街路樹による「根上がり」のため、でこぼこになった歩道を改修する際に、街路樹の根が良好に生育することができる特殊な土壌を舗装の下につくる、 人と街路樹にやさしい歩道の改修に取り組み始めています。 ▲根上がりした歩道 ▲舗装の下に特殊な土壌を設けます 街路樹が生長するにつれて根が太くなることで、根が歩道の縁石や舗装を持ち上げ、歩道がでこぼこになる「根上がり」が起こります。 そのため歩行者、特にお年寄りや車いす・ベビーカーの通行に支障をきたす状況となり、各地で問題になっています。 これまでの舗装改修では、単純に根を切った後、舗装だけを打ち換える方法で行っていましたが、この方法では街路樹を弱らせ、最悪の場合は枯らしたりすることで倒木の危険性もありました。 そして、良好に生育した時でも、数年後には再び根上がりしてしまうこともありました。