平成25年11月15日 科学技術振興機構(JST) Tel:03-5214-8404(広報課) 千葉大学 Tel:043-290-2019(企画総務部 渉外企画課広報室) ポイント アレルギー疾患発症は免疫系の過剰反応やバランスの乱れが原因です。 遺伝子発現を抑制するたんぱく質「EZH2」分子が免疫反応のブレーキ役として免疫系のバランスを調節する機構を解明しました。 EZH2分子を制御すれば、アレルギー疾患の治療への道が開けると期待されます。 JST 課題達成型基礎研究の一環として、千葉大学 大学院医学研究院の中山 俊憲 教授らのグループは、遺伝子発現を抑制するたんぱく質「EZH2」分子が免疫反応のブレーキ役であることを発見しました。 ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎などのアレルギー疾患は増加の一途をたどっており、国民の約3割がこれに罹患しているとの報告もあります。従来のアレル