気仙沼市地域公共交通会議は、唐桑地域で住民の通院手段確保を目的に運行している患者バス「きぼう」について、10月からデマンド交通(予約制乗合タクシー)に移行する。利用者が年々減少しており、現在行っている実証運行に機能を一本化して効果を検証する。 患者バスは旧唐桑町時代の1971年から地域内の医療機関を受診する住民のために無料で運行。29人乗りのマイクロバスを3コースでそれぞれ1往復走らせている。 しかし、人口減少などにより利用者は減っており、昨年度の年間利用者は3060人と5年間で約3割減少。1日当たりの平均乗車数は12・7人にとどまっている。 このため、交通会議が本年度、県タクシー協会気仙沼支部に委託して行っているデマンド交通の第2次実証運行に患者バスの機能を一本化。利用が低迷する患者バスの課題解消とデマンド交通の利用促進を図る。 デマンド交通のシステムに移行するため、患者バスとして利用す
能登半島地震から間もなく8か月です。地震で被害を受けた場所を、災害の教訓として将来に残す「震災遺構」について、隆起した地盤が特徴的な天然のプールが候補の1つとして挙がっています。記者「90年近く歴史があ…
仙台市中央卸売市場で、ニタリクジラの生肉の競りが行われました。最高値は1キロ当たり41万円と過去最高額で取引されました。 競りにかけられたのは、3月に完成した世界唯一の捕鯨母船関鯨丸が東北沖などで捕獲し26日に仙台港に水揚げした、ニタリクジラの生肉約2.1トンです。 ニタリクジラの新鮮な生肉は癖の無いさっぱりとした上質な脂と、とろけるような食感が特徴です。 競りでは脂がのった希少な部位、尾肉が過去最高値の1キロ当たり41万円で取引されました。 競り落とした大和水産後藤司社長「年に1度ですので儲け勘定は考えておりませんで、来ていただいたお客さんにおいしい寿司を食していただければありがたいと」 市場関係者向けに試食会が行われ、ユッケや刺身が振る舞われました。 「本当に肉と同じような感じでそんなに魚臭さというか生臭さもなくて、食べやすい味でおいしかったです」 共同船舶所英樹社長「ニタリクジラは牛
日南海岸 伊勢えび漁解禁を前に豊漁祈願2024.08.27ニュースイセエビ, スタンプラリー, 伊勢えび漁, 伊勢海老, 宮崎市, 日南海岸伊勢えびまつり, 榎原神社, 玉串, 解禁, 豊漁祈願, 青島, 飲食店 9月1日の伊勢えび漁解禁を前に豊漁祈願祭が8月27日に行われました。 日本神話「海幸山幸(うみさちやまさち)」に登場する海幸彦(うみさちひこ)を主祭神として祀る潮嶽神社で行われた祈願祭には、飲食業者や漁業関係者ら30人参加し、玉串を捧げて今年の豊漁を祈願しました。 日南市のまとめによると、昨シーズンの伊勢えびの水揚げ量は市全体でおよそ22トンで昨年とほぼ同じでした。 日南海岸で水揚げされる伊勢えびは、日向灘の荒波にもまれ黒潮の恵みをたっぷりと受け身がしまって大ぶりで柔らかな食感が特徴。 9月2日に初水揚げが予定されています。 この伊勢えびを使って趣向をらした料理が食べられる「日南
浜名湖に生息する海草アマモが激減し、生態系に影響している現状を広く知ってもらおうと、天竜浜名湖鉄道(浜松市天竜区)は10月から、「アマモ列車」を運行する。列車の先頭と最後尾車両に飾るヘッドマークデザインを公募し、伊藤由依さん(17)=聖隷クリストファー高3年=と、土屋匠さん(8)=中川小3年=の作品が最優秀賞に選ばれた。 表彰式を26日、中央区のイオンモール浜松市野で行った。2人の作品を来年3月まで、列車の前後に取り付けて運行する。 伊藤さんは「アマモが生物の命を育むことをイメージした」とアマモをゆりかごに見立て、中心にウナギやタイなどを描いた。アマモが生息する湖の上の橋を鉄道が渡るデザインを描いた土屋さんは「アマモのことは知らなかったが、今回をきっかけにとても大事な海草だと思った」と話した。 応募総数は695通。優秀賞の作品5点は期間中、副駅名が「アマモ駅」となる知波田駅(湖西市)の駅名
