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ブックマーク / president.jp (20)

  • パーク24を急成長させた「新たな課金方法」

    いくつかの問題を抱えていた既存駐車場ビジネス バブル経済崩壊後、都市部では遊休地が増えた。遊休地になってしまうのは、土地を入手しても不動産オーナーがその利用方法を決めかねている場合や、土地を購入しても建物を建てる予算がすぐには捻出できないケースなど事情は様々だ。不動産は所有しているだけで固定資産税がかかり、活用していなければ出費が伴う。 その一方、都市部では慢性的に駐車場が不足しており、国内ではおよそ2400万台分の駐車場が必要とされるが、現状では700万台程度しか供給できていないといわれる。需要があるからといって土地を購入し駐車場を始めても、購入した土地の借り入れ返済額が大きいと駐車場ビジネスでは収益が出ない。逆に土地が安いエリアでは、駐車場の需要がないという矛盾する問題があった。さらに過去の駐車場ビジネスは月ぎめ契約や1時間単位の時間貸しが中心で、時間貸しの管理運営は有人のため営業時間

    パーク24を急成長させた「新たな課金方法」
  • ビッグデータで判明! 「科学的に正しい勉強法」の法則5 (3ページ目)

    法則2:早期教育の効果は限定的 算数や数学は子供によって好き嫌いが分かれる教科だ。「苦手意識を持ってしまわないように」と、就学前から算数の早期教育に期待をする向きもあるだろう。 しかし、中室さんはこれを否定する。その根拠となっているのが、1960年代からシカゴ大学のヘックマン教授らによって開始され、現在も続いている「ペリー幼稚園プログラム」の調査である。このプログラムは、低所得のアフリカ系米国人の3~4歳の子供たちに質の高い就学前教育を提供することを目的にしており、就学前に読み書き計算などの学習をさせるものだ。 「ペリー幼稚園の子供たちは、ほかの子供たちに比べ、4~5歳ごろまでは学力レベル(IQ)がかなり高いものの、小学校入学前の6歳ではその差が小さくなり、8歳では差がなくなります。つまり、就学前の学力を上げても、効果は持続するわけではないのです」(中室さん) だが一方で、ペリー幼稚園プロ

    ビッグデータで判明! 「科学的に正しい勉強法」の法則5 (3ページ目)
  • そこがいけない! 英語が全然上達しない学習パターン

    英語学習の世界には、さまざまな“勉強法”が溢れている。脳科学の観点から、どれが当に効率的な学習法かを考えてみよう。 優れた日語感覚が上達を遅らせる 単語や文法は、単語帳や参考書で読んでインプット。長文を読んでわからない単語が出てくれば、すかさず電子辞書でチェック。苦手なリスニングは、海外のニュース番組を見て英語をシャワーのように浴びて耳を慣れさせる――。 このようなスタイルで勉強している人がいるとしたら要注意。これらの勉強法は、脳科学の観点から見て効果的なやり方とはいえないからだ。 「人間の能である言語は、脳から説明がつきます」 と教えてくれたのは、東京大学大学院総合文化研究科の酒井邦嘉教授だ。 「たとえば日人が英語をうまく話せないのは、脳が日語にチューニングされているからです。その脳で英語を聴けば日語のように聴こえるし、英語を話すときは日語のように話してしまう。英語が上達し

    そこがいけない! 英語が全然上達しない学習パターン
  • 提案書――「結論3つ、個条書き」パワーポイント術

    ビジネスの場面では、作家のような文章力はいらない。要点をまとめる論理力。数字を駆使した説得力。読み手の興味をかきたてるコピーライター的センス……。達人によるビフォーアフターで、「通る文書」のつくり方を身につけよう。 ありがちだがダメな提案書の典型とは、それを見たクライアントとの議論が「紛糾しない」タイプのものだ。 概念度が高い言葉できれいにまとめてあるだけだったり、「とりあえず、この手順で事業を展開すべきです」といった形で取り組みのプロセスだけを説明して、結論について言及しない提案書というのはあまり議論にならない。具体的なリスクや問題点が見えてこないから、クライアントも突っ込んでこないのだ。 この手の提案は結局、概念やプロセスだけを見せて、結論とそれにまつわる課題はクライアントに任せることになるため、こぎれいだが驚きがなく、長期的に見て真の問題解決には至りにくい。最終的には、「現状を分析し

