「空間が発するメッセージ」を、ITで伝えたい――。クウジットが提供するITソリューション「ロケーション・アンプ」には、そんな思いがこめられている。モバイルデバイスの各種センサーを使って空間を認識し、その場所に関連する情報を提供することで、「その空間ならではの体験や興味を増幅させる」のが同ソリューションのテーマだ。テレビ番組「ブラタモリ」と連動した「ブラタモリ提供ブラアプリ」(関連記事)や、文化庁メディア芸術祭のナビゲーションアプリ「JMAF navi」(関連記事)など、2010年に入って導入事例が増えている。 1月21日から東京国立博物館の法隆寺宝物館で実施している実証実験では、iPhone向け展示ガイドアプリ「ロケーション・アンプ for 法隆寺宝物館」を来館者に使ってもらい、得られたフィードバックをサービスの向上に役立てようとしている。独立行政法人新エネルギー・産業総合開発機構(NED
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