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ブックマーク / www.newsweekjapan.jp/watanabe (3)

  • ネットビリオネアが牽引する21世紀の宇宙探検

    <アポロ11号の月面着陸以降、予算削減のために停滞した宇宙開発を牽引するのは、今やネット事業で巨万の富を得たビリオネアたち> アポロ11号が無事月に着陸したのは1969年7月20日のことだった。多くのアメリカ人が家族揃ってテレビの前で待ち構え、人類が初めて月の上に降り立つ画期的な瞬間をわかちあった。 当時9歳だった私は日在住なので同じ体験こそしなかったが、「アポロ熱」は共有していた。SFが好きで後にアシモフの『銀河帝国の興亡』(ファウンデーションシリーズ)に熱中した私は、ガジェット好きの叔父が購入した望遠鏡でやや引き伸ばされた月面を観ながら、そこに立っている宇宙飛行士を想像した。そして、「自分が大きくなるころには月だけでなく、ほかの惑星にも簡単に行けるようになるだろう」と宇宙旅行をしている自分を夢見た。 後に世界中で同世代の人と出会って知ったのは、1969年にアポロの月面着陸を体験した世

    ネットビリオネアが牽引する21世紀の宇宙探検
    kaorun
    kaorun 2018/04/14
    この記者の人は、そう言いつつも自分ではあまりSF読まない人なんだなぁというのを強く感じる記事。
  • トランプの卑小さを露呈させた暴露本「炎と怒り」

    暴露が前倒しで発売された5日、各地の書店でハードカバーが売り切れに Shannon Stapleton-REUTERS <年明けに発売された話題の暴露に新事実はないが、トランプ政権のあまりにも酷い実態がこれで露わになった> ドナルド・トランプ米大統領とホワイトハウスの内情を暴くノンフィクション『Fire and Fury』は、発売前に一部がメディアで紹介されて話題になっていた。 ホワイトハウスは出版の差し止めを請求したが、出版社のHenry Holt and Co.はそれに応じず、発売日を前倒しして5日に発売した。トランプ大統領の過剰反応がかえって読者の好奇心をそそったのだろう、発売日に全米の書店でハードカバーが売り切れ、アマゾンでもハードカバーは在庫切れ、キンドル版とオーディオブック版ではベストセラー1位になっている。 じつは、著者のマイケル・ウルフ自身も、トランプに負けじとお騒がせ

    トランプの卑小さを露呈させた暴露本「炎と怒り」
  • トランプに熱狂する白人労働階級「ヒルビリー」の真実

    <知識層からときに「白いゴミ」とまで蔑まれる白人の労働者階級。貧困と無教養を世代を越えて引き継ぐ彼らに、今回の選挙で「声とプライド」を与えたのがトランプだった>(写真:筆者が取材したニューハンプシャー州のトランプの選挙集会) 無名の作家が書いたメモワール『Hillbilly Elegy』が、静かにアメリカのベストセラーになっている。 著者のJ.D.ヴァンスは、由緒あるイェール大学ロースクールを修了し、サンフランシスコのITベンチャー企業の社長として働いている。よく見るタイプのエリートの半生記がなぜこれだけ注目されるのかというと、ヴァンスの生い立ちが普通ではないからだ。 ヴァンスの故郷ミドルタウンは、AKスチールという鉄鋼メーカーの拠地として知られるオハイオ州南部の地方都市だ。かつて有力鉄鋼メーカーだったアームコ社の苦難を、川崎製鉄が資提携という形で救ったのがAKスチールだが、グローバル

    トランプに熱狂する白人労働階級「ヒルビリー」の真実
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