    提案書――「結論3つ、個条書き」パワーポイント術
  • なぜ仕事の速い人は金曜夜に「因数分解」するか

    前回は、なぜ効率的に時間が使えないのかをテーマに、オフィスでしばしば見られる非効率・非生産的な時間の使い方の9つのケースをご紹介しました。 (参照:http://president.jp/articles/-/14537) 今回はその9つの問題ケースの具体的な解決策を順番にご紹介します。 【1】完璧主義 ●特徴 どんなことでも全力投球。妥協できないために、取捨選択、強弱がつけられない。結果的に、残業などが増え、時間対効果が極めて低くなります。 ●解決策 A. 半分の時間で想定する 「もしも半分の時間・期間で仕上げなければならないとしたら?」と問いかけます。 B. 最重要事項を見極める 上記の質問をすると、最重要ポイント(力の入れどころと抜きどころ)が見えてきます。 C. 捨てるもの、任せるものから考える 最重要が見えたら、そこにより多くの時間を投入してそれ以外の部分を捨てる、減らす、任せる

    なぜ仕事の速い人は金曜夜に「因数分解」するか
    justsay69
    justsay69 2015/02/23
  • “古典重読”でメンター力全開、マネジメント力不要に -「頭の筋トレ術」【40代】

    「正社員クビ自由化」時代も到来間近!? 鳴り物入りのアベノミクスは、しかし、「個人」を守ってくれるわけではない。何歳になっても、働きながら勉強し続けることが身を助けるのだ。 いかに人を動かすか――。昔も今も、 これが40代以降のビジネスパーソンの悩みのタネだろう。組織全体で大きな仕事をするためには一にも二にも、部下を束ね動かすリーダーの存在が重要であることはいうまでもない。 ならば、そのスキルを身につけるため、何を学べばいいのだろう。 「スキル? そんなこといっていたら部下はついてこないかもしれませんよ。業務上必要なスキルは30代までに完全にしておいて、30代後半から40代にかけては人の上に立つことを前提にして勉強する。では、一体何を? ひと言でいえば、『正しい生き方』です。これを習得するには、一朝一夕にはいきません。スキルなんていう小手先なものではなくて、もっと骨太なもの。最終的に、部下

    “古典重読”でメンター力全開、マネジメント力不要に -「頭の筋トレ術」【40代】
  • 「20年読み継がれる」入門書【経営・経済】 (2ページ目)

    『「日の経営」を創る』 三枝匡、伊丹敬之/日経済新聞出版社 かつて日的経営は米国からも絶賛された。しかし、1990年代になると立場は逆転。日企業は米国流マネジメントへ舵を切る。そして、今も混迷のトンネルを抜け出してはいない。米国流でもなく、旧来の日流でもない、独自の新しい「日的経営」の構築が求められている。企業の現場で、事業再生や人材育成に携わってきた三枝氏と長年にわたり経営の質を追究してきた伊丹氏は「今が好機」だという。2人は、社員が目を輝かせながら、生き生きと仕事に取り組む独自の経営スタイルを編み出せと語りかける。 ■必修分野のビジネススクール 『はじめての経営学』 野中郁次郎ほか/東洋経済新報社 経営戦略や組織論、マーケティングなど経営学の主要9分野について日を代表する経営学者が、わかりやすく解説。文字通り「誌上ビジネススクール」で、各ジャンルの基的な考え方からトピ

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  • 「20年読み継がれる」入門書【経営・経済】

    仕事の専門分野でなくても、一流のビジネスマンになるために学んでおきたいことがある。各界の第一人者たちが長く読み継がれる入門書を厳選してくれた。 スキルと違って自ら磨くしかない経営センス 一橋大学大学院教授 楠木 建氏 ●1964年、東京都生まれ。一橋大学商学部助教授、同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。著書に『ストーリーとしての競争戦略』など。 経営を勉強するといっても間口は広い。実は「経営学」という言葉に対応する英語はない。しいていうなら、「Manage ment Studies」という複数形になる。経済活動から会計、マーケティング、人材マネジメントなど、幅広い領域にまたがって勉強しなくてはならないからだ。 企業の各部門の担当者を念頭に置けば、日常の仕事に生かせる実務的な専門スキルの習得がまずは大切だ。個別分野のスキル一つひとつを足し算していくことで、経営知

