台湾・台北市にある高さ509.2mの超高層ビル「台北101」は、台風などによる揺れ対策を念頭に置いて設計された建築物であり、上層の吹き抜け空間には「チューンドマスダンパー(TMD)」という振動緩和用の巨大な球形の塊が設置されています。そんなTMDが、2022年9月18日に台湾全土を襲ったマグニチュード6.8の地震の際、振動に反応してゆらゆらと揺れている様子を撮影した動画が公開されています。 2022/09/18 (Tuned Mass Damper) of Taipei 101 Skyscraper #Earthquake地震101大樓 調諧質量阻尼器 - YouTube 台北101は2004年に完成した超高層ビルで、509.2mという高さは2007年にドバイのブルジュ・ハリファに抜かれるまで「世界で最も高い完成建築物」でした。 台湾には頻繁に大型台風が直撃するため、台北101には風による