プレミアム会員限定 天然アサリ、漁場復活めざす 漁獲ゼロ続く大浜漁協(玉名市) 育成法模索、出荷へ光も 輸入アサリを熊本県産と偽る大規模な産地偽装疑惑では、県北の干潟も偽装に使われたとみられているが、漁業者は地元産アサリの回復を目指して地道な取り組みを続けてきた。玉名市の大浜漁協も水揚げゼロの年が続く中、「再び地元の天然アサリを食べられるよ...
焼津水産高(焼津市)海洋科学科の生徒が考案した海藻「アカモク」を使った2種類のライスバーガーが商品化され、19、20両日にしずてつストアの県内全店舗で限定販売する。未利用資源だったアカモクに着目し、昨春から半年かけて開発。世代ごとの舌に合うよう風味に工夫を凝らした。開発メンバーの一人は「ぜひ味わってほしい」と話す。 販売するのは、「美味SEA★きんぴらバーガー」(税抜き350円)と「美味SEA★かつおバーガー」(同500円)。開発した生徒によると、かつおバーガーは「がっつり食べたい若者」、きんぴらバーガーは「ヘルシー志向の強い人たち」をターゲットにしたという。 開発したのは3年生の佐藤涼平さん、福水海さん、服部佑貴海さんの3人。全国の高校生がアイデア料理を競う「第10回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の決勝大会に出品し、特別賞を受賞した。 商品化について、佐藤さんは「みんなに食べてもらえるこ
2/18(金)船橋市場水産仲卸業者「川宗」がSNSを本格運用 元同級生のコピーライターとタッグを組んで 船橋市地方卸売市場に入る水産仲卸「川宗」(船橋市市場1-8-1、TEL047-422-0669)では昨秋から本格的なSNSの運用を開始したところ、2月18日にインスタグラムのフォロワーが1700人を超え、船橋市場内水産仲卸としては最も多くフォロワーを獲得している店舗となった。 同店は水産棟に入る水産仲卸業者で、代表は現在、若くして船橋市場の理事長を務める石井立朗さん。2人の弟、亮平さん、千博さんの三兄弟を中心に、スタッフ一丸となって店を切り盛りする。 新型コロナウイルスが流行する前までは、同店に仕入れに来る客の9割が飲食店だった。しかしコロナ禍において飲食店が休業せざる得ない状況の中、給付金が出ない鮮魚仲卸は窮地に立たされ、「何かしなくては…」と悩んでいた際、千博さんの船橋中学校時代の同
道南の江差町で寒さが厳しい時期に採れる「寒のり」と呼ばれる岩のりの漁が始まりました。 江差町では寒さが厳しい今の時期に採る岩のりを「寒のり」としてブランド化を図っていて、今シーズンの漁が今月11日から始まりました。 漁業者たちははじめに安全祈願をしてから町のシンボルにもなっている「かもめ島」の岩場に向かい「カギ」と呼ばれる専用の道具を使って黒々とした岩のりをはがしてかごに入れていきました。 この日は18人で作業を行いそれぞれおよそ3キロの岩のりを集めたということです。 「寒のり」は冬の冷たい海水にさらされて風味が増すのが特徴で、今シーズンも質のよいのりが育っているということです。 漁業者の辻裕樹さんは「今年も風味のあるのりが採れました。できあがった海苔をいっぱい食べてください」と話していました。 江差町の「寒のり」は主に函館など道南向けに出荷されるということです。
セブン&アイ・ホールディングス傘下の「ヨークマート」やディスカウントスーパー「オーケー」といった大手があるにもかかわらず、開店と同時に多くの地元客がこぞって訪れる人気スーパーが神奈川県の湘南エリアにある。スーパーマーケットの「スズキヤ」だ。スーパーの「スズキヤ」などを展開するスズキヤ(神奈川県逗子市)は、1902年に現在の会長である中村洋子氏の祖父が神奈川・逗子で創業。食料品や雑貨、燃料など
沖縄の食卓に欠かせないかまぼこが値上がりしている。主原料となるスケトウダラなどのすり身の輸入価格が高騰しているためだ。魚体の小ぶり化で主要供給国の米国やタイで水揚げ量が減少している一方、欧米諸国でカニカマの需要が増加。
総務省の家計調査によると、千葉市の2人以上世帯の年間海苔(のり)購入額は3759円で、全国の県庁所在都市の中で第4位。千葉市は平成23年から4年連続で全国1位となったこともある。千葉市ではかつて幕張や稲毛、蘇我などの海辺で盛んに海苔の養殖が行われていたため、市民の食生活に海苔が根付いてきたのだろう。海苔の一大産地であったことが、千葉市の世帯購入額の高さにつながっているものと想像される。 千葉県では、江戸時代後期から千葉市のほか富津市や木更津市、船橋市などの沖合の東京湾で海苔の養殖が行われてきたが、昭和15年には生産量が東京都を抜いて全国1位となった。東京湾で養殖される海苔は「江戸前海苔」と呼称されるが、昭和30年代後半に東京都の海苔養殖は消滅し、現在、江戸前海苔のほぼ全量が千葉県産である。戦後、東京湾では埋め立てにより漁場が減ったことから、日本の海苔生産の中心は、東京湾から有明海や瀬戸内海