    「20年読み継がれる」入門書【経営・経済】
  • 年収300万、40代で2億貯めた男の通帳履歴 掃除夫がみつけた株取引の鉄則

    年齢は40代。職業は掃除夫。年収は300万円。しかし心配は無用。なぜなら株取引を通して、資産が2億円を超える“隠れ富裕層”だからだ。 “隠れ富裕層”になった掃除夫 「会社を辞める予定なんです。20年以上働きましたけど、退職金は100万円に満たないでしょうね……」 www9945さんは小声でそう語った。年齢は40代。職業は掃除夫。年収は300万円。それだけを聞くと、企業からリストラを受け、今後きびしい生活が待ち受けている人物を思い浮かべるかもしれない。しかし心配は無用である。なぜならwww9945さんは株取引を通して、資産が2億円を超える“隠れ富裕層”だからだ。 www9945さんが株を始めたのは1991年。大学を卒業し納豆メーカーに就職すると、営業に追われ、気分が晴れない日々を送っていた。そんなとき、心を明るく照らしてくれたのが株だった。邱永漢のに記されていた「株式は経済を勉強できて、な

    年収300万、40代で2億貯めた男の通帳履歴 掃除夫がみつけた株取引の鉄則
  • 商談を成功させる最初の質問 相手に対する決定的なよい第一声

    初対面の人に会うとき、「最初の一問」を何にするか意識しているだろうか。最初の1分間、これがビジネスの行方を左右する重要な要素だ。 「最初の一言」が会話の行方を決定づける 7月22日、イギリスのウィリアム王子とキャサリン妃の間に、世界中が待ち望んでいたロイヤルベビーが誕生しました。 参考にすべきは、産院から赤ん坊を連れて出てきたウィリアム王子に対する、イギリスのマスコミ各社の「ストローク」の投げ方です。 ◆第1の記者「それで、ベビーの顔はどちらに似ていましたか?」 ◆ウィリアム王子(満面の笑みで)「幸いなことに、キャサリンだよ」 ◆(横から)キャサリン妃「まだよくわからないわよ」 キャサリンもまた満面の笑みです。 記者たちは、王子が美しいを誇りに思い、自分たちの子どもは彼女に似ているということを言いたいだろうと、前もって予測しています。そこをうまくついて、「相手の言いたいこと」をズバリと質

    商談を成功させる最初の質問 相手に対する決定的なよい第一声
  • イタイ男が、なぜ打率7割の企画マンに大変身したのか

    放送作家・ライター 田中イデア 大阪教育大学大学院教育学研究科修士課程修了。『ウケる アイデア術』『フォローの技術』など著書多数。 「企画会議がある日は憂です。企画のアイデアですか? 干からびてます……」 プレジデント誌の編集部員である内林大士くんは、若手編集者らしからぬ溜め息をつく。このままでは将来が心配だ。 半ば強制的に『ウケる!アイデア術』の著者で放送作家の田中イデアさんに入門。 「ご安心ください。大喜利を応用すれば、企画を次々に出せるようになれますよ」 頼もしく引き受けてくれる田中さん。大喜利とは、落語家や芸人が共通のお題に答えを出し合い、センスを競う遊びだ。お題も答えも面白い。確かに、大喜利のように次々とアイデアが浮かべば苦労しない。素人にも可能なのだろうか? 田中さんによれば、4つの能力さえ押さえれば「大喜利思考」を身につけることができる。疑問力、発想力、解決力、実現力だ。