「MSCジャパン・アワード2024」の授賞式に臨んだMSCや受賞企業の代表者ら。授与されたトロフィーは、リサイクルガラスを使い、波をモチーフにしているという=2024年8月21日、東京・有明の東京ビッグサイト 持続可能な漁業の認証制度を管理するMSCジャパンは8月21日、MSC認証水産物の普及に貢献した事業者を表彰する「MSCジャパン・アワード2024」の授賞式を開いた。国内では初開催で、小売り部門にイオン、メーカー部門にニッスイ、フードサービス部門に日本マクドナルドがそれぞれ選ばれた。(編集長・竹山栄太郎) 国内約380の事業者が「CoC認証」取得 MSC(Marine Stewardship Council、海洋管理協議会)は、認証制度と水産エコラベルを通じて、持続可能で適切に管理された漁業の普及に務める非営利団体。1997年にロンドンで設立された。MSCジャパンは2007年に設立され
データ提供 日本唯一の炭火焼きスーパー・綿半フレッシュマーケット じっっっっっくり炭火焼! 2024年08月27日10時16分 [綿半ホールディングス株式会社] 炭火焼き商品ぞくぞく発売【弁当・鯖・やきとり・おにぎり・丼】 綿半フレッシュマーケット(本社:愛知県一宮市 代表取締役社長 永岡幸春)は、綿半フレッシュマーケットを「日本唯一の炭火焼のスーパー」を目指して、炭火で焼いた様々な総菜を開発・発売いたします。 とにかく売れた「炭火焼きうなぎ」で有名になった綿半フレッシュマーケット 【「お客さまに喜んでほしい」が始まり】 綿半フレッシュマーケット名物とも言える「炭火焼きうなぎ」! 開催すれば毎回お客さまの長蛇の行列。「愛知」という、うなぎを食べる文化が醸成された地でご好評いただいています。お客さまの「美味いうなぎを食べたい」に応えるべく、フレッシュマーケットでは最高に美味しいウナギをご用意
太陽光発電事業などを手がけるライジング(鶴岡市、五十嵐由浩社長)が1次産業に参入し、新たに沖縄の食材として知られる海藻「海ぶどう」の陸上養殖に取り組んでいる。温海地域の海水を使い、コンテナ内に設置したアクリル製容器で栽培。国連教育科学文化機関(ユネスコ)創造都市ネットワーク食文化分野で認定を受ける、鶴岡市の新たなアピール材料にしたいと意気込んでいる。 同社によると、市内に設置したコンテナ内に容量180リットルの透明な容器を並べ、海水とともに5キロ分の母藻を投入する。水温や塩分濃度などを一定に保ちつつ、二酸化炭素(CO2)を供給して発光ダイオード(LED)で光を当てると、30日ほどで20キロ分が収穫できる。現在は試験的に栽培と販売を行っている。 ブドウの房に似た見た目で、プチプチとした食感が特徴の海ぶどうは「グリーンキャビア」ともいわれる。陸上養殖は鹿児島県の漁師の先行事例を学び、今年5月か
鹿児島県薩摩川内市の薩摩川内鰻(佐藤光信社長)が同市宮崎町のウナギの養殖用いけすを活用し、新たに育ててきたトラウトサーモンの出荷が8月中旬に始まった。ブランド名は「薩州サーモン」。成育は順調で、ウナギと並ぶ柱の事業になると見込んでいる。 同社は1月に200グラムほどの種苗1500匹を仕入れ、42基のいけすのうち2基を使って養殖してきた。現在は2.5~3キロに育ち、主に関東のホテルや飲食店用に向けて順次出荷している。一部は県内にも流通する。 いけすは豊富な地下水を活用した掛け流し式で、バイヤーからは「臭みがない」と評価が高いという。同社は今後養殖を本格化させ、年間4万匹の生産を目標にする。敷地内に8基のいけすを新設中で、11月に種苗1万匹を仕入れる。 稚魚の採れる量にばらつきがあるウナギに対し、人工ふ化ができるトラウトサーモンは安定しているのが特長だ。 村上哲也専務(51)は「刺し身やカルパ
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