一度コンクールの生の雰囲気を感じて来ようと思って、第2回ガスパール・カサド国際チェロ・コンクールが開催されている八王子に行ってきました。 このコンクール、ネットへの発信が充実していて、出場者全員の演奏が大会公式サイトから視聴できるようになっていますが、やはり生の演奏を、審査員の先生もすぐ近くに座っている小ホールで聴くと、伝わってくる音や緊張感が違います。 開演を待っていると審査委員の一番乗りが堤剛先生で、何か資料に目を通しておられる。ほどなく他の先生方も。一線の演奏家でもある先生方が、一次予選だけで4日間、57人が一人4曲弾くのを朝から晩まで聴くのだから大変。 朝一番の演奏者は韓国の女性で、色白で頼りなげな風情だったのに、チェロを構えると急に自信に溢れたよう。応援したくなる奏者。 次が東欧からの長身の男性。選手時代のイワン・レンドルを彷彿とさせる容貌。こちらは演奏台を使ったからかそれとも体
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