株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。 最近チームのヘッドになった米人から質問されました。「日本のIT投資はなぜ低水準なのか?」。 やや古いですが、20004年版情報化白書によると、主要国のIT投資のGDP比率というのが出ていて、高いほうから、スウェーデン4.0%、イギリス3.6%、アメリカ3.5%、世界平均2.8%、韓国2.6%、日本2.0%、中国1.8%となっています。日本は平均以下なんですね。 色々資料を漁ると、日本と米国との比較という意味では、製造業においてはあまりIT投資の熱心さ(GDP比)に差が見られないが、小売や卸売を中心とした非製造業ではものすごい開きが出ています。米国の場合、非製造業が経