水の中を優雅に泳ぐわかめ。呉市広小坪(くれし・ひろこつぼ)の沖合では、10年ほど前からわかめの養殖が行われています。 水中のわかめ 安芸灘(あきなだ)わかめの沖田和博(おきた・かずひろ)さんは、水揚げを前に間引き作業に追われていました。 わかめの間引き作業 作業を終えると、沖田さんはわかめをもって別のいけすへ…。すると、いけすの中に間引いたわかめを入れ始めました。 間引いたわかめを入れる沖田さん 中にいるのは・・・アカウニ。沖田さんによると、この辺りのアカウニは、わかめを好んで食べるのだそう。 水中のアカウニ 「アカウニ」は瀬戸内海の深い場所に生息するウニ。沖田さんは3年前から福岡や長崎から種苗を購入し、廃材のわかめをエサにウニを養殖しています。わかめのほかに、アカモクやひじきを与えたそうですが、中でもわかめを好んで食べるそうです。 いけすから出したアカウニ 水槽の中にウニを入れ、わかめを
春の訪れを告げる三陸ワカメの初入札が17日、宮城県気仙沼市の県漁協わかめ流通センターであった。石巻から気仙沼までの12の浜から塩蔵ワカメ74トンが運び込まれ、仲買人らが出来栄えを確かめていた。 今季の水揚げ目標は例年並みの約1万1500トン(原藻(げんそう)換算)。及川文博・県漁協わかめ・こんぶ部会長は「種をまく時期に水温が高く、若干成長が遅れたが、今年も質のいいものができた。しゃきしゃきで、魚と煮付けるとおいしい。たくさん食べて頂きたい」と語った。(星乃勇介) ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下
くぼた・まさき/テレビ情報番組制作、週刊誌記者、新聞記者、月刊誌編集者を経て現在はノンフィクションライターとして週刊誌や月刊誌へ寄稿する傍ら、報道対策アドバイザーとしても活動。これまで200件以上の広報コンサルティングやメディアトレーニング(取材対応トレーニング)を行う。 著書は日本の政治や企業の広報戦略をテーマにした『スピンドクター "モミ消しのプロ"が駆使する「情報操作」の技術』(講談社α文庫)など。『14階段――検証 新潟少女9年2カ月監禁事件』(小学館)で第12回小学館ノンフィクション大賞優秀賞を受賞。 新刊『潜入 旧統一教会 「解散命令請求」 取材NG最深部の全貌』が発売中。 情報戦の裏側 できれば起きてほしくない「不祥事」だが、起きてしまった後でも正しい広報戦略さえ取れば、傷を最小限に済ませることができる。企業不祥事はもちろん、政治家の選挙戦略、芸能人の不倫ネタまで、あらゆる事
値段が手ごろで、注文してから出てくるまでに時間もかからないことから、ラーメンは日本人の国民食として長らく庶民に愛され続けてきた。 しかし、昨今は1杯1000円を超えるものも珍しくなく、「ラーメンだって、美味しいなら高くて当然」という価値観が浸透してきている。それとともに増えたのがラーメンについての「ウンチク書き」だ。 ラーメン業界を専門に、デザイナー、イラストレーター、漫画家、エッセイストなどとして活躍する青木健氏によると、「ウンチク書き」が生まれたきっかけには、ある食材の存在があるという。ここでは同氏の著書『教養としてのラーメン ジャンル、お店の系譜、進化、ビジネス――50の麺論』(光文社)の一部を抜粋。ラーメンについての知られざる歴史の一面を紹介する。(全2回の2回目/前編を読む) ◆◆◆ ラーメンのウンチク書きが増えた理由 1990年代、ラーメン界には無化調というムーブメントが巻き起
岸田総理大臣は17日の記者会見で、オミクロン株の水際対策について、来月から段階的に緩和することを表明しました。技能実習生を受け入れている稚内市の水産加工会社は歓迎する一方で、「入国待ちの人数が多い中で、予定どおり入って来られるのか」といった不安の声も上がっています。 来月からの緩和では、一日あたり5000人を上限として、観光目的以外の外国人の新規入国が一定の条件で認められます。 出入国在留管理庁によりますと、水際対策を受けて全国ではおよそ12万9000人の技能実習生が入国できない状況です。 稚内市の水産加工会社、中央水産株式会社もこの2年間受け入れることができず、技能実習生は本来20人いるはずのところを11人の中国人で対応しています。 このため社員の残業が増え、ホッケやタラといった加工品の生産も1割ほど縮小せざるを得ませんでした。 中央水産株式会社の中陳憲一会長は「水産加工の現場は機械化が
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