上部は、正方形と六角形、八角形としてカーボン原子が結合する様子を模式的に示している。下部は、高分解能顕微鏡を用いて観察された、実際のネットワーク画像を示す。 Credit: University Marburg & Aalto University ドイツのマールブルク大学とフィンランドのアールト大学の共同研究チームが、厚さがグラフェンと同様に1原子サイズであり、正方形と六角形、八角形のカーボン環から構成される新しいカーボン2Dネットワーク構造を発見した。高分解能走査型プローブ顕微鏡を用いて解析した結果、ネットワークの独特な構造を確認するとともに、電子特性がグラフェンとは異なり、金属的な性質を持つことを見出した。将来のカーボンベースの電子デバイスにおける導電ワイヤーや、リチウムイオン電池の大容量陽極材料などに、画期的な応用が期待される。研究成果が、2021年5月21日の『Science』誌
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