鳥取県産ブランドのイワガキ「夏輝」の出荷が今季も始まった。ブランド向上に伴い安定供給が課題となる中、関係者の頭を悩ませているのが養殖場で発生する食害だ。県は昨年実施した検証で効果が確認されたとして、...
気仙沼魚市場で、夏漁を代表する突きん棒漁で漁獲されたメカジキの水揚げが始まった。鮮度抜群の「夏メカ」の登場に、買い受け人からは「いよいよシーズンの到来」と今後の活発な水揚げを期待する声が上がった。 突きん棒のメカジキは、8日に1隻が1匹を今季初めて水揚げしたのに続き、休場明けの10日は気仙沼市唐桑町の第38幸進丸(9・7㌧)、いずれも南三陸町歌津の喜代丸(9・7㌧)、第2泰興丸(13㌧)、第8大清丸(5・7㌧)の4隻が合わせて7匹を揚げた。市場関係者によると、漁場は金華山沖で、水揚げが始まるのは昨年に比べて20日ほど遅いという。 この日揚がったメカジキは、150㌔を超えるサイズもあったほか、鮮度の良さを象徴するように魚体が照明に照らされて輝き、ひときわ存在感を放っていた。 入札の結果、キロ平均単価は1762円で、昨シーズン全体の平均単価(1129円)より600円以上高い値をつけた。買い受け
端午の節句を旧暦で祝う風習がある気仙沼市唐桑町内で、子供たちの健やかな成長を願い、大小さまざまなこいのぼりが揚げられ、大空を気持ちよさそうに泳いでいる。 10日は旧暦の5月5日。各家庭ではこいのぼりを揚げるとともに、厄よけとして軒先にショウブを飾ったり、お風呂に入れたりする風習がある。 唐桑町中井の須藤進さん(75)宅では、家紋入りの吹き流しや4㍍の真鯉などが大空を元気に泳いでいた。9日には玄関の軒先にショウブを飾り、かしわ餅を食べたという。 高校2年生と中学1年生の息子がいる良子さん(46)は「子供たちが元気に育ってくれることを祈っている。こいのぼりを揚げる家が少なくなってきたが、できる限り続けていきたい」と話した。
最新の捕鯨母船によるクジラ肉の初水揚げが、仙台港で行われた。 最新の捕鯨母船「関鯨丸」は、5月に三陸沖や北海道沖での操業を終え、6月9日仙台港に入港した。 翌10日は、冷凍加工されたニタリクジラの肉およそ50トンが、冷凍コンテナで水揚げされた。 「関鯨丸」は、これまでの捕鯨母船「日新丸」の老朽化に伴い新たに建造された。 「日新丸」より一回り大きい総トン数約9千トンで、解体から箱詰め冷凍保存までを全て船内で行い、冷凍コンテナのまま出荷するため、高い鮮度を保つことができる。 共同船舶・所英樹社長 「ここで作った(加工した)ものが、そのままなるべくお客様の近くまで品質を保ったままいける。様々な形態で美味しく使っていただけると思っています」 10日水揚げされたクジラの肉は、宮城県内をはじめ全国に出荷される。
ギリシャ・ポロス島の水産養殖場(2023年7月5日撮影)。(c)Angelos Tzortzinis / AFP 【6月10日 AFP】2022年の水産物生産で養殖漁業が初めて天然漁業の割合を上回った。このほど発表された報告書で、世界の食糧需要における養殖漁業の重要性がますます増していることが明らかになった。 国連食糧農業機関(FAO)が先週、コスタリカで開催された海洋保全に関する専門家会議で発表した報告書によると、2022年の養殖漁業の生産高は9440万トンで、水産動物生産全体の51%を占めた。人間の食品用水産物に限ってみると、養殖水産物の割合は57%に上った。 FAOによると、水産食品に対する世界需要は増加の一途をたどると予想され、健全な食生活維持のためには持続可能な生産量の増加が不可欠とされる。「食料安全保障と栄養にとって、水生食物システムが不可欠であるとの認識は深まっている」と報告
【雄武】ホタテ漁の本操業が、雄武でも始まった。今年は町内北部の幌内沖で11月まで業し、総水揚げ1万8千トンを目指す。...
