5日夕方、長野県飯田市の山林から火が出て20時間以上たっても数か所で煙が立ちのぼって消し止められず、6日の消火活動は天候の影響で昼すぎに打ち切られました。 長野県ではことし3月、唯一の防災ヘリコプターが墜落したため、消火活動は、協定を結んでいる愛知県と静岡県の防災ヘリが行いました。 しかし、20時間以上たっても数か所で煙が立ちのぼり、消し止められず、天候が悪化したため、6日の消火活動は、午後1時すぎに打ち切られました。 警察と消防によりますと、現場は標高1100メートル余りの山の山頂付近の尾根で、焼けた面積は分かっていませんが、けが人はいないということです。 飯田市は県を通じて自衛隊に災害派遣を要請し、7日、消火活動を再開したいとしています。