    イタイ男が、なぜ打率7割の企画マンに大変身したのか
  • 知らないと落ちこぼれる入門書&プロ本【リーダーシップ】

    自分はリーダーにふさわしくない、と悩む人は多い。そういう人はたいてい、「リーダーはあらゆる点で皆より優れていなければいけない」と思い込んでいる。だがそれは大きな誤解だ。 リーダーシップとは、組織目標達成にむけて人々の衆知を結集し、ベストを尽くすよう働きかけ、PDCAサイクル(※Plan(計画)、Do(実施)、Check(監視)、Act(改善)を順に繰り返し、品質の維持・向上や継続的な業務改善を推進する手法)を回すことである。そのためのコミュニケーション能力と専門能力を磨く必要があるが、学習次第で誰でもリーダーシップは習得可能だ。リーダーシップに関するを読むことは、それを身につけるうえで大いに助けになる。 だがを鵜呑みにしてはならない。大事なのは自分で考えることだ。課題に関して仮説(解、方法等)を立て、それからを読む。自分と著者の考えを比較し、自らの考えの正しさ、不足を確認したり、また

    知らないと落ちこぼれる入門書&プロ本【リーダーシップ】
  • マッキンゼーに受かる人の履歴書

    就職難易度ナンバーワンともいえるコンサルティング業界に通る書類とはどんなものか。難関をくぐりぬけた実例を解読してみる。 仕事で培ったスキルをもとに、いつか転職してステップアップしたい。そう考えているのであれば、まず知っておくべきは履歴書の書き方だろう。 「人気の企業や職種であれば応募は殺到します。その中で、企業側が最初に目を通すのが履歴書ですから、『この人はちょっとヘンだな』と思わせないこと、そして『この人物なら会ってみたい』と思わせることが何より重要です」 「ムービン・ストラテジック・キャリア」の代表取締役社長、神川貴実彦氏は言う。同社は、マッキンゼー、ボストン コンサルティング(BCG)、ベイン・アンド・カンパニーなどのコンサルティング会社に日で最も多くの人材を送り込んでいる人材紹介会社だ。神川さん自身もBCGコンサルタントとして働き、そこでの経験を踏まえて2000年に同社を設立し

    マッキンゼーに受かる人の履歴書
  • 特集:数字センスをあげる本 - 本の頁:PRESIDENT Online - プレジデント

  • 『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と未来を迎えるべきではないのか」(下)

    世界規模の研究組織「働き方コンソーシアム」は、2025年の未来を「孤独で貧困人生」と「自由で創造的な人生」の際立った対比として描いた。この調査の中心となったロンドン・ビジネススクールのリンダ・グラットン教授の著書、『ワーク・シフト』が、日で社会現象といえるほどの注目を集めている。著者のグラットン先生は、2025年には、70歳になっても高齢者が生き生きと働いている一方で、企業における「中間管理職」は絶滅危惧種になるだろうとみている。働き方は、企業の存在意義は、どのように変わっていくのか。 >>「なぜ私たちは漠然と未来を迎えるべきではないのか」(上) http://president.jp/articles/-/7240 ロンドン・ビジネススクール教授 リンダ・グラットン 経営組織論の世界的権威で、英タイムズ紙の選ぶ「世界のトップビジネス思想家15人」のひとり。ファイナンシャルタイムズでは

    『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授に聞く「なぜ私たちは漠然と未来を迎えるべきではないのか」(下)
  • 「ネット時代で半歩先いく」マーケティング分析入門 (第4回)

    首都大学東京准教授 水越康介(みずこし・こうすけ)●1978年、兵庫県生まれ。2000年神戸大学経営学部卒、05年神戸大学大学院経営学研究科博士後期課程修了。首都大学東京研究員を経て、07年より現職。専門はマーケティング論、消費者行動論。主な著書として、『企業と市場と観察者』『Q&A マーケティングの基50』『『仮想経験のデザイン』(共著)『マーケティングをつかむ』(共著)など。 マクドナルドとTSUTAYA 少し時代をさかのぼりながらみてきたが、今回の個別クーポン券の発行は、マクドナルドはもとよりハンバーガー市場の歴史の中で考えてみることができた。短期的なキャンペーンというわけでもなければ、これから仕組みを構築していくというゼロからの出発ではない。 今のマクドナルドは、直接的な値下げはそう簡単にはとらない。そういう経験値を獲得してきたからである。CRMはもとより、他の仕組みも合わせて最

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  • 何事も肯定型で思考力をアップ知識のゴミを捨てれば、答えは見える【4】

