とつけむにゃあの用法について わたしが生まれ育った町、玉名郡南関町は、ドラマ「いだてん」の主人公である金栗四三先生の生家がある玉名郡和水町(旧玉名郡春富村)の隣町になります。 文化圏は一緒ということでたぶんよいのだろうということで話をすすめるのですが、ドラマ「いだてん」で「とつけむにゃあ」という言葉が、プラスの意味で使われていることにちょっと違和感を覚えるという記事です。 ネイティブとしてのわたしの祖母が「とつけむにゃあ」という言葉を使うときの用法は、 「なんな?ブログで生計ば立てるてな?そぎゃんとつけむにゃーこつばかり言うてから……」 のように(マイナスの意味での)とんでもない、とか、突拍子もない、といったニュアンスで使っていたように思うのです。あと、「こつ(事)」を修飾する形容詞としての用法が多かった印象です。 ドラマの視聴者の方にわかりやすくいうと、たぶん「とつけむにゃあ」は金栗四三