【 全 体 傾 向 】 大手安定志向、顕著に!! ◆「史上最悪の氷河期」ともいわれる就職環境下で、 業界トップクラスの企業に人気が集中する二極化傾向へ。 三菱商事が4年連続1位に。 金融・総合商社のトップクラス企業へ人気が集まる。 電機・自動車メーカー人気は、さらに低迷。 4年連続1位に輝いた三菱商事を筆頭に、三井物産(3位)、伊藤忠商事(6位)、丸紅(7位)と4社がトップテンに入り、総合商社人気の強さがうかがえる。ただし、総合商社もそれ以外の業界も、業界全体がランクアップするのではなく、業界のトップクラス企業へ人気が集中する二極化傾向が見られるのが今年の特徴だ。極度な「大手安定志向」の表れと思われる。 金融業界を見るとその傾向は顕著で、銀行ではメガバンクの三菱東京UFJ銀行が2位、三井住友銀行が4位、そのほか損害保険大手の東京海上日動火災保険(昨年7位→5位)、証券大手の野村證券