    素晴らしいアイデアを考えついたかと思えば、混乱して思考停止状態になってしまう頭のなか。しかし、どのように物事を考えているのか、そのメカニズムについて私たちはあまり関心を抱いてこなかったように思える。それだけに科学的に立証された脳の仕組みを知ることで、的確な判断をくだす思考法のヒントを与えてくれそうな気がしてくる。 北京オリンピックの競泳日本代表チームに招かれて「勝つための脳」に関する講義・指導を行い、北島康介選手のアテネオリンピックに続く100メートル・200メートル平泳ぎ金メダル獲得など輝かしい結果に大きく貢献した日大学大学院総合科学研究科の林成之教授は、脳神経外科医として長年にわたって研究を積み重ねてきた脳の仕組みを次のように説明する(図参照)。 「脳に入ってきた情報はまず『大脳皮質神経細胞』で認識され、次に『A10神経群』と呼ばれる部分に到達します。ここで『好きだ』『嫌いだ』といっ

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  • 有能秘書が見抜く「信用できない人」 服装、話し方、仕事ぶり……

    一流の秘書は、自分のボスに会わせるべき人、会わせないほうがいい人を的確に見分ける鑑識眼を持っている。服装や話し方、発言の妥当性、仕事ぶり……。ボスをトラブルから守るために秘書たちが蓄積してきたテクニックとは? 目の前の人が怪しいと見抜くプロのノウハウ これまでの人生で、一度も人にだまされることなく、一人前のビジネスパーソンに成長した人は少ないだろう。だまされれば、たいていは大金を失うことになる。下手をすれば周囲から同類だと疑いの目で見られる。だから、できるだけ早い機会に、できれば初対面で、目の前にいる人が信用できるか、信用できないかを見分けたいと思うのは当然である。 自分のボスに、信用できない人を会わせたら、たちまちにして、プロではないと評価される人たちがいる。企業トップや政治家の秘書である。彼らは信用できない人を見分けるノウハウを持っているに違いない。そこで、元外資系エグゼクティブの秘書

    有能秘書が見抜く「信用できない人」 服装、話し方、仕事ぶり……
  • あなたは常識の奴隷? 「発想力」テスト10問

    論理の飛躍で不可能を可能に 「論理パズル」には、不可能を可能にする発想力を育む効果がある。 世のほとんどの人が「そんなことができるわけがない」と思いこんでいたのに、実は可能であったということは少なくない。ビジネスマンの世界でいえばブレークスルーの実現である。それがいかに重要かは説明するまでもない。 不可能を可能にするには大変な苦労が伴う。何通りも解決方法を考え、「あれもダメ、これもダメ」と試行錯誤を繰り返し、その先にやっと光明が見えてくるのである。 エジソンが白熱電球を発明した際にネックとなったのは、高熱でも溶けないフィラメントをつくることだった。最終的にフィラメントの材料に京都の竹を使用したことは有名だが、アメリカのエジソンがそこへゆき着くまでにどれだけの試行錯誤を繰り返したか。 動物の毛や革、金属、植物、果ては友人のヒゲ……。エジソンが試した素材の数は何千種類にも上る。一口に試行錯誤と

    あなたは常識の奴隷? 「発想力」テスト10問
    justsay69
    justsay69 2012/05/06
  • 若い世代にお薦めする「最初の1冊」

    これから大前研一さんのに触れようという「あなた」のための入門連載、第3回目のテーマは「初めて大前さんのを読もうという若い人たちには、何を薦めますか?」。大前さんが選んだ1冊は、自身がまだ30代なりたての頃に書いただった。 ヤフオク7万2000円事件 これから大前研一のを手に取ろうという若い世代にお勧めする1冊。経営書でいえばまずは『企業参謀』(1975年)だろう。 私自身、経営をまったく分からなかった時期に記しただから、やさしく書いてある。私が学長を務めるビジネス・ブレークスルー大学では、まず書を教材にして企業戦略の基を学ぶ。現在、プレジデント社から出ている新装版には『企業参謀』『続・企業参謀』の2冊が収録されているので、まとめて読むには都合がいい。 入社5~10年、少し経営の勉強を積んだ20代後半のビジネスマンであれば、これもプレジデント社から新装が出ている『マッキンゼー

    若い世代にお薦めする「最初の1冊」
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