MENA地域における防衛市場の分析を行うTactical Reportは24日、エジプト軍需生産省と日本の防衛省がC-2輸送機の調達について協議中だと報じている。 参考:Egypt: KHI, and C-2 aircraft 参考:Morocco, Hyundai Rotem, and K2 MBT Tactical Reportの報道が真実ならエジプト空軍の拡張需要に日本がC-2を提案しているという意味だろう川崎重工業が開発したC-2輸送機は米国製のC-17とC-130の中間に位置する戦術輸送機で、海外市場ではエアバスのA400M(約1.5億ドル)やエンブラエルのC-390(約6,000万ドル)と競合関係にあるが、調達コストが高額(215億円=A400Mとほぼ同価格帯)な点と海外採用の実績がない点がネックとなり、輸送機導入の候補に加えられることは本当に稀だ。 現時点でC-2導入を検討し
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