12月16日、中国国家統計局は、四川省塩亭県の統計当局が組織的に鉱工業生産の数値をねつ造していたことが調査の結果判明したと発表した。写真は人民元紙幣。北京で11月撮影(2013年 ロイター/Jason Lee) [北京 16日 ロイター] -中国の経済指標の信憑性に対する懸念が出るなか、中国国家統計局は16日、四川省塩亭県の統計当局が組織的に鉱工業生産の数値をねつ造していたことが調査の結果判明したと発表した。 統計局は声明で「データ収集の監督において責任の放棄があった。担当者には統計に関する法律の知識がなく、塩亭県の統計当局者は監査を拒否し、証拠を隠滅した」とした。ねつ造や証拠隠滅に関わった担当者には、口頭と書面で警告したとしている。