日本にルーツを持ち、英国で育ったファッションブロガー・デザイナー、ハナ・タジマさんは17歳でイスラム教に改宗し、自分のブログでムスリム女性のためのファッションを発表するようになりました。イスラムの伝統を守りながら女性の美しさを引き出す新しさが注目され、ユニクロの春夏コレクションに選ばれたことで英メディアに大々的に取り上げられました。 イスラムやムスリムと聞けば過激派、テロと結び付けられがちですが、ハナさんがデザインするスカーフ「ヒジャブ」やジーンズ、ズボン、ロングドレスはムスリム女性の控えめな美を自然に表現しています。ハナさんは自分でデザインしたファッションを着て、ブログやユーチューブなどで発表し始めました。 アジアにもインドネシアやマレーシアなどムスリム人口は多いのですが、高温多湿の国でヒジャブを着けるのは大変です。少し宣伝臭くなりますが、快適素材を売り物にするユニクロは昨年からハナさん