サルナシ科(マタタビ科)の蔓性落葉低木であるマタタビ(学名:Actinidia polygama)の葉や茎、果実に含まれるある成分が猫科動物の大脳、脊髄、延髄を麻痺させ陶酔状態にさせることはよく知られています。猫科動物の中枢神経を麻痺させ、性的快感を覚えさせるその成分が「マタタビラクトン」と「アクチニジン」であるということが大阪市立大学の目(さかん)教授の研究グループによって科学的に立証されています。 猫科動物でも「大人」の猫やトラやライオンなどに「マタタビ」を与えると酔っぱらったように興奮作用(マタタビ反応)を示し独特の反応(マタタビ踊り)を示します。個体差はありますが、雌よりも雄の方が反応しやすいようです。しかし不思議なことに子猫や子ライオンなどは興味を示しません。去勢手術を受けた猫の一部もあまり興味を示さないので、ある程度成熟した猫に対しての媚薬効果だと言えます。 中国原産のキウイフ
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