ブックマーク / www.foodwatch.jp (25)

  • ホメオパシー製品販売不可に - FoodWatchJapan

    国立医薬品品衛生研究所は、品安全情報(化学物質)No.24(2016.11.22)を発表した。 注目記事 【FTC】FTCはOTCホメオパシー医薬品の宣伝に関する執行政策方針を発表 米国連邦取引委員会(FTC)は、「OTCホメオパシー医薬品の宣伝に関する執行政策方針(Enforcement Policy Statement on Marketing Claims for Over-the-Counter(OTC)Homeopathic Drugs)」を発表した。その中でFTCは、OTCホメオパシー医薬品の有効性と安全性の宣伝について他の市販薬と同等の基準を設けるとしている。従って、販売業者は、製品が主張している内容の裏付けとなる十分な信頼できる科学的根拠を持たなければならない。 ※ポイント:興味深いのは、FTCがOTCホメオパシー医薬品について、販売業者は症状の治療に効果があると宣伝し

    ホメオパシー製品販売不可に - FoodWatchJapan
    k-takahashi
    k-takahashi 2016/11/25
    『広告で主張している内容についての科学的根拠が示されなければ詐欺にあたると明示した』 地味だが大事な一歩。この当たり前のことが今までできていなかった。ニセ医療がいかに根深いかを示している。
  • 「有機野菜はウソをつく」発売 - FoodWatchJapan

    日、「有機野菜はウソをつく」(SB新書)が発売となりました。なぜこのようなを書いたのか、少し事情をお話ししておきたいと思います。 有機・非有機両サイドからの指弾 「有機野菜はウソをつく」(SBクリエイティブ) 私はかねて、有機農業というのものが大衆化することに対する疑問を抱いており、一方で有機農業という考え方自体には生産や社会に役立つ何かはあるはずとも考え、それに関することを「FoodScience」(日経BP社)で行っていた連載「の損得感情」にも書いてきました。 ただ、こうした考え方は、有機農業に携わる方面からは“修正主義”と見られ、一方自然科学に携わる方面からは“非科学的”と見られ、結局のところ両サイドから指弾されるというのが、当時の状況でした。 いずれこれはまとめ直して私なりの決着をつけておかなければと思いながらなかなかその機会を作れずにいたところ、昨年、恩のある編集者から「『

    「有機野菜はウソをつく」発売 - FoodWatchJapan
    k-takahashi
    k-takahashi 2015/02/17
    『彼らは勉強して栽培や土壌の本当の有様を知った末に、有機認証を取ることは自分たちの商業上無意味であるということに、自然と気付いたのです。時代は変わった、いや進んでいる』
  • ビスフェノールAリスクなし - FoodWatchJapan

    国立医薬品品衛生研究所は、品安全情報(化学物質)No.03(2015.02.04)を発表した。 注目記事 【EFSA】ビスフェノールA暴露による消費者の健康リスクはない 欧州品安全機関(EFSA)が、品およびその他(ダスト、化粧品、感熱紙)に由来するビスフェノールA(BPA)について包括的再評価の結果を科学的意見として公表した。EFSAによる結論は、BPAはどのような年齢集団(胎児や乳児、青少年を含む)の消費者にとっても現在の暴露量では健康リスクとはならない、というものであった。 科学的意見は、「Part 1 暴露評価(p396)」と「Part 2毒性学的評価およびリスクキャラクタリゼーション(p621)」の二部構成になっている。 毒性学的評価では、BPAについて報告された学術論文等を“根拠の重み付け(WoE=Weight of Evidence)アプローチ”を用いて評価し、「可能

    ビスフェノールAリスクなし - FoodWatchJapan
    k-takahashi
    k-takahashi 2015/02/06
    『EFSAによる結論は、BPAはどのような年齢集団(胎児や乳児、青少年を含む)の消費者にとっても現在の暴露量では健康リスクとはならない、というもの』 いわゆる環境ホルモン騒動の大ネタの一つだったBPAについて
  • 風説・風評との闘いは創業期から - FoodWatchJapan

    【味の素特別顧問歌田勝弘さんへのインタビュー】味の素株式会社(以下、味の素社)第7代社長(1981~1989年)を務めた歌田勝弘氏に味の素社の歩みを聞き、永続するブランドと企業活動の秘訣を探った。 第1回は、味の素社が創業期から相次いで見舞われた風評・風説にいかに対応してきたかを聞いた。 インタビューでは、編集部からの簡単な質問に対して、歌田氏は詳細な内容を一息に話されたため、聞き書きの形で記した(カコミ部分は齋藤)。 日で発見され日で工業化された“味” 最初に、歌田氏の入社当時のことと、それまでの味の素社の歩みを聞いた。それによれば、「味の素」は明治のスタート時点から、特許や商標といった権利、公的機関による安全確認、そして親しみのある商品名を選ぶなど、ゆるぎないブランド作りに必要な要点を押さえていたことがわかる。そして、戦時下にそのブランドを封印された後、戦後に再度ブランドを作ってい

