ことし4月に解禁された「レベル4」の自動運転に対応する車の開発が加速しています。 日本のスタートアップ企業は、すでにある車両を改造する方法で短期間の開発を実現しました。 自動運転のシステムを手がけるスタートアップ企業のティアフォーは、消防車など特殊車両大手のトノックスと提携し、EV=電気自動車のバスを短期間で開発・生産する体制を新たに作りました。 ルートや速度など特定の条件のもとでドライバーが不要となる「レベル4」の自動運転は、改正道路交通法の施行に伴いことし4月に解禁されましたが、大手自動車メーカーによる車両の開発は数年間の期間が必要とされています。 両社は、中国メーカーから調達した車両を改造する方法で、開発から完成までの期間を2か月から3か月程度に短縮しました。 タクシー向けの車両も含めて2025年までに300台規模の生産を目指しています。 ティアフォーの加藤真平社長は「これが当面はい