仏パリのシャルル・ドゴール空港で支持者らにあいさつをするカンボジアの野党指導者サム・レンシー氏(2019年11月7日撮影)。(c)DOMINIQUE FAGET / AFP 【11月8日 AFP】フランスに亡命中のカンボジア野党「救国党(CNRP)」の指導者サム・レンシー(Sam Rainsy)氏が7日、カンボジアに帰国を試みたがパリの空港で航空機への搭乗を拒否された。同党のムー・ソクア(Mu Sochua)副党首も帰国を目指していたがマレーシアで一時、拘束された。カンボジアのフン・セン(Hun Sen)首相は、野党指導者らが帰国すれば逮捕すると警告していた。 サム・レンシー氏とムー・ソクア氏は9日のカンボジアの独立記念日に合わせて帰国し、野党支持者らと会う予定だった。 サム・レンシー氏はタイ経由でカンボジアに帰国し、フランスでの亡命生活を切り上げる計画だったが、シャルル・ドゴール(Cha