“レンズだけカメラ”の進化形、“マウントだけカメラ”「ILCE-QX1」を徹底解剖(1/3 ページ) 2013年秋にソニーが出したQXシリーズが、「レンズだけカメラ」として話題になったのは記憶に新しい。あれに新シリーズが登場した。今度は「レンズすらないレンズだけカメラ」、言うなれば「マウントだけカメラ」だ。 言っていることがよく分からないかもしれないが、要するに、「レンズ交換式レンズだけカメラ」なのである。 もはやレンズすらなくなり(もちろん撮影時はレンズ付けなきゃいけないんだけど)、「マウントと撮像素子とメディアとバッテリーと画像処理回路」だけの「筒」になってしまったのである。ミニマムにもほどがあるという感じ。 これ、誰がどう使うと楽しいの? というわけでいろいろと使ってみた。 QXはモニターを持たないワイヤレスデジカメ 軽くおさらいしよう。QXシリーズは“液晶モニターやシャッター以外の
左から 『α7』(FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS 『SEL2870』装着)、『α7R』(Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA 『SEL55F18Z』装着) ソニーは、レンズ交換式デジタル一眼カメラα™の新カテゴリーとなる、世界で初めて※135mmフルサイズイメージセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラ『α7』シリーズとして、『α7』と『α7R』の2機種を発売します。 両機ともに、一般的なフルサイズイメージセンサー搭載のレンズ交換式デジタル一眼カメラと比較して約1/2の軽量・コンパクトなボディに、新開発の画像処理エンジンを搭載することで、高速・高精度AF(オートフォーカス)と、さらなる高画質を実現しています。 また、35mmフルサイズ対応のマウントアダプター『LA-EA4』と『LA-EA3』を新たに用意することで、新開発の35mmフルサイズ対応α[Eマウント]レ
今年一番個性的な「レンズスタイルデジカメ」こと、ソニー「DSC-QX10」と「DSC-QX100」(ただし製品版ではない)をいろいろ触らせてもらったけど、やっぱこれ、面白い(→レンズだけカメラ「DSC-QX100」「DSC-QX10」徹底解剖(前編))。 スマホの登場で写真の撮り方が(良くも悪くも)自由になって、気楽にあらゆるものが写真として残されるようになったんだけれども、QXはそれに輪をかけてフリーダム。 前回書いたようにWi-Fiを介する分、ちょっと立ち上がりに時間はかかるけど、なあに、さくっと撮りたいときはスマホのカメラを使えばいいのだ。QXをポケットに入れて持ち歩いて、「これはスマホでいいや」って時はスマホのカメラで、「ここはQXで撮りたい」ってときはQXで撮ればいいじゃないかという感じ。 前回はあれこれ細かい話をしたので、今回はざっくりと使ってみると楽しかったよ、って話。なお、
で、DSC-QX10/QX100はシンプルにいえば「ワイヤレスカメラ」の一種。内部にレンズ+撮像素子にメモリーカードとバッテリというカメラとして働く最低限の機構だけを持ち、スマホとWi-Fiで接続して、スマホからコントロールするカメラなのだ。 スマホに装着して撮影するためのアダプターが付属し、それを使ってスマホにカチャッと装着すれば「スマホがデジカメのようになる」から、スマホと合体させて撮るためのものと思いがちだけど、ようはQXとスマホがWi-Fiでつながればいいのだから、片手にQX、片手にスマホを持って自由なアングルで自由に撮ればいいし、ありがたいことにQXは底面に三脚穴を持ってるので、三脚に取りつけて設置し、自分はのんびりとスマホの画面を見ながら撮るというのもOKだ。
家電見本市「IFA」に先だって行われたプレスカンファレンスでソニーより発表された、スマートフォンをファインダーがわりとするユニークなデジタルカメラ“サイバーショット”「DSC-QX100」「DSC-QX10」。日本国内での販売は現時点未定ながら実機(試作機)を入手したのでファーストインプレッションをお伝えする。 まずはその概略を改めて説明すると、両製品ともにレンズ鏡胴のみのように見えるユニークな外観で、通常ならばファインダーおよび撮影画像の確認用にカメラが備える液晶ディスプレイを備えていない。同社はミラーレス一眼「NEX」シリーズを投入する際、「板とレンズ」という基本コンセプトで製品をデザインしたが、本製品ではついに「レンズだけ」となっている。 円筒形の本体にはシャッターボタンや各種ボタン、操作用リング(QX100のみ)を備えており、底面には三脚穴も用意されている。電源を入れてシャッターボ
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