げながら行進する国際テロ組織アルカイダ系の武装組織「アルヌスラ戦線」の戦闘員ら(2015年5月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/AMC/FADI AL-HALABI 【8月2日 AFP】在英の非政府組織(NGO)シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、シリアのアレッポ(Aleppo)で1日、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装組織「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」が設置したイスラム法廷の命令により、少なくとも10人が処刑された。同監視団によると、処刑された10人のうち2人は姦通罪、残りはシリア政府に協力した疑いが持たれた。 法廷にはシリア反体制派の保守派の数グループが参加しているが、アルヌスラ戦線が主な権力を握っている。処刑はアレッポ東部のシャー(Shaar)地区で行わ