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若者論に関するkana-boonのブックマーク (3)

  • なぜ大人たちは「若者」を語りたがるのか? 幻想、暴論、狭い正義…(後藤 和智) @gendai_biz

    保守的な時代認識と事実誤認 私はここまで「現代ビジネス」の一連の記事で、現代の若者論について見てきました。 若者論を蒐集してきて改めて気付かされるのは、若者論というのは、そのときどきの若者の実像を反映しているのではなく、むしろそのときどきの時代の欲望を反映しているものであると気付かされます。 あるいは、そのときどきの「青少年問題」をダシにして、社会を語りたい欲望の発露といったほうが適切でしょうか。 例えば、『世界』2004年2月号の特集「私たちは若い世代を『育てている』か」。編集部によってつけられたと思われる特集の巻頭言には、2000年代前半の若者論のテンプレートが詰まっています。全文を引用してみましょう。 子どもをめぐる「事件」が多発している。昨年夏の長崎の児童殺傷事件や沖縄のリンチ殺人事件など、子どもたちが加害者となって引き起こす事件・犯罪も深刻だ。しかし、虐待や、小中学生の拉致・監禁

    なぜ大人たちは「若者」を語りたがるのか? 幻想、暴論、狭い正義…(後藤 和智) @gendai_biz
  • マーケティング化する「若者論」の罪~キャッチーに切り取れ、そうすれば金になる(後藤 和智) @gendai_biz

    マーケティング化する「若者論」の罪~キャッチーに切り取れ、そうすれば金になる マイルドヤンキー、パリピ、つくし世代… 文/後藤和智(同人サークル「後藤和智事務所OffLine」代表) 「ヤンキー」が新しい経済の起爆剤? 私は2000年代から若者論の動向を観察してきましたが、理論の正しさなどは度外視して「いま最も『熱い』若者論者は誰か?」と聞かれたら、間違いなく、博報堂ブランドデザイン若者研究所リーダーの原田曜平と答えるでしょう。 原田は2014年に刊行された『ヤンキー経済——消費の主役・新保守層の正体』(幻冬舎新書)を皮切りに、「このような〈新しい若者〉がこれからの経済を作り出す」という趣旨の書籍を刊行しています。 2014年12月には『女子力男子——女子力を身につけた男子が新しい市場を創り出す』(宝島社)、2015年には今までの「オタク」とは違う新しいタイプの「オタク」が出現しているとい

    マーケティング化する「若者論」の罪~キャッチーに切り取れ、そうすれば金になる(後藤 和智) @gendai_biz
  • ニヒル化する日本の「若者論」〜グローバルとローカルの両極で進む、あやうい兆候(後藤 和智) @gendai_biz

    ニヒル化する日の「若者論」 〜グローバルとローカルの両極で進む、あやうい兆候 ニート、ロスジェネ、そして現在… 文/後藤和智(同人サークル「後藤和智事務所OffLine」代表) 若者はまだ気出していないだけ? 2000年代初頭から現在にかけて、若い世代をめぐって様々な概念が、行政やマスコミ、そしてインターネットの住民などによって生み出されてきました。 それらの中には、短期間で消えてしまったものもあれば、前回取り上げた「ゆとり世代」などといった具合にほぼ差別語として定着してしまった感のあるものもあります。そして今なお用いられている言葉に「ニート」があります。 そもそも「ニート」(NEET:Not in Education, Employment and Training)という言葉はイギリスで生まれたものであり、対象とされる年齢層も狭く、また社会的排除などの広範な社会問題と絡めて論じられ

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