秋のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びでトランプ前大統領と争っていたヘイリー元国連大使が選挙戦からの撤退を表明し、トランプ氏の党の指名獲得が確実な情勢となりました。 与党・民主党のバイデン大統領との対決が見込まれる本選挙に向けてトランプ氏が党の結束を図れるかが今後の焦点となります。 ヘイリー氏は6日午前、日本時間の7日未明、南部サウスカロライナ州チャールストンで演説し「国じゅうから寄せられた多くの支援に感謝の気持ちでいっぱいだが、選挙戦をやめる時がきた」と述べて、選挙戦から撤退すると表明しました。 ヘイリー氏の撤退によって共和党から立候補していたトランプ氏以外の主要候補がすべて撤退することになり、トランプ氏が夏の共和党大会で指名を獲得することが確実な情勢となりました。 ヘイリー氏はトランプ氏に祝意を示す一方、支持は明言せず、「トランプ氏が党内外で彼を支持しなかった人たちの票
米カリフォルニア州ウッドサイドを歩く、ジョー・バイデン大統領(右)と中国の習近平国家主席(2023年11月15日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP 【11月16日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領と中国の習近平(Xi Jinping)国家主席は15日、米カリフォルニア州で1年ぶりに会談し、軍同士の対話再開で合意した。だが、会談後の記者会見でバイデン氏が、習氏を「独裁者」だと発言する一幕もあった。 バイデン氏は6月に習氏を独裁者と呼び、中国の猛反発を招いた。 バイデン氏は記者会見から去る際、今も習氏は独裁者だと思うかと記者に問われると「われわれ(民主主義国)と全く異なる政治形態に基づく共産主義国を統治するという意味で、彼は独裁者だ」と述べた。 一方、中国側は特に台湾問題をめぐり、バイデン氏に厳しい言葉を投げ掛けた。 中国外務省の声明によれ
モスクワに向かう途上での部隊間のにらみ合いは、短時間ではあったものの、ロシアにおける権力闘争としては、1991年の強硬派によるミハイル・ゴルバチョフ元大統領に対するクーデター未遂、および1993年のボリス・エリツィン元大統領と議会の間の抗争以来最も劇的なものとなった。ただ、それら過去の事件の時とは異なり、今回の抗争に関してアメリカはどちら側にも肩入れしていなかった。プリゴジンもプーチンもアメリカの味方ではない。 バイデンはこの危機に対応しないという対応をし、発言ではなく用心を選んだ。もし何か言えば、プーチンが「これはすべて外国の陰謀だ」と主張するための材料を与えてしまう恐れがある。これは、国内で問題が起きた際にロシア政府がよく最初に発するフレーズである。 機敏に情報収集に動いたバイデン政権 バイデンはキャンプ・デービッドに向かう予定を遅らせ、ホワイトハウスのウォードルーム(本物が改装されて
インドネシア・バリ島で会談したジョー・バイデン米大統領(右)と習近平中国国家主席(2022年11月14日撮影、資料写真)。(c)SAUL LOEB / AFP 【6月21日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は20日に行った演説の中で、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席を「独裁者」呼ばわりした。これを受け中国外務省は、「公然たる政治的挑発」だとして強く反発した。 バイデン氏はカリフォルニア州で開かれた民主党の政治資金パーティーで報道陣が取材する中、今年2月に米軍が偵察用と思われる中国の気球を撃墜した問題に言及した。 バイデン氏は「偵察機器を満載した気球を私が撃墜した際、習氏は激怒したが、それはそこに気球があったことを知らなかったからだ」と発言。さらに「真面目な話だ。何が起きたか知らないというのは、独裁者にとって非常に体裁が悪いものだ」と述べた。 中国外務省
