「音楽で、食べたい」 わかりやすい道として、メジャーデビューがある。地道にライブ活動をして、レコード会社の人に拾ってもらう。そしてCD発売。多くのスターがそのような道を歩んできた。 もしそれが厳しいなら、音楽に関係する仕事をする、という手段がある。レコード会社に勤める。ラジオ局に勤める。ライブハウスに勤めるのもありだ。音楽で飯を食いたいだけなら、やり方は意外と選べる。 でも、ほんとうに選択肢はそれだけなのだろうか? そもそも音楽で食べるってなんなのか。「◯◯で食べたい」という欲求を、深く考えたことがあるだろうか。 ひとり、紹介したい学生がいる。音楽家の國本怜(くにもと・れい)だ(かれは「音楽家」という立場に強くこだわる)。 慶應義塾大学文学部4年次に在籍する彼は、1年前に音楽ユニット「N.O.R.K(ノーク)」を立ち上げた。ライブを行うことなく、就職活動をすることもなく、1ヵ月に1本、ミュ
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