夏といえば花火。この8月は毎週のように各地で花火大会が開催されており、筆者は2日の江戸川花火大会に行ってきた。2013年は江戸川区側で約90万人もの人が集まっており、その規模は東京の花火大会の中でも屈指といえる。今年も江戸川河川敷には大勢の人が集まり、開始直前の18時50分ごろには、丘から見渡す限り、人、人、人……といった状況だった。 こうした大勢の人が集まる際に気になるのが、携帯電話のネットワークだ。一昔前は、花火大会などのイベントではトラフィックが混雑してケータイがつながらないことはざらだったが、最近は各社とも、イベントで大勢の人がいっせいに通話や通信をしても、トラフィックがひっ迫しないよう対策を行っている。 各社に確認したところ、この江戸川花火大会ではNTTドコモとKDDIが1台ずつ、ソフトバンクモバイルが4台の車載型の移動基地局を稼働させていたという。移動体基地局では、ドコモがLT
NTTドコモは1月24日、東京・品川にあるネットワークオペレーションセンター(以下、NWOPC)を報道陣向けに公開し、同社執行役員サービス運営部長の丸山洋次氏がNWOCPの取り組みについて語った。 合計約26万の装置を24時間365日で監視 ドコモのネットワークは、全国に約18万ある基地局や制御装置などの「アクセス系」、約2000あるパケット交換機などの「ノード系」、その2つをつなぐIPルータ網などの「リンク系」(約7万8000)とあわせて合計約26万装置から構成されている。その7割はアクセス系だという。 それらを東京・品川(東日本統括)と大阪・南港(西日本統括)の2カ所にあるNWOPCが24時間365日体制で監視・管理している。品川は200人、大阪は100人のスタッフを抱えており、「品川の方が難しい作業を求められたり、装置数も多いため、人員が多い」と丸山氏は説明する。 ネットワークに異常
ということで、新iPhoneの対応バンドなどの情報がそろったので、今時点での私のiPhone用インフラ評価をまとめてみます。こうやって並べてもやっぱり一長一短と言う感じですねぇ。ちょっと先のことを考えればドコモが一番よさそうな気がする、くらい。 エリアについては、都市部のLTEカバーは強力。ただし郊外では全くKDDIに追いついていませんし、穴だらけでバッテリへのダメージも大。800での整備も加速するという話なので、今後は徐々に良くなりそうです。ドコモの特長は屋内。四社共同整備の公共トンネル(地下鉄など)では差が出ませんが、一般の民間施設をきめ細かにカバーするところはドコモが一番強いので、高品質で使える屋内施設はかなり多くなっていくはずです。 iPhoneは1.5Gを外したのですが、対応している800、1.7、2Gを持っているため、今後容量についても徐々に強化されることが見込まれます。最強を
NTTドコモが10月4日、ネットワーク戦略に関する記者説明会を開催。「iPhone 5s」「iPhone 5c」が発売されてあらためて注目を集めているLTEネットワークについて、取締役常務執行役員 ネットワーク担当 徳広清志氏が説明した。 LTE基地局を倍増させる ドコモのLTE(Xi)では、2GHz/800MHz/1.5GHz/1.7GHz帯という4つの周波数帯を使用している。2012年冬モデル以降のAndroidスマートフォンから2GHz/800MHz/1.5GHzをサポートし、2013年冬モデルは1.7GHz帯を含む4バンドすべてに対応する。なお、iPhone 5s/5cは1.5GHz帯には対応しない。「iPhoneで(800MHz帯の)FOMAプラスエリアや1.7GHz帯が使えるのか? というお問い合わせがお客様から増えている」(徳広氏)そうだが、どちらも対応している。 LTE対応
「この秋以降、LTEのエリア競争はKDDIが断トツで勝てるのでは」――KDDI(au)の田中孝司社長は9月2日に開いたLTEネットワークに関する説明会で胸を張った。800MHz帯LTEの実人口カバー率は来年3月末に99%まで拡大。9月中の発表がうわさされる次期iPhoneは800MHz帯LTEに対応するとうわさされており、「もしそうならば、iPhoneのLTEエリア競争に終止符を打てるのでは」と自信をみせる。 800MHz帯LTEの人口カバー率は99%に KDDIは、LTEを800MHz帯(10MHz幅・最大75Mbps)、1.5GHz帯(同)、2.1GHz帯(5MHz幅・最大37.5Mbps、10MHz幅・75Mbps、15MHz幅・112.5Mbps、20MHz幅・150Mbps)の3バンドで展開。800MHz帯をベースバンドとして広域をカバーし、残りの2つの周波数帯で高速化する戦略だ
花火大会や音楽フェスなど人が密集するイベントで、携帯キャリア各社が車載式の移動基地局を出動させるなどして快適な通信環境の確保に努めている。KDDI(au)の田中孝司社長によると、トラフィック対応が「一番厳しい」イベントは、夏冬に開かれる「コミックマーケット」(コミケ)だ。 今夏の「コミックマーケット84」は、3日間で過去最多の59万人が来場。KDDIは対策としてアニメ「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」のイラストでラッピングしたLTEの“痛”移動基地局車を配備したほか、au Wi-Fi SPOTのアクセスポイントを持った社員「人間Wi-Fi」を多数配置した。 センター側でトラフィックの状況を把握しつつ、TwitterなどSNSに発信されたユーザーの声から通信環境に関する内容をリアルタイムに収集し、トラフィックがひっ迫しているエリアに人間Wi-Fiが向かうなどして対策を実施。その結果、「トラ
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