米国のジョー・バイデン大統領(左)とロシアのウラジーミル・プーチン大統領(2021年12月6日作成)。(c)MANDEL NGAN and Mikhail Metzel / various sources / AFP 【9月18日 AFP】米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は16日に放映されたインタビューで、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領に対し、化学兵器や戦術核兵器を使わないよう警告した。 米CBSの報道番組「60ミニッツ(60 Minutes)」の抜粋によると、ロシア軍が今月、ウクライナ軍の反転攻勢で多大な損失を被ったことを受けて、プーチン氏が化学兵器か戦術核兵器を使用する可能性について問われると、バイデン氏は「だめだ、だめだ、だめだ」と答えた。 さらに「(使用すれば)第2次世界大戦(World War II)以降の戦争の様相を一変さ
米メリーランド州のアンドルーズ空軍基地で、大統領専用機エアフォースワンから降りたジョー・バイデン大統領(2022年7月20日撮影)。(c)Brendan Smialowski / AFP 【7月21日 AFP】(更新)米国のジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(79)が21日、新型コロナウイルス検査で陽性と判定された。主治医によると軽い倦怠(けんたい)感などの症状があり、自主隔離した上で全執務を行う。 バイデン氏はツイッター(Twitter)にデスクで執務を行う写真を投稿。自身は「元気」で、「忙しくしている」と述べた。 ホワイトハウス(White House)は、バイデン氏が所定回数のワクチンに加え、2度の追加接種も済ませていると指摘。「非常に軽微な症状」があり、製薬大手ファイザー(Pfizer)が開発したコロナ経口治療薬「パクスロビド(Paxlovid)」の服用を開始したと説明し
<「一つの中国」を「認知」しても「支持」せず、「戦略的曖昧性」をとってきたアメリカ。しかし、習近平が台湾を「必ず取り戻す」と公言している以上、バイデンの「3回目の失言」を機にオープンに議論すべきだ> もしも中国が台湾を攻撃したら、アメリカにはその防衛に手を貸す用意と意思がある──米大統領ジョー・バイデンは5月23日、東京での記者会見でそう明言し、世界中を驚かせた。まさか、40年来の基本政策を捨てたのか? 事は対中関係の根幹に関わる微妙な問題なのだが、大統領はまたしても、軽率に口を滑らせたのか。あるいは熟慮の末に、新たな方針をさりげなく打ち出したのか。 毎度のことだが、明確な答えはない。計算ずくなのか、よくある失言の1つなのか。この発言がプラスになるのか、マイナスになるのか。いずれにせよ、アメリカと台湾の関係に新たな不確実性の要素が加わったのは確かだ。 会見でこの発言が飛び出したのは、中国が
軍事航空、ISR、 無人機、サイバー、宇宙、安全保障、最新技術....変化が激しい防衛産業、軍事航空、軍用機、防衛関連宇宙開発、情報収集手段としてのISR、電子戦等の最新技術動向を海外メディアからご紹介します。民間航空のニュースは「ターミナル1」をご覧ください。また、航空事故関連はT4へどうぞ。無断転載を禁じます。YouTubeでご利用の際はあらかじめご連絡ください。 CHIP SOMODEVILLA/GETTY IMAGES 初の太平洋横断公式訪問は、中国への焦点は合わせたままだと各国指導者に理解させるのが目的だ。 ホワイトハウス関係者は、バイデン政権は歩きながらガムを噛むことができる、とよく口にしている。ジョー・バイデン大統領のアジア歴訪が証明のチャンスとなる。 バイデンの東京とソウル公式訪問は火曜日まで、ロシアのウクライナ戦を背景に行われる。ホワイトハウスは、米国が中国の長期的な戦略
アメリカ大統領選挙で当選確実と伝えられた民主党のバイデン前副大統領は演説して勝利を宣言し、「分断ではなく結束を目指す大統領になる」と述べて国民の融和を訴えました。しかし、トランプ大統領は選挙で不正が行われたとして、法廷闘争を続ける姿勢を示していて、今後の対応や支持者の動向が焦点になっています。 3日に投票が行われたアメリカ大統領選挙はトランプ大統領と民主党のバイデン前副大統領が激しく競り合い、各州での開票作業が進む中現地の主要メディアは、バイデン氏が当選を確実にしたと一斉に報じました。 これを受けてバイデン氏は7日夜、日本時間の8日午前、地元デラウェア州で演説を行い、「この国の人たちがもたらした明白な勝利だ。人々の勝利だ」と述べて勝利を宣言しました。 そのうえで、「私は分断ではなく結束を目指す大統領になる。トランプ大統領に投票した人の失望も理解できる。激しい言葉をやめ、相手を敵視するのはや
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