道は10日、北斗市上磯地区の北斗漁港内で6日に赤潮が発生していたと発表した。道内での赤潮の確認は本年度初めて。まひ性貝毒を引き起こすプランクトンが含まれていることが判明し、道が注意を呼びかけている。...
【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202406081945-O2-ugWcF3Pc】 パリ, 2024年6月7日 /PRNewswire/ -- 2009年よりNGO海洋環境保護団体「エシック・オーシャン」(Ethic Ocean)と協力しながら海洋生物の保全に取り組んでいるルレ・エ・シャトーは、この度、加盟メンバー及び一般消費者の意識をさらに高めるため、新しいキャンペーンを開始します。その目的は、ウナギを筆頭に、乱獲される魚種の提供をやめ、危機に瀕するおそれのない魚種を優先的に使うようにすることです。 マルチメディア・ニュースリリースをご覧になるには、こちらをクリックして ください: https://www.multivu.com/players/uk/9272851-relais-et-chateaux-launches-sosforbiodiver
パリ, 2024年6月7日 /PRNewswire/ -- 2009年よりNGO海洋環境保護団体「エシック・オーシャン」(Ethic Ocean)と協力しながら海洋生物の保全に取り組んでいるルレ・エ・シャトーは、この度、加盟メンバー及び一般消費者の意識をさらに高めるため、新しいキャンペーンを開始します。その目的は、ウナギを筆頭に、乱獲される魚種の提供をやめ、危機に瀕するおそれのない魚種を優先的に使うようにすることです。 マルチメディア・ニュースリリースをご覧になるには、こちらをクリックして ください: https://www.multivu.com/players/uk/9272851-relais-et-chateaux-launches-sosforbiodiversity/ 世界海洋デー(国連):数年に及ぶ海洋生物に対する取組みを印象づける ルレ・エ・シャトーは6月8日、世界海洋デー
気仙沼市の「石渡商店」は、気仙沼湾の濃厚でクリーミーな牡蠣(かき)をふんだんに使った「気仙沼完熟牡蠣のオイスターソース」を販売している。 牡蠣は冬を越して産卵を前に栄養を蓄えた3~5月下旬のものだけを使う。天然酵素を使った特許製法で分解し、丸ごとエキスにしたソースは濃厚でまろやか。和洋中を問わずさ…
【読売新聞】 [New門]は、旬のニュースを記者が解き明かすコーナーです。今回のテーマは「ご当地サーモン」。 サケの不漁や、すしなど生食での人気を背景にサーモンの養殖が各地で行われている。地域性や飼育方法などでブランド化した「ご当
創意工夫を凝らした閉鎖循環式のプラントを見つめる松延紀至さん=福島県葛尾村野川の陸上養殖場で2024年4月9日午前11時26分、錦織祐一撮影 東京電力福島第1原発事故で一時全村避難となった福島県葛尾村に、エビの陸上養殖に取り組むベンチャー企業がある。まだ一般販売には至らないが、山村で養殖技術を一から確立しようと奮闘する理由は「エビを新たな名産にするとともに、飼育を通じて水、食料、エネルギーを地域ぐるみで持続可能とする事業パッケージを作る」こと。「そして、ゆくゆくは世界に『葛尾モデル』を広めたい」という壮大な思いがある。 葛尾村との出会い 「HANERU葛尾」(同村落合)を2022年1月に設立した、松延紀至(まつのぶ・のりゆき)さん(50)。産業機械メーカー大手の荏原製作所(東京)やコンサルタント会社で長年、全国の水インフラ整備に携わってきた。その一環として、気候変動や漁獲量の減少を受けて世
