ロシア極東のハバロフスク地方で続いている、プーチン政権と距離を置く知事の逮捕に対する抗議活動が極東やシベリア各地に広がり、強権的な長期政権への不満が地方で高まっていることをうかがわせる事態となっています。 知事は容疑を否認し、支援者や野党勢力は逮捕は不当だとして連日抗議活動が続いていて、ハバロフスクでは18日も抗議デモが行われ、地元メディアによりますと、およそ2万人が参加しました。 極東の中心都市ウラジオストクでも抗議集会が行われ、知事の解放やプーチン大統領の辞任を訴えるなど抗議活動は極東やシベリア各地に広がり、強権的な長期政権への不満が地方で高まっていることをうかがわせる事態となっています。 参加した女性は「森も魚も金もすべてモスクワが奪っていく。このひどい状況をとめる時が来た」と話していました。 治安当局は取締りや警戒を強めていて、ウラジオストクでは2人が拘束されたほか、SNS上では抗