「分人主義(ディヴィジュアリズム/dividualism)」は、平野啓一郎氏がSF小説『ドーン』の中で描いた概念。 人は対人関係ごとに別の自分(=分人/dividual/ディヴ)を持っているのではないか、という考え。 自分で意図的に作り演じる操作的(operational)な「キャラ」作りとは違い、「分人」は対人関係の中で発生し形成されていく協同的(cooperative)なもの。分けることが出来ない最小の単位として「個人(individual)」が定義されてきたが、「分人主義」では、複数のコミュニティーに属していればそのコミュニティーごとに最適化された複数の「分人」が一人の「個人」の中に形成される、と考える。
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