去年の夏に長崎市や雲仙市の沿岸、橘湾を襲った大規模な赤潮被害。 養殖の魚が大量に死に、被害額は長崎県内で過去最大の11億円に上りました。 赤潮で大きな被害を受けながらも、新たな取り組みに乗り出した水産会社の挑戦を取材しました。 長崎放送局 谷口真央記者 2024年4月。雲仙市内の漁港で県内では少し珍しい魚の水揚げ作業が行われました。 水揚げされたのは、海上でおよそ3か月かけて養殖されたサーモン。 サーモンの養殖に取り組む水産会社の社長、竹下千代太さんたち関係者が早速その場で刺身にして味見しました。 水揚げ後に刺身にされたサーモン きっかけは県内最大の赤潮被害 水揚げに至るまではいばらの道のりでした。 竹下さんがサーモンの養殖に挑戦し始めたのがことしからで、きっかけは長崎県を襲った2023年の赤潮でした。 2023年の夏、長崎市や雲仙市の沿岸、橘湾で発生した大規模な赤潮でトラフグやマダイなど
発表・掲載日:2024/06/10 湧水に浸すと発電できる「湧水温度差発電」 -流れ去る湧水の熱エネルギーを電気として有効利用- ポイント 湧水と大気の自然な温度差から発電できる技術を考案 電池なしで湧水の温度を計測し、無線通信で自動的なデータ収集に成功 地域資源である湧水の保全と持続可能な利用に貢献 国立研究開発法人 産業技術総合研究所(以下「産総研」という)物理計測標準研究部門 応用電気標準研究グループ 天谷康孝 研究グループ付、地圏資源環境研究部門 地下水研究グループ 井川怜欧 上級主任研究員、国立大学法人 茨城大学 大学院理工学研究科 一ノ瀬彩 助教は共同で、湧水と大気の温度差を利用した「湧水温度差発電」が可能なことを実証しました。発電した電力を用いることで電池なしで湧水の温度を計測し、無線通信で自動的にデータ収集することに成功しました。この技術は、固体の熱と電気の相互変換作用であ
広島の夏の味覚「小イワシ=カタクチイワシ」の漁が解禁されました。スーパーでは多くの人が旬の味を買い求めていました。 【写真を見る】「7回洗えば鯛より美味」 瀬戸内の夏の味覚 小イワシ漁が解禁 広島のスーパーには刺身に巻き寿司 午前5時過ぎの広島市中央卸売市場です。解禁初日の漁を終えた船がやって来ました。 梅川千輝 記者 「10日から漁の解禁ということで小イワシを載せた船が市場に到着しました。早朝から活気づいています」 船から降ろされた小イワシは箱詰めされて、競りにかけられます。10日市場に届いた小イワシは6トンから7トンで、関係者は「ここ5年でこんな豊漁はない」と胸をなでおろしていました。 ヤマスイ可部店の 北谷勝 店長です。北谷さんも仕入れのため市場を訪れていました。 ヤマスイ可部店 北谷勝 店長 「去年より大きくて、初日にしては豊漁で値段も高くない。ちょうどいい。きょうはいいんじゃない
陸前高田市の酔仙酒造(金野連(つらね)社長)は10日、夏季限定の新酒「純米うすにごり 雪っこ」を発売する。 商品はもろみをあえて残すことで、コメ本来のうまみを感じさせ、すっきりとした飲み口が特長。2種類の酵母を用いてフルーティーさも出した。アルコール度数16%で、よく冷やしたり、氷を入れてロックで味わうのがおすすめだ。 杜氏の金野泰明さん(48)は「飲みやすさを考えて濁りの度合いを調整し、香りにもこだわった。夏の旬の食材と一緒に楽しんでほしい」と願う。 9月ごろまで販売する予定。720ミリリットル入り1430円、300ミリリットル入り605円。岩手県内の酒販店やスーパーマーケットなどで販売する。問い合わせは同社(0192・47・4130)へ。
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