10月20日、米電気自動車(EV)大手テスラのマスク最高経営責任者(写真)が「大風呂敷」を広げたがるくせは全く変わっていない。ベルリンで8月代表撮影(2021年 ロイター) [メルボルン 20日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米電気自動車(EV)大手テスラのマスク最高経営責任者(CEO)が「大風呂敷」を広げたがるくせは全く変わっていない。今月の投資家との会合では、「かなりの期間」にわたって最低でも年間50%の増産ペースを維持するのは可能だと断言した。 またスポーツタイプ多目的車(SUV)の「モデルY」は2023年までに世界で最も売れる車になるとも考えている。マスク氏はこれまで、数々の目標達成に失敗してきた。とはいえ最近のテスラの好調ぶりを踏まえれば、直近の同氏の発言はより真剣に受け止める価値があることを示している。 テスラが20日発表した第3・四半期決算は、売上高が138億ド
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