    風説・風評との闘いは創業期から - FoodWatchJapan
    k-takahashi
    k-takahashi 2013/12/18
    『味の素社が創業期から相次いで見舞われた風評・風説にいかに対応してきたか』 味の素第7台社長歌田勝弘氏のインタビュー。 根拠がなければいい話も使わないという見識も。
  • 健康長寿の秘訣は食事のバラエティとおいしさ - FoodWatchJapan

    【東京都健康長寿医療センター研究所大渕修一さんへのインタビュー】日が高齢社会となった今、高齢期の健康を保つにはどうするべきか、健康な状態で高齢期を迎えるにはどうするべきかに関心が集まっている。とくに、について考えるべきことを、東京都健康長寿医療センター研究所在宅療養支援研究副部長の大渕修一氏に聞いた。 軟らかい事が栄養状態悪化につながる 「健康寿命の延ばし方」(大渕修一著、中央公論新社) ――この春に上梓された「健康寿命の延ばし方」(大渕修一著、中央公論新社)をたいへん興味深く読みました。 疫学的研究からわかった老化を防止する習慣やトレーニングがわかりやすく紹介されていて、老化というものの実際もイメージしやすくなるです。 そして、に携わる仕事をしている人にもこれはぜひ読んでほしいと思った箇所があります。噛めない・飲み込めないことが、栄養の偏りや誤嚥(飲み込んだものが道ではなく気

    健康長寿の秘訣は食事のバラエティとおいしさ - FoodWatchJapan
    k-takahashi
    k-takahashi 2013/07/15
    『単純に塩分を制限しすぎることには、別なリスク』 『高齢者はむしろ野菜を食べるために外食している』 『適度に欧米化した食生活が、今の日本人の健康を作っている』 油と果物を取れという指摘も
  • 値下げするとお客が減るのはなぜか?(5)マーケティングでいう「死神」とは――低価格路線が招き寄せる地獄の案内人 - FoodWatchJapan

    値下げするとお客が減るのはなぜか?(5)マーケティングでいう「死神」とは――低価格路線が招き寄せる地獄の案内人 - FoodWatchJapan
    k-takahashi
    k-takahashi 2013/07/15
    『店や商品が命を失う条件がそろったときに、集まって来る』『お客に「死神」らしき人が増えてきたら、店や商品に改善の余地がある、あるいは思い切ったリニューアルが必要だと考える時期が来ている』
  • 外食チェーンはそもそも保存料を使いたくない - FoodWatchJapan

    刺身そば。作ってすぐべるものに保存料は使わない。「マクドナルド」が保存料を使っていないということについて、米国マクドナルド社の声明からさらに納得のいく説明がほしいというリョウ。話は、保存料とはそもそも何であるかという話になる。 保存料は何のために使うものか? リョウ 「来たか。ごくろう」 タクヤ 「ではさっそく続きを。品添加物、とくに、今回の件に関して保存料は何のために使うのか。ここを押さえましょうという話でした」 リョウ 「保存料が何のためかって、そんなの簡単だよ。品が腐って使い物にならなくなるのを防ぐためさ」 タクヤ 「どんな品に対して使うんですか?」 リョウ 「腐る恐れのある品に対して使うんだよ、な」 タクヤ 「腐る恐れのある品て、どんな品ですか?」 リョウ 「この間までの話でいけばだ、自由水をそれなりの量含んだ品てことだよ。しかも、長時間常温にさらされる可能性のある

    外食チェーンはそもそも保存料を使いたくない - FoodWatchJapan
    k-takahashi
    k-takahashi 2013/05/30
    『すぐ使うものなんだから保存料を入れる動機がない』『すぐ使う仕組みを作れたから、マクドナルドは成長した』『保存料はタダではありません。入れなくて済むものを入れてコストが上がったら、株主が黙ってません』
  • 化学肥料を使う農産物の安全性 - FoodWatchJapan

    上記は化学肥料に関して一般に流布されている事柄のうち、筆者がとくに目立つと感じるものだが、巷間よく言われていることには間違いが多い。 農産物の味や栄養価の問題については、追って説明していくので、今回は化学肥料を使用することで農産物がべると危険なものになるのかどうかだけを述べるが、一つだけ指摘しておきたい。 イギリスでは、有機農産物が安全であるとか、有機農産物は栄養価が高いなどという表示は禁止されている。なぜかと言えば、いわゆる化学合成された農薬を使用しなかったり、化学肥料を使用しない有機農産物と、そうではない一般の栽培方法での品質の違いがほとんどないことが実際の調査の結果明らかになっているからだ。これについて詳しい話も追って説明することにする。 硝酸態窒素が問題となる点 今回説明するのは、表中の上の3点、「化学肥料を使用するから農薬の使用が増える」「化学肥料を使用すると虫がつきやすい」「

    化学肥料を使う農産物の安全性 - FoodWatchJapan
    k-takahashi
    k-takahashi 2013/02/12
    『「化学肥料を使用するから農薬の使用が増える」「化学肥料を使用すると虫がつきやすい」「化学肥料の使用により硝酸態窒素が増える」についてだ。 もう一度はっきり書いておく。これらは間違い』
  • 運動も食事も大事ですが、他に考えなくちゃいけないこともあるでしょうというお話 | FoodWatchJapan

    k-takahashi
    k-takahashi 2012/10/06
    『正しいと言われている生活をしていながら病気になっちゃった方はやっぱりいらっしゃった』 『健康づくりのはずが、時と方法を間違うと、健康こわしになる』 確率を下げるだけで、なるときはなる
  • 遺伝子組換え技術の必要性 | FoodWatchJapan

    サントリーフラワーズが販売している青いカーネーション「ムーンダスト」。GM技術により花の色を変えた世界初の品種である。花言葉は「永遠の幸福」 サントリーフラワーズが販売している青いカーネーション「ムーンダスト」。GM技術により花の色を変えた世界初の品種である。花言葉は「永遠の幸福」 1996年に格的な商業栽培が始まった遺伝子組換え(GM)作物は、瞬く間に世界の農地に広がった。日も大量のGM作物を輸入しているが、それを知っている消費者は少ない。「遺伝子組換えでない」という表示で、実態が覆い隠されているためである。GM技術の理解者を増やしたいものである。人類の将来に、不可欠な技術と考えているためである。 GM作物・日の現状 1996年、日にGM大豆が輸入された時の騒動を鮮明に覚えている。筆者は当時しょうゆメーカーに勤務していたが、電話が鳴りやまなかった。消費者の多くはGM大豆に不安を感

    k-takahashi
    k-takahashi 2012/08/20
    『食品メーカーや販売者にとっては、不使用をアピールすることが戦術として容易』 『食料増産と環境改善、さらに南北格差という大きな問題が横たわっている。これらを緩和する有力な対策がGM技術』
  • 人気者の豆腐 | FoodWatchJapan

    k-takahashi
    k-takahashi 2012/03/05
    『江戸時代になると、日本人の生活に欠かせない食材になった。「豆腐百珍」という料理本はベストセラーに』 『豆腐の「腐」は腐敗とは無関係で、柔らかく弾力性があるものを指すという』
  • シンポジウム「有機農業と遺伝子組換え作物」報告(6) | FoodWatchJapan

    k-takahashi
    k-takahashi 2012/01/22
    『ユッケ食中毒事件で再認識したことは、現在、日本で健康被害が実際起こるリスクとして気をつけなければならないのは、食中毒とアレルギー』
  • シンポジウム「有機農業と遺伝子組換え作物」報告(1) | FoodWatchJapan

    “Tomorrow’s Table: Organic Farming, Genetics, and the Future of Food” Pamela C. Ronald, Raoul W. Adamchak「有機農業と遺伝子組換え品 明日の卓」(椎名隆、石崎陽子 訳) 2011年12月、シンポジウム「有機農業と遺伝子組換え作物~将来の90億人を養うために今考えること」が開催された。出席したNPOくらしとバイオプラザ21の佐々義子氏に、その報告を記してもらった。 「明日の卓」から企画 2011年12月17日、京都府立大学大学会館ホールにて、第22回植物バイテクシンポジウム「有機農業と遺伝子組換え作物~将来の90億人を養うために今考えること」が開かれ、100名を超える学生、研究者、企業、生産者が集まりました。植物バイテクシンポジウムは同大で継続して行われてきたものですが、今回は「有機

    k-takahashi
    k-takahashi 2012/01/18
    『慣行農業に比べて有機農業は環境負荷を減らすことができるが、単収が下がる。今日は有機農業と遺伝子組換え作物をつなげる』 有機農法向けの作物を作るというわけか。
  • 2011年食の10大ニュース[9] | FoodWatchJapan

    クーポンサイトによるトラブル多発 パブリックコメントをめぐる騒動 多発した中毒 ヒラメと馬肉の中毒原因見つかる 消費者庁の品表示行政は混乱続く ソルビン酸国内製造終了 生新基準施行 震災後の物不足 繰り返された牛肉全頭検査 暫定規制値をめぐるあれこれ 1. クーポンサイトによるトラブル多発 新年早々に世間を騒がせたのはおせち事件でした。おせちは数多くの材の詰め合わせであること、需要が1日に集中することなど、季節祭事ものの商品としてもかなり条件の厳しいものです。おそらく、問題となった企業が経験のないままに取り扱ってしまったのが原因なのでしょう。しかし、私はクーポン会社にの責任も大きかったのではないかと思います。と言うのも、クーポンに関連したトラブルが、その後度重なって報道されているからです。 2. パブリックコメントをめぐる騒動 パブリックコメント(パブコメ)とは、行政機関が法令

    k-takahashi
    k-takahashi 2011/12/29
    『結果的に全頭検査は行なわれ、そこに検査能力の多くを割かれる結果となりました。そのため、他の食材を十分に検査することができない事態になっています』
  • 「無言歌」――極限状況下の食 | FoodWatchJapan

    映画の中のを鑑賞するコラム。今冬、注目すべき「中国映画」が公開される。「中国映画」と記したが、ワン・ビン(王兵)監督初の劇映画「無言歌」(2010)は、香港、フランス、ベルギー合作で中国籍の作品ではない。1960年の中国を舞台にした、中国人のスタッフとキャストで製作された映画でありながら、これはなぜなのだろうか? 隠された歴史 1949年に中華人民共和国を建国した中国共産党政府は、当初共産党以外の民主派とも協調する姿勢をとっており、初代国家主席の毛沢東は1956年に講話を発表して、党の政策に対する批判を歓迎する「百花斉放 百家争鳴」の方針を打ち出した。 ところが実際に批判が出始めると1957年にこの方針を転換。党の政策を批判した知識人たちを弾圧する「反右派闘争」を発動し、批判派55万人が失職のうえ辺境の収容所で労働改造と称する強制労働に従事させられた。 党指導部は、これに続いて1958年

    k-takahashi
    k-takahashi 2011/11/26
    『1960年の中国を舞台にした、中国人のスタッフとキャストで製作された映画』 『大躍進政策の失敗による大飢饉の影響を真っ先に被ったのが、この映画で描かれる反右派闘争で辺境の収容所に追いやられた知識人』
  • 価格競争から脱出する10の作戦 | FoodWatchJapan

    k-takahashi
    k-takahashi 2011/11/21
    『デフレ志向の集客努力を断ち切る』 外食産業の記事だけれど、ビジネス一般に通じる話。『「顧客視点を持つ」ということは、顧客と同じ見方や考え方をすることとは違う』
  • 一農家としてTPP参加に賛成する(1) | FoodWatchJapan

    k-takahashi
    k-takahashi 2011/11/07
    『今回のTPPに反対するのはJAなどの農業団体ばかりではない。農地整備、水田の水や用水を管理する土地改良区の意気込みはすごい』 『「1993年当時の夢よ、もう一度」と言うことなのだろう』 ウルグアイ騒動の回想
  • 「ブレードランナー」続編製作に反対する | FoodWatchJapan

    k-takahashi
    k-takahashi 2011/10/30
    Food Watch Japanに、なぜかブレードランナーの記事。 『ここでおやじの言う、何が「二つでじゅうぶん」なのかについては諸説紛々入り乱れた』 実はエビの本数らしい。
  • 居酒屋「甘太郎」が「ノンアルコール宴会」メニューを展開 | FoodWatchJapan

    k-takahashi
    k-takahashi 2011/10/13
    『10月1日から居酒屋「甘太郎」関東地区全店で「ノンアルコール宴会」コースの提供を開始』 『“若者のアルコール離れ”に対応し、フードのボリュームと内容を充実させた』
  • 遺伝子組換えパパイヤが歓迎され定着した6つの理由 | FoodWatchJapan

    2004年に一緒に視察した春日主計範氏(右)とともにゴンザルベス博士(中央)とうれしい再会(左は筆者)。ゴンザルベス博士とキャロル夫人のデュエット。クッキング・デモンストレーション。 9月7日、米国大使館大使公邸で、遺伝子組換えパパイヤ「レインボー」のお披露目があった。開発者のデニス・ゴンザルベス博士と夫人も出席し、これまでの経緯とハワイの生産者と消費者の受容の様子などが紹介された。ハワイを救ったこのパパイヤの物語は、新しい技術のコミュニケーションの事例としても非常に重要だ。 9月7日、米国大使館大使公邸にて遺伝子組換えパパイヤ(レインボー)の講演とクッキング・デモンストレーションが開かれ、年12月1日に上陸する遺伝子組換えウイルス抵抗性パパイヤのお披露目が行われました。 発明者であるデニス・ゴンザルベス博士の講演と、世界的に著名なシェフであるサム・チョイ氏によるレインボーを使った料理

    k-takahashi
    k-takahashi 2011/09/20
    『身近で大切な食材がなくなることの危機感』 『生食するパパイヤが大産地であり大消費地であるハワイで熱烈に歓迎されすぐに人々の食卓に上った事実は、食のリスクコミュニケーションの歴史においても貴重な事例』