VIA C3を開発したCentaurをインテルが買収、もとはMIPSだったArchiTekのRISC-Vコア 今週は中休みとして、過去の記事のアップデートを2つお届けしたい。 ついにCentaurが消える 連載560回で説明したCentaur。もともとはGlenn Henry氏が1995年に立ち上げたファブレスのx86互換プロセッサー開発企業である。 Glenn Henry氏、もともとはヘリコプターパイロット(1962~1963年)だったが、視力の問題で引退を余儀なくされ、その後何社かを経由してなぜかIBMのフェローになっているという、これはこれで不思議な経歴を持つ方である。IBM時代は、System/32やSystem/38、IBM PC RTなどに関わったという話は連載493回で触れた。 その後IBMを退職し、DellでSVP兼CTO(Dellとしては初めてのR&D部門